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森林浴で細胞から喜び、私が回復する

森林浴が大好き。歩いて、深呼吸して、佇んで、それだけでココロもカラダも回復する気がする。
海外でも「Shinrin-yoku」として注目を集めている森林浴。
昔は森林浴なんて言葉はなかったのかもしれないし、自然に触れることは日常に溶け込んでいたのかもしれない。


以前は近所の川沿いを朝か夕方ウォーキングしていたこともあったけれど、花粉症がひどくなりやめてしまった。
それからはイベントのように低山や緑の多い公園へ行く感じに変わった。

ある日、山から帰宅して冊子が置きっぱなしであることに気づいた。和の精油(ヒノキ、クロモジ)を購入した時に入っていたもの。何気なく読んでみたら森林浴について書かれていた。なぜ森が癒されるのか科学的根拠のある文章に釘付けになり、またその分野の研究論文が載っている本を読んでからというもの、時間が取れるならランチやショッピングより森林浴がしたいと思うようになった。

木がたくさんある場所ってなぜか神聖で清々しい。五感で癒される。
そのわけにはちゃんと理由があるんだなぁ。

フィトンチッドは樹木が発散する揮発性物質である。樹木や草が有害な物質等から自分の身を守るために発散している成分と言われている。この成分が消臭効果や脱臭効果を持ち、そのおかげで空気が浄化され、森林内が清々しい空気で満たされている。

香りのチカラ より

森林浴をおこない樹木の下を歩くと、副交感神経が優位になり、ストレスホルモンが減少してリラックス状態に導かれ、血圧や心拍数が安定する。

米国で「森林医学」という新しい予防医学・環境医学を確立した李卿氏らの研究報告より




山まで行けなくても、家からドリップコーヒーとお湯とキャンプ用の椅子とテーブル、マグカップを車に積んで野外コーヒーを楽しんだり(これは森林浴とは少し違うけれど)

自然の中で呼吸が深くゆっくりになり、脳に行き渡る酸素量も増え 心からリラックスできる気がする。

こんな実験結果もあるそう

ビジネスマンを対象に行った実験結果より。さらに森林浴後30日が経過してもNK活性の持続効果が認められたという。これは月に1回森林浴をすればたとえ普段はオフィスなどの街中で生活していようと身体は常に高い免疫機能を維持できる可能性を示している。

月に1度でも、木々の間で少しの時間過ごすことができたら、多くの人が知らず知らずのうちに溜め込んでいるストレスや重荷から解放されるかもしれない。自然に触れることは、お金のかからない最高のリラックス法だと思う。

新緑の季節が待ち遠しい!
みなさんもぜひお試しください。

お読みいただきありがとうございました。

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