小2息子のいう「オレのやり方」とは。
何かとこだわりが強く、感覚も過敏な息子(小2)。
ここ数日、鼻水が止まらない。熱はない。多分、ちょっとした風邪。
ここで問題なのが、息子が鼻をかめない(かまない)ことだ。
正確に言うと、片方の鼻の穴を塞いでティッシュにチーンする、その行為がどうしても嫌なのだそうだ。小さい頃はやってたはずなんだけどな。
それでどうしているかというと、ずっとティッシュを鼻に詰めている。
サラサラの鼻水の時ならそれでいいのだが、ちょっとドロッとしてきたら、ティッシュを外した時にものすごいことになる。
「え、伸びるチーズ?」と見間違う程に、鼻水ドロッとちゃん(あんまりキレイじゃない話なので、ちょっとかわいく言ってみます)が、びよーんと伸びながら出てくるのだ。
横で宿題をしていた娘(小6)が叫ぶ。
「○○ちゃん、やばーい!ちょっともう、それ、どうにかしてえぇ~!!」
見ると、鼻の穴からティッシュまで20cm近く伸びたドロッとちゃん2本が、吊り橋のようにしなって繋がっている。しかも、今にも落下しそうではないか。
ーーうわぁ~、よくあんなに伸びるな。
私が急いでドロッとちゃんを回収しようとしたら。
息子「触らないで!!オレのやり方があるんだから!!」
ーーえ。「オレのやり方」とは、一体…?
仕方なく、手を貸さずに見守ることに。娘は苦虫を噛み潰したような顔をしている。
それから息子、もう5cmくらいティッシュを持つ手を伸ばした。
まだ伸びるのか!?
…そう思った瞬間。
遂に、力尽きたドロッとちゃんは鼻から離れ、空中で弧を描くように揺れ出てきた。
そう、ブランコのように!
そして、無事にティッシュで回収!…とうまくいくはずもなく、そのままドロッとちゃんはテーブルに落下。
ーーぎょえぇ~!!
今度は私が叫ぶ。娘は、ほら言わんこっちゃない、という表情。
「オレのやり方」とは、ただ単に鼻水を伸ばすだけ伸ばして外に出す、という方法だったようだ。
結局、アルコールで消毒しながら私が拭き取るハメに。
息子「おー!スッキリした。やっぱオレのやり方サイコー!!」
うん、良かったね。
でもそれ、毎回やられたらたまらんのよ。
放っておいても治りそうだが、やっぱり早めに耳鼻科に行こうか、息子よ。
いつになったら気にせず鼻をかんでくれるのだろうか。でも、本人なりに色々工夫はしているので、また新たな(できれば衛生的な)「オレのやり方」を生み出すかもしれない。
複雑な気持ちもあるが、やっぱり否定せずに見守っていこうではないかと心に刻んだ元旦なのだった。
トホホ。
*
最後までお読みいただきありがとうございます。
そして、新年明けましておめでとうございます。
今年の抱負を書くはずが、寝不足で(紅白最高でしたね)こんな内容になりました。
でも私にとっては、これはこれで抱負なのかも。初心を忘れずに、楽しく過ごしていこうと思います。
皆さま、本年もどうぞよろしくお願い致します。
***2024/1/9追記***
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