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キャラの作り方①ダイアログカルテットモデルと5つ星システム

小説を書く上で重要になってくる「キャラ」。その作り方を2回に分けて解説します。1回目は、物語の進行におけるキャラの役割について、特にキャラの「会話」に的を絞って解説していきます。



ナラティブクエスチョンの解決と弁証法

前回、物語で解決すべき問題を「ナラティブクエスチョン」としました。これは、物語の序盤で提起され、終盤に解決され、解決と同時に物語を終局に向かわせるものです。この問いの答えを導くことが、物語なのです。

さて、このような問題の解決にちょうどいい考え方があります。それが「弁証法」です。これは哲学用語の一つで、論理的に物事を考えるときに用います。まず「テーゼ(≒問題)」を提起します。次に、そのテーゼの反対となるような「アンチテーゼ(≒反論)」を提示します。テーゼとアンチテーゼのやり取りをして、最後にその二つが調和するような「ジンテーゼ(≒解答)」を示します。

物語とは、ナラティブクエスチョンを解決するものです。だから、キャラたちもこの解決に協力するように圧がかかります。「もくじ」のコラムで書きましたが、キャラは「ストーリー」に由来する「役割」を持ちます。それを4役に分けたものが、今回取り扱う「ダイアログカルテットモデル」なのです。

ダイアログカルテットモデル

「ダイアログカルテットモデル」は次の4役から構成されます。

・提起役
・解決役
・反論役
・反応役

「提起役と解決役」は物語の「進行」を担当します。対して、「反論役と反応役」は物語の「共有」を担当します。それぞれの役割を見てみましょう。

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提起役
弁証法における「テーゼ」を担当します。ナラティブクエスチョンそのものを提案する役です。物語における場面の始動を担当します。

解決役
弁証法における「ジンテーゼ」を担当します。ナラティブクエスチョンの解決法を提案する役です。解決役が解決法を提案すると、物語は次の場面へと展開します。

反論役
弁証法における「アンチテーゼ」を担当します。提起役が提示したナラティブクエスチョンの障害、つまり上手くいかない理由などを提案したり、障害そのものを起こします。いわゆるツッコミ役や、うっかりトラップを踏んでしまう不運なトラブルメーカーなどがこの役です。

さらに、次の反応役と共に、問題の不明点を指摘して、読者や仲間たちとの問題共有を促します。例えば、「は?どういうこと?ちょっと意味分かんないんだけど……」と反論役や反応役が言えば、知っている他のキャラが自然と説明を加えてくれます。すると、地の文で説明しなくても、会話の中で説明を行うことができるのです。ついでにキャラも立てられます。

反応役
弁証法には存在しない。しかし、物語において重要な役割です。この役は、物語に欠かせない「感情的」側面、いわゆる出来事に対する「リアクション」を担当します。「え~!?」とか「嘘~!?」とか「ワハハハ」みたいなものです。テレビでもそういう観客のSE(効果音)が入っていた方が面白く感じられます。なぜなら、読者は、物語そのものではなく、その中でキャラがどんな情動でどんな言動をするかを楽しみにしているからです。

さらに、物語の進行に直接関わらないキャラでも、反応役としてなら参加することができます。多くのキャラが登場する作品を書くなら、反応役としてキャラに出番を作る必要が出てくるでしょう。この辺りのやり方は、マンガ「Dr. Stone」が参考になります。

