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【100日後にホノルルマラソン フルで走る40代】当日レポート!後編

12月10日の記録です。

が、今これを書いてる時点でハワイにいます。現地の時間は12月11日の午後17時半です。日本時間では12月12日の午後12時半です。
ホノルルマラソンをフルマラソンで参加しました。こちらはそのレポートになります(長いですが人生で1回はフルマラソンに参加したい、と思ってる方には貴重な情報となるかと思います。お楽しみください)
この記録は運動習慣がほぼ無く、もともと足も超絶遅い40代女性がホノルルマラソンに出たいという夢を叶えるために日々運動した記録を残すためにスタートした100日企画です。

前編はこちらから

13:29 pm

コースの折返し。3時間ほど前に見た人々はあのとき既にここは通り過ぎてたんだな…と考えると自分の考えの甘さに絶望してしまいます。が、何でも日々学び。自分の能力値を客観視できるいい機会です。

周りにほぼ誰もいない

じつは前日、時差ボケで日中に13時間ほど寝てしまったので夜に寝られず。。このあたりから休むとそのまま寝てしまいそうになってました。こんなに体力ないのにこんなコンディションで臨んでしまい、無謀も甚だしいな。。。とこのあたりで思ってました。24km付近でリタイアの車を呼んでた人が脳裏によぎります。

でも、29kmでリタイアしたら、完走メダル貰えないし、何よりここまで頑張った3時間前の自分の努力を3時間後の今の自分が奪ってしまうことになる。

悲しい未来は嫌なんです。今自分が頑張れば、未来は変えられると信じたいんです。

そんなタイプ。

ここまで来たら、もう完走しか選択肢は、ありません!

14:38 pm

32km. あと10km地点まで来ました。

交通規制が解かれて車が走っています。

13時で8時間経っているため、ほとんどの人がゴールしています。
ここからあと10km….気の遠くなるような思いでしたが、あることに気が付き始めました。

どうもクラクションを鳴らして過ぎていく車が多い。
最初は自分に鳴らしてると気づいてなかったのですが、ププッププッとリズミカルだったり、鳴らしたあとに声援をかけてくれていたりして、車の中の人が応援してくれてることに気づきました。ハワイの優しい文化です。それを考えたら、人生でこんなに応援されたこと無いかも…と思えてきました。

私は人を応援するのが好きで、スポーツ観戦も好きだしずっと応援ばかりしてきました。応援される側になって初めて、応援されるってこんなにパワーもらえるんだ、って気付かされました。

15:17 pm

スタートから10時間以上が経過しました。

頂いた食べ物

早朝から10時間。水分補給は何度もしましたがほぼ何も食べてません。口にしたのはゼリーぐらいです。近所の方なのか、そうでないのかはわかりませんが、この時間帯にその場所を通るランナーのことをよくわかっていそうな方々が、このフルーツとおにぎりを手渡してくれて「頑張ってください!」と応援してくださいました。

スタッフTシャツも着てないし、完全なボランティアです。この人達の優しさの源はどこから来てるんだろう…と純粋に感謝の気持が訪れました。とても美味しかったです。

17:19 pm

大変なことになってしまいました。スタートから12時間経ってもゴールに着いていません。19時からミーティングなのに。

ここまで来る間もAlmost!(あとちょっと!)とたくさん応援してもらいました。

多分19時には滞在先に帰れるけど、ちょっと休憩しただけで寝そうになってしまうような状態です。これは駄目だ。。。とリスケの連絡を入れました。申し訳ない。

17:52 pm

26mile地点まで来ました。

42.195km=26.2mile

えっ、急にmile?と思うと思うんですが、実はkmもmileも両方沿道にはありまして、最後の26mileのほうが個人的に感慨深かったのでこっちを撮影しています。看板のちょっと前を行ってる親子が写ってるんですが、彼らが私の直前にゴールしていました。このあたりまで来ると、応援の声がAlmostから拍手やCongratulations!(おめでとう!)に変わっていきました。ああ、やりきれる、、、と思った瞬間です。のこり300mあたり。

18:05 pmごろ

ゴールしたとき、時間を見る余裕もありませんでした。ゴールではまだマラソンイベントのスタッフが残っていて、みんな拍手で迎えてくれて、メダルと完走Tシャツをいただきました。完走した証、と考えるととても私にとって価値のあるものです。嬉しくてちょっと泣きました。

18:09 pm

メダルうれしかったけど、この瞬間はもらったドーナツのほうが嬉しかった

いろんなことを考えた13時間でしたが最後の方は歩数をずっと数えて心頭を滅却していました。駄目だとか疲れたとか一瞬でも思うとゴール出来ない気がしたので。疲れた日本人がブツブツ数を数えていたのでさぞかし周りは心配だったでしょう。。ぱっと見がだいぶヤバかったので応援してくれた人がたくさんいたのかもしれません。反省もたくさんありました。

教訓

  • 1週間ぐらい前に来て時差ボケの解消をすべし

  • 現地で練習できる時間を取るべし

  • ガチで走るなら3:30に行ってスタート地点にできるだけ近い場所を取るべし

  • 練習は毎日少しずつでも行うべし(出来てたけどもっと量やればよかった)

  • 水分補給用のリュックを買うべし(実用的な使い方を感じた日)

  • 日焼け止めは携帯すべし(鼻が真っ赤)

さいごに

この企画を通して、運動習慣の大切さを実感したとともに、応援という行動がいかにありがたいか、孤独から抜け出せるか、を感じたイベントでした。
13時間、、、時間かかりすぎたので来年、リベンジしたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。ぜひ皆様のフルマラソンやその他の挑戦の糧になりましたら幸いです。

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