BLGサムネ1

比江島が栃木ブレックスに入団。スタッツを見てみる。

「7月に宇都宮市のオリオンスクエアで行った会見でお約束した通り、全身全霊を尽くして栃木のためにプレーしたいと思っています」

すでにご存じの通り、比江島が栃木に決まりましたねー。

オーストラリアのブリスベンバレッツを退団したあと、日本のリーグに戻るのか、海外のリーグに行くのかが注目されていましたが、日本のBリーグへ復帰。

栃木へ入団。リーグ登録手続き完了次第、ベンチ登録が可能となるようだ。明日からの天皇杯はおそらくパスだろう。


2ケタの平均得点、40%前後の3点率。高い得点力とシュート成功率に注目

Bリーグ1年目2年目の三河でのスタッツを見てみる。とくに、得点力、シュート成功率に注目する。

日本人選手では数少ない2ケタ平均得点、40%前後の3点率、50%前後の2点率。


■Bリーグ1年目 2016-17年シーズン

29.1分 12.9pts 3.1R

3点率 42%  2点率 49.8%  FT率 76.9%


■Bリーグ2年目 2017-18年シーズン

25.9分 12.9pts 2.9R

3点率 39.5%  2点率 53.9%  FT率 76.0%


得点力は日本代表でも証明済み。特に3点率が40%はすごいですね。3点専門のシューターではないのにこの高さ。単純にシュートが上手い。

アジア一次予選・二次予選でも日本を牽引してくれた得点力。

日本ホームでのオーストラリア戦でも見られた、3点ラインあたりで両手で低いドリブルをして1on1の暗黙の合図をしてからのドライブ(前半の13-14点目あたりだったと思う)。

アウェイのオーストラリアやフィリピンでも見られた、片足を軸にクルクル回るステップからのフェイダウェイ。フィリピン戦ではダンクも決めた。


観客動員が増える大きなきっかけ。それだけに栃木ブレックスのアリーナが既に満席なのがもったいない

オーストラリアから戻ってきた比江島がチームに入れば、どのチームも観客動員数は増える。観客数の増加の火種に確実になってくれる。

それだけに既にアリーナに空席がないキャパ限界が来ている栃木や琉球だと、おそらく数字は変わらない。おそらく比江島が入団一発目のブレックスアリーナは4000人以上は入るだろう。4500人前後がくるかもしれない。

ちなみに栃木のブレックスアリーナでの過去最高は4532人。今シーズンの数字。

よって、キャパの問題でこれ以上はキツイ。どれだけ客が入ろうと、スペースがなければ入れないから。アリーナに余裕がある他チームであれば顕著に数字に出たと思う。

うーん、それだけにもったいない。が、仕方のない不可抗力なのでただそう思っただけ。解決策はなし。



まずはアジア二次予選のアウェイでの2試合(イラン/カタール)、来年のワールドカップ、世界相手にガンガン得点する比江島を見たい。

懐かしい(?)オーストラリアに行く前の栃木ブレックス入団会見の動画、栃木が本日ツイート。せっかくなので、この機会に再度。


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