ダイアログカルテットモデルの具体例

具体例として、小話を書いてみました。

アンナは魔法学校に通う赤髪の女の子。ある晩、彼女は同じ部屋で暮らしているお友達に秘密の提案をしました。
「お腹空いたな~。ねえねえ、食糧庫からお菓子を取ってきて、みんなでパーティーをしようよ!」
チェルシーは喜んで、ベッドから跳び起きます。そのとき、パジャマの首元についている黄色いポンポンが弾みました。
「いいね!クッキーにパウンドケーキ……。何がいいかなぁ?」
一方、ベサニーは水色の眉を吊り上げて、こう答えます。
「ダメよ、それって盗み食いじゃない。それに夜中は先生が手分けして見張りをしているから、たどり着く前に見つかって怒られちゃう!」
「そんなぁ……」
しょんぼりするチェルシーを見たダニエラは、枕元をゴソゴソ漁って何かを取り出しました。
「それなら、この『透明マント』を使えば、見つからずに済むんじゃないかしら?」
「何それ!?どこで手に入れたの?」
チェルシーはキラキラした金色の目でダニエラを見ましたが、彼女は「さあ、どこかしらね?」と言って、曖昧に笑うだけでした。さらに、チェルシーは首をかしげて問いかけます。
「どうやって使うの?」
「簡単よ。これで体をすっぽり覆うだけ」
ダニエラはマントを纏います。すると、体が透けて透明になりました。しかし、彼女の薄緑色の頭だけが浮いて見えています。
「こんな風に、はみ出たところは見えちゃうから気をつけるのよ」
「生首みたいでちょっとコワイ!」
チェルシーがそう言っている間に、アンナはもう扉の前に立っています。そわそわした様子で言いました。
「さあ、早く出発しようよ!あま~いお菓子が私たちを待っているわ」

ナラティブクエスチョンは「アンナたちは食糧庫からお菓子を取ってこれるか?」で、ダイアログカルテットモデルに当てはめると、アンナが提起役、ベサニーが反論役、チェルシーが反応役、ダニエラが解決役になります。

こんな感じで、役割を振れば会話をしながら物語を進めていくことができるのです。

5つ星システム

次に、キャラの性格と配役の定番を考える上でとても便利な「5つ星システム」について説明していきます。

元ネタは次のページです。私のバイブルの一つ。

5つ星(ファイブスター)システムとは、キャラが5人組を形成するときに典型的な性格と役割を分類したものです。元ネタでは、男性向け百合アニメに特化したネーミングになっていたので、少し汎用性を上げて次のように命名し直しました。

・牽引役
・巻き込まれ役
・寮母役
・激情家役
・トリックスター役

では、それぞれの特徴について説明していきます。

牽引役
物語の主人公がなりやすいです。イメージカラーは、男の子向けなら「赤」、女の子向けなら「ピンク」。明るい性格で、グループのリーダーなことが多いです。

巻き込まれ役
ツッコミ役なことが多いです。色は「青」。ボヤきのような口に出さない心の中でのツッコミをするパターンもあります。ツッコミに限らず、いいリアクションをしてくれることが巻き込まれ役の条件です。

牽引役が元気なタイプなのに対して、クールなキャラになることが多く、他にも不憫枠になることもあります。語り部や巻き込まれ主人公はこの役になりがちですね。

寮母役
年上、先輩キャラなことが多いです。色は「紫」。おっとりさんや落ち着いている、あるいは常識枠になりがちです。巻き込まれ役に次いで、第二のツッコミ枠です。

ただし、巻き込まれ役がツッコミをしてくれる場合は、みんなを見守り、困っているときに助け船を出すキャラになっていることが多いです。常識人なところが逆に笑いを誘うという話が定番です。

さらに、ゲームの無口系主人公がこの枠に収まっているパターンがしばしば見受けられます。その場合、主人公の相棒に当たるキャラが牽引役や巻き込まれ役を担当します。

例えば、ドラクエビルダーズ2では、最初の島・モンゾーラにたどり着いて以降、現地妻枠の島民であるチャコが牽引役、主人公の相棒の少年シドーが巻き込まれ役、そして主人公はチャコの抱える悩みを解決する力を持つという点で寮母役がピッタリです。彼女がいないときは、他のキャラかシドーが牽引役を担当します。

激情家役
年下、マスコットキャラなことが多いです。色は「黄色」。その他「暖色」がイメージカラーになりやすいです。この役は、強い感情を持っていてそれを表現するかどうかが鍵となります。

