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初心を忘れないこと

3月22日:一部加筆

多くの方が何年も仕事をしていると、初心を忘れてしまいがちです。
慣れてによって大切な手順を省いてしまい、仕事が疎かになっていませんか?
私自身が社会人になって起こした失敗から学んだこと、気をつけている中で誰にでも当てはまることを少しあげていきたいと思います。

アウトプットから入る

0から何かを作らなければならない仕事を担当したとき、調査や思案をしすぎてしまい、なかなか手をつけられないことはありませんか?

多くの人間は、実際に作ってみた方が作成物の全体像や、それを作るにあたって足りないもの(素材・知識・技術)を把握しやすくなっています。
また、インプットよりもアウトプットを多くすると、クオリティアップのスピードは格段に上がります。

調査で情報を得ることは大切ですが、まずは叩き叩きの叩きを作り、誰かに見てもらうと良いでしょう。
まずは見出しや、落書き程度のものでも構いません。作り出してみましょう。ただ悩んでいるよりも課題や自分に足りないものが見えてきます。

会議のアジェンダを事前に出席者に見せる

私が新卒の会社で新しい取り組みの提案をするとき、初めて自ら大きな会議を設定しました。
大した内容では無かったのですが、課長まで呼んでしまい、終わった後で「お疲れ様。内容的に俺は必要無さそうだったから、次からは事前にリーダーに相談してね。」と言われてしまい、顔面が真っ赤になった思い出があります。これは10年以上経ちますが未だに鮮明に覚えています。

下記の3つを書いて共有するだけでも、事前に「俺必要?」といった質問や、参加者が会議にスムーズに入ることができます。

・何を決めるのか
・背景
・関連資料

事前に伝えることで、参加者が関連する情報を用意してくれるかもしれません。
会議で成果をより上げられるようになるでしょう。

ポジティブな空間を作る

くらーいチーム、好きですか?笑
真剣な雰囲気は良いかもしれませんが、仕事で暗い雰囲気の場は嫌ですよね?

チームで実施した施策については、ディレクターやマーケターなどがKRやKPIになっている数字を計測して、それに前向きな意見を付け加えましょう!
良い結果になっていなくても、次の施策に繋がる糸口はどこかにあるものです。

心理的安全性を担保するためにも、ポジティブ思考を意識することが大切です。

エッセンシャル思考をチームで行う

エッセンシャル思考とは、グレッグ・マキューン作の書籍で紹介されている考え方です。
本質的な要素を見極め、時間とエネルギーを最も効果的に配分し、最高のパフォーマンスを発揮するための技術とされています。

https://www.amazon.co.jp/dp/4761270438/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_CG3JHQA0AMHN2JCNWC6K

エッセンシャル思考では、本質的なもの以外の仕事を断ります。
通常はそれによって、自分以外のメンバーにその仕事が回ることになりますが、私が推奨したいのは「チームで仕事を断る」ことです。

大量の施策を実施することも大切ですが、闇雲に動いていれば良いのでしょうか。
本質的なもの以外は見送る勇気も大切です。

まとめ

本当に10年近くずっと意識しつづけているものだけをざーっと羅列しました。

まだまだ大切なことは沢山有りますが、一旦今日はここまでにしたいと思います。

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