あの丘の向こうへ【Day105】
任地72日目。
ユーカリをインテリアにするために、ユーカリ採りに出かけた。
以前東側のフィールドに出かけた際に行けなかった丘の向こうに下ってみた。(前の記事「Sense of wonder」)
上から見えた赤土の道路は、どうやらアカジェラ国立公園へと続く道路のようだ。
ユーカリとインテリアになりそうな植物を探しながら歩いて行く。
ずりずりと足を滑らせながら下って行くと、キャッサバとバナナの畑が広がっていた。
谷間を降り、上から見えていた赤土道路へと向かう。
大型トラックやバイクが行き交う中、丘の向こう側へと歩いて行く。
後ろに見える丘の稜線に私の家がある。下から見上げると結構降ったのが分かる。
丘の周辺をぐるっと回る形でカーブを過ぎると、その先は真っ直ぐな赤土道路が続いていて、その先には集落が見えた。
小さな集落を歩いていくと土壁の家が多く見受けられた。電気は通っているようだ。
メイズやキャッサバ、豆などが広く栽培されていた。
“ムズングがやってきたぞ”と道にはわらわらと集まってきたが、挨拶をしたら挨拶を返してくれる。
雨雲がやってきたので、急いで引き返して丘を登る。大雨に降られることなく、なんとか無事に戻ることができた。
標高が高いせいか天気が急変する。
まるで山のような天気である。
採ってきたユーカリと草花を吊るしてみた。殺風景なリビングが華やかになった。
トイレと寝室にはユーカリで飾りを作ってみた。蚊除けの効果が出ることを期待したい。
部屋に緑があると落ち着つく。
住みやすい私のお家にして行きたい。
(2019/11/12)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?