裏表のない性格をしていて感情をすぐに表現する場合と、意固地で強情、こだわりが強く頑固な場合があります。前者の場合、情熱的で真っすぐなせいで逆に空回りする話が鉄板です。

さらに元ネタのページだと、他のメンバーの誰かに強い感情を抱いているという特徴が挙げられています。社会性や理性が低く、感情や本能による行動を取ることが多いキャラです。でも、なんやかんやで愛されポジションに収まっている場合がほとんどです。

トリックスター役
5人組の中でも異質な存在。牽引役が不在のときに、牽引役っぽい動きをすることが特に多い役です。もう一人の主人公枠と言えるでしょうか。重要なのは「コイツがいないと詰み」の状態を打開できる能力を持っているかにあります。

現代の設定なのに、占い師や魔術師、あるいはマッド気味な科学者などがここに当たります。無口だけどすごい奴や不思議ちゃん、ミステリアス、非常識な性格、問題児なキャラが該当しやすいです。

あるいは、いつもは4人組だけど一時的な共闘のために参加する5人目のゲストメンバーの場合もありえます。例えば、ロックマンエグゼのライバルキャラである伊集院炎山くんとか。

5つ星システムの具体例と解説

説明だけだと分かりにくいため、具体例を紹介および解説します。

クレヨンしんちゃんのかすかべ防衛隊

牽引役:しんちゃん
巻き込まれ役:マサオくん
寮母役:風間くん
激情家役:ネネちゃん
トリックスター役:ボーちゃん

牽引役は主人公の野原しんのすけこと、しんちゃん。彼は問題も起こしますが、解決にも尽力します。寮母役の風間くんは、メンバーの中でも最も大人びたキャラであり、ツッコミもこなします。代わりに、巻き込まれ役のマサオくんは、すぐに泣いてしまうなどの子どもらしいリアクションで対象視聴者層に合った感情的な意味づけをしています。激情家役のネネちゃんは、怒ると怖いし、「私はイヤよ!」などの感情の発露によって物語を推し進める役を担っています。

トリックスター役のボーちゃんは、おっとりしていてあまりしゃべりませんが、一方でたまに鋭い一言を言います。独特の感性と観察眼を持っており、映画「大人帝国の逆襲」では「園長先生がバスを運転しているのを見ていたから」という理由で、徒歩以外の移動手段のないしんちゃんたちに春日部市からの脱出方法を提供しました。彼がいなかったら、しんちゃんたちはなすすべなく敵に捕まって、物語は詰んでいたでしょう。

騎士竜戦隊リュウソウジャー

牽引役:レッド
巻き込まれ役:ブルー
寮母役:ブラック
激情家役:グリーン
トリックスター役:ピンク

子ども向けは分かりやすいので、さらに戦隊モノを例に挙げます(履修はしていないのでwikiと公式ページからの類推です)。牽引役はレッド、巻き込まれ役はブルーです。性格は定番の、熱血で元気なレッドとクールで知的なブルーという対比です。

ここで面白いのがトリックスター役のピンクです。しずかちゃんポジションと言えばベタな配役なのですが、メインの3人は「牽引役・巻き込まれ役・寮母役」でスリーマンセルを組むことが多いので、ここが珍しいポイントです。

そして、寮母役と激情家役はそれぞれブラックとグリーンで、二人は兄弟です。特にグリーンは兄のブラックに強い憧れを抱いています。激情家役の定番設定ですね。

キラキラ☆プリキュアアラモード

牽引役:キュアホイップ(ピンク)
巻き込まれ役:キュアカスタード(黄色)
寮母役:キュアショコラ(赤)
激情家役:キュアジェラート(青)
トリックスター役:キュアマカロン(紫)

女の子向けなので牽引役はピンクのキュアホイップ。巻き込まれ役は色的には少し定番を外して黄色のキュアカスタード。寮母役は先輩キャラの一人であるキュアショコラ。彼女は妹がいるので、より寮母役らしさがあります。珍しいのが激情家役なのに青がイメージカラーのキュアジェラート。性格は典型的な熱血タイプです。最後にトリックスター役のキュアマカロンはミステリアスなお姉さんキャラ。紫色がぴったりです。

5つ星システムとダイアログカルテットモデルの関係

5つ星システムの役割は、(先に述べた)ダイアログカルテットモデルにおける「進行役」の「提起・解決」能力に差があります。

問題「提起」能力は
「牽引役>トリックスター役>激情家役>巻き込まれ役>寮母役」、
問題「解決」能力は
「トリックスター役>寮母役>牽引役>巻き込まれ役>激情家役」、
の順となります。それを大まかに図にすると次のようになります。

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そのため、どの役割を取りやすいかにも差が出ます。傾向としては5つ星システムの各配役は、次の役割を取りやすいです。

牽引役:提起・解決
巻き込まれ役:反論・反応
寮母役:解決・反応 (+キャラによっては反論)
激情家役:提起・反応
トリックスター役:提起・解決・反論

あくまでこれらは傾向であり、カルテットモデルの役割はシーンごとに変わる可能性があります。なので、一つの目安として使いましょう。

キャラの汎用性

5つ星システムで担える役割が多いほど、キャラの汎用性が高いと言えます。なぜなら、他の様々なキャラ同士とグループを作ったときに、どの組合せでもキャラ被りしない立ち位置におけるからです。

汎用性ポイントの最大は「5」です。具体的には、Fateシリーズの「ランサー」こと「クー・フーリン」が該当します。彼は、主役にヨシ、ツッコミや不憫枠にヨシ、兄貴でヨシ、感情的にも動けてヨシ、宝具の特殊性と強さもヨシ、の5拍子揃ってヨシ!の使い勝手のよいキャラです。

対して、最小は「1」です。具体的には、新世紀エヴァンゲリオンの「碇ゲンドウ」が該当します。なぜなら、彼は、意固地と言う点で激情家役しか取れなそうだからです。確かに、年齢的には大人で年上ですが、(葛城ミサトと違い)息子を放っておくような性格なので寮母役は向かなそうです。まったく、尖った性能ですね……。

普通は2~3くらいです。どのキャラをどの役にするかによって見せ場が変わってきますし、汎用性の低いキャラから役を埋めていかないと、後でキャラの立ち位置が被って悩むことになります。なので、配分やバランスに注意して設定をしていきましょう。

おわりに

次回は役割に依らない、キャラの個性や性格、そして地の文での描写に関わってくる部分の作り方や考え方を解説します。よろしければ、スキを押していただければ幸いです。


おまけ・5つ星システムの具体例②

おまけでは、5つ星システムの応用やひねったパターンを紹介します。

ドラえもん

のび太:牽引役(+巻き込まれ役)
ドラえもん:巻き込まれ役(+寮母役)
スネ夫:寮母役(+激情家役)
ジャイアン:激情家役(+牽引役)
しずかちゃん:トリックスター役

この作品は5つ星システムで分類するのが少し難しいところがあります。なぜなら、マジック・ザ・ギャザリングで言うところの「第2色」の役を持っているからです。

しかし原則としては、牽引役は主人公のび太でしょう。しんちゃんと同じく問題もよく起こしますが、彼の機転で解決することも多いからです。巻き込まれ役はドラえもん。彼は巻き込まれ役にしては問題の解決能力が高い理由は寮母役の要素も持っているからでしょう。

その分、寮母役のスネ夫は少し印象が弱くなっています。それは彼が激情家役の要素を持っているからです。それは、ジャイアンとつるんでいる点から読み取れます。けれど、映画版ではよく大人びたところを見せてくれるので、彼は基本的には寮母役に当たります。ジャイアンが激情家役は分かりやすい。ただし、リサイタルなどで彼が牽引役を務めるときもあります。その場合はのび太は巻き込まれ役になります。

最後にトリックスター役のしずかちゃん。映画だと顕著ですが、現地のキャラと特に友好を深めるため、ピンチに陥ったときに助けを呼べば来てくれるようになります。しずかちゃんがペガサスを助けたから、窮地に陥ったときに助けに来てくれた、というような展開です。

魔進戦隊キラメイジャー

牽引役:レッド
巻き込まれ役:イエロー
寮母役:ピンク
激情家役:グリーン
トリックスター役:ブルー

「リュウソウジャー」の次のシリーズであるこの作品は、5つ星システムに当てはめると全体的に色と配役が変わり種で面白いです(これも履修はしていないのでpixiv大百科と公式ページからの類推です)。その顕著な例が主人公以外の男性キャラ2名。

激情家役の定番色の「イエロー」が、寮母役の典型である年上サブリーダーで、実際に分類すると「巻き込まれ役」ということになっています。確かに、銀魂の「近藤勲」のような年上リーダーで巻き込まれ役はいるにはいますが、かなり珍しい。

さらに、ブルーがトリックスター役なのも珍しいですね。ライバルキャラの配色になりやすい青ですが、実力は十分だが少しズレたところのある性格的にトリックスター役っぽいです。類似キャラとしてルパン三世の石川五ェ門が挙げられるでしょうか。

ジョジョの奇妙な冒険・第三部のジョースター御一行

牽引役:ジョセフ・ジョースター
巻き込まれ役:ジャン・ピエール・ポルナレフ
寮母役:花京院典明
激情家役:モハメド・アブドゥル
トリックスター役:空条承太郎

ジョジョ3部は、そもそも全員が揃う期間が短く、かつ戦闘もタイマンかタッグ戦がメインですが、珍しいので紹介します。それは、主人公の空条承太郎がトリックスター役ということです。理由としては「無敵の承太郎さんが何とかしてくれそう」だから。切れ者で能力もシンプルに強いので、一人で盤面をひっくり返す凄みがあります。

彼はクールで頼れるヤンキーというキャラづけですが、実は物語を積極的に牽引しているわけではありません。どちらかというと巻き込まれ主人公に近いとすら言えます。冒険の旅に出たのも、彼の母親が血による因縁に巻き込まれ、病に倒れたのを何とかするためです。なので、むしろ牽引役はジョセフや根明な直情タイプのポルナレフでしょう。

しかも、承太郎のプッツンすると怖いヤンキー的な性格から激情家役の素質もあるのですが、異国の占い師というトリックスター役に適性がありそうなアブドゥルと配役が被りがちなんですよね。ただ、アブドゥルは雑に強い能力を持っているにも関わらず、戦績はあまり芳しくありません。なので、後半でアブドゥルがより熱血で豪快な性格を露わにするようになったのは、承太郎との配役被りを抑えてキャラを棲み分けるという点でいい調整だと思います。ま、グループでの戦いはないんですけどね。

魔法少女まどか☆マギカ(アニメ版4~9話)

牽引役:美樹さやか
巻き込まれ役:鹿目まどか
寮母役:キュゥべえ
激情家役:佐倉杏子
トリックスター役:暁美ほむら

面白い例として「まどか☆マギカ」を上げておきます。4~9話は、典型的な寮母役の「巴マミ」が不在の状態です。代わりに、寮母役らしいふるまいをするのが、魔法少女のマスコットキャラ的な存在である「キュゥべえ」。彼(?)は魔法少女とは何たるものか、どんな存在かという、そのシステムの規範について説いてくるので、意外かもしれませんが寮母役なんですよね。

さらに主人公のまどかは、終止、物語を牽引しません。ずっと巻き込まれ主人公の状態です。この範疇でも、牽引役のさやかがどんどん闇堕ちしていくのに関与しているだけなんですね。

杏子はさやかに執着してバチバチに対立するので激情家役、事情に詳しい上に強力な能力を持っているほむらはトリックスター役というのは分かりやすい配役でしょう。ほむらがいなければ、さやかのソウルジェムは取り戻せなかったはずです。


……こんな感じで、皆さんも自分の好きな作品で考えてみると楽しいですよ。では、また次回のコラムで。

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