先日、GT-1000COREの購入を検討している時に調査した結果、もしかすると今年（2024年）にGT-1000の後継機種が発売される可能性が高いと感じたので、GT-1000COREの購入を思いとどまりました。そこで、その考察内容をまとめさせていただきました。
※リーク情報などは一切なく、ただのアマチュアミュージシャンの考えをまとめたものなので、信憑性はありません。

１．フラッグシップモデルの発売時期

BOSSのマルチエフェクターのフラッグシップモデルであるGTシリーズの発売年をまとめます。

• 1996年　GT-5 発売

• 1998年　GT-3 発売

• 2001年　GT-6 発売

• 2004年　GT-8 発売

• 2008年　GT-10 発売

• 2012年　GT-100 発売

• 2016年　GT-1 発売　※GT-100の廉価版

• 2018年　GT-1000 発売

• 2020年　GT-1000CORE　発売　※GT-1000のコンパクト版

上記を見ていただけると、GT-8 からは、ほぼ4年ごとにフラッグシップモデルが発売されていることがわかります。そして、最新の GT-1000 の発売からは6年、そのコンパクト版の GT-1000CORE の発売から４年経過しています。これらを考慮すると、2024年に新製品が発売される可能性が高いように思えます。

２．GT-1000シリーズのアップデートについて

GT-1000 はシステムアップデートを行うことで、新機能の追加などを行うことが出来ます。そのアップデートの最新版は2023年12月にリリースされた[Ver.3.21]ですがこれは不具合の修正のみです。その以前に機能追加をされたアップデートは2022年01月にリリースされた[Ver.3.20]まで遡ります。つまり、2024年01月現在、丸2年間機能追加がなされていない状態にあります。
これは、GT-1000 シリーズの更新が滞っていて、新シリーズの開発に社内リソースが割かれているように予想されます。
比較対象として、2015年に発売された LINE6 の Helix シリーズのアップデートを見ると、2023年11月に追加機能を含む[HX 3.70]がリリースされており、その後、同年12月には「HX One」という同シリーズの新製品が発売されました。
これらを考慮すると、BOSS としては GT-1000 シリーズの新商品ではなく後継機種の開発に力を入れているのではないかと予想しています。

３．他のマルチエフェクターのシリーズについて

廉価版も2022年03月に GX-100 が、長らく新製品が出ていなかったMEシリーズも2023年07月に ME-90 が発売されています。そのため、フラグシップモデルである GT-1000 の後継機種の発売が待たれている状況にあると思われます。

４．COREの同時発売の可能性

上記の理由から、GT-1000 の後継機種が近年（僕は2024年だと考えています）に発売されるのは、かなり可能性が高いと思います。
さらに、個人的な希望的な観測ではあるのですが、後継機種は従来フロアタイプと同時にCOREタイプも発売される可能性もあるのではないかとも考えています。
これは、以前に投稿した記事の今後の方向性からもあるように、機材のコンパクト化がどんどん進んでいます。そのため、フロアタイプよりもCOREタイプの方が市場規模が大きくなっているように感じます。その状況下で、フロアタイプを先行して発売してしまうと、Line6などの他メーカーがソフトウェアアップデートで対抗する期間を設けてしまうことになり、COREタイプの売り上げに影響が出る可能性が高いと思われます。
そのため、企業戦略的にはフロアタイプとCOREタイプの同時発売、もしくはCOREタイプの先行発売が優れていると思います。問題は商品開発の進め方とどこまでリソースを割けるかだとは思います。

５．まとめ

最後のCOREタイプの同時発売は、僕自身が欲しいということでかなりバイアスがかかった意見だとは思いますが、それ以外はそれなりに筋が通った推察になっているかと思います。
兎にも角にも、僕が言いたいことは、「新製品を楽しみにしてるので早く出してくれ！」ということだけです。