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生と性

家族で、助産師さんグループのいのちの話を聴きに行った。

…ちなみに、夫はうっかり同行しているかんじです。

君が生まれるとき、お母さんとお父さんが感じたのは、ほぼ喜びで、もちろん不安や戸惑いはあったし、出産は獣に戻る時間だったけど、それでも君を抱いたときに、「かわいい」と心から思ったんだ。

そんなことを思いつつ、でもひとこと言わせてもらうと、

ぬるい!

だって、すごい省略してたもん。

赤ちゃんはどうやって生まれるの?

お父さんの精子がおちんちんを通ってお母さんの子宮に届いて、そこで卵と出会えると、赤ちゃんになるんだよ。

くらいは言ってほしかったところです、せめて。

もっと言うと、

お父さんのおちんちんを、お母さんの膣に入れると、精子と卵子が出会うよ。でも、いろいろな方法があって、精子と卵子をとっておいて、お医者さんが出会わせて、お母さんのお腹に戻す、ってこともあるんだよ。

これくらいは、全然理解できると思うな、子どもだって。

卵子と精子の出会い方を、お腹の中で出会います、ってことにするのは子どもをバカにしてる気がする。

いろんな考え方があるとは思いますが。

そして、私だってそれをいうのが気恥ずかしいから、助産師さんに頼ろうとしたわけだけど。

でも、出産は尊い。そして、出産はお母さんの膣からだけではなく(命の道、とおっしゃってましたが)、帝王切開という方法も同じく尊い。

というのは、私は自然分娩だけど深く頷いた。

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