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うずめ飯〜郷土料理をいただこう〜

 今日の給食に「うずめ飯」が登場しました。
「うずめ飯」は津和野藩の郷土料理と言われています。ごはんの下に具材を”うずめる”ことから「うずめ飯」と言われます。具材をご飯の下に隠すのは、贅沢な食材を食べていることを悟られないため…と子どもの頃聞いたことがあります。江戸時代のこの地方の庶民の苦労が現れている料理ですね。

当番さんもうずめ飯を配膳するにはテクニックが必要です。

 うずめ飯はいつもの丼ものの配膳とは少し勝手が違います。丼にまずは、具材(汁物)を入れ、その上にご飯を敷き詰めます。「今日は、お汁が先、ご飯が後だよ。」そんな声が聞こえてきました