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お出かけnote4 モリコロパーク①―リニモ

■11月1日にジブリパークが開園しました

ジブリ作品は『となりのトトロ』しか観てない
奇跡の人(違)なので
ジブリパークへは
生きてる間に行けたらいいな、くらいの
軽い気持ちでいます。
が、それはそれとして
11月11日から毎週末、6週間もの期間、
そのお隣にあるモリコロパークで
#あいち市町村フェア  が開催されるとのこと。
そこへ我が推しさまがご出陣とあらば
四の五の言わず、
シュシュっと参上するわけです。

■リニモに乗ろう

モリコロパークは
正式名称を「愛・地球博記念公園」と言います。
2005年に開催された
「愛・地球博」の長久手会場の跡地を
整備して開放された公園です。

名古屋から公共交通機関で行くには
名古屋市営地下鉄東山線 藤が丘駅から
東部丘陵線(リニモ)に乗り換え
愛・地球博記念公園駅で降りる
のが
いちばん分かりやすいと思います。
藤が丘駅からの乗り換えも
一旦外に出る必要はあるものの表示があるので
重度の迷子癖のある私でも
まっすぐ辿り着くことができました。

そして、駅の階段を降りると
今まさに旬のジブリパーク推し‼
でも、だからと言って
めちゃくちゃ推してます‼
あなたも大好きですよね?! みたいな
圧を感じさせるものではなく。


ひっそり佇む感じ
とても微笑ましい空気感でした。

■特等席って上がるよね

で、ICカードで改札を通り
ホームへ下りると
すでにリニモさんがいたですよ。
発車まで間がなかったので
とりあえず乗り込み、
空いてる席を探してうろうろ。
あ、あった!と座ってみるとそこは
進行方向最前列
えぇ、ワタクシったら
なぜかめちゃくちゃ張り切った
お子ちゃま特等席に
ドンっと座ってしまっていた
のです。

でも、座ってしまったのなら仕方ない。
思いっきり楽しみましょ♪と
手に持ってるカメラで
お上りさんよろしく
前方の車窓から見える風景を撮り始めたのです。

すごく楽しかった(笑)
私は鉄道に高揚する性質を持ちませんが
それでも、
乗り心地を確かめたり
写真を撮ったりして過ごす移動時間は
心がこの上なく跳ね、浮き立つものでした。
これぞ、特等席効果かもしれません(笑)

■日常と非日常のあわいにある

リニモが開通した当初
ものっそい大きな話題になったことを
覚えています。
日本でここだけの
「磁気浮上式リニアモーターカー」。
約時速100㎞で無人自動運転。

それは、ドラえもんな未来が実現したような
喧騒と高揚がないまぜになった空気感でした。

で、そこから随分と時間の経った今
リニモは、人々の日常のなかに
当たり前の移動手段として溶け込んでいます。

私が乗ったのが平日の
わりと朝早めの時間帯だったこともあります。
リニモの沿線には大学が多くあり、
倦怠感と眠気をまとった
大学生と思しき人たちが
車内の大半を占めていました。
そのなかに、ちょこちょこいる
私も含めた観光客。
そのグラデーションがおもしろくて。
何より、このグラデーションの変化こそが
当たり前の日常なんだよなぁと
妙に納得したのでした。

■電車とリニモ

リニモには
他の電車にあるような
車輪が線路にあたる音や、
連結部のきしみ、ブレーキ音はありません。
でも、まったくの無音ではないし
揺れだってほんのりある。
乗ってると、
他の電車と変わらない感覚なんですよね。

あれだけ話題になり
みんなが勇んで乗ろうと意気込んでいたものも
時間が経てば当たり前の乗り物になる。

その面白さがきっと
平穏というものの本質なのだろうと
妙に納得顔をしながら
夕方、リニモの藤が丘駅に
吸い込まれていく人々の姿を見ていたのでした。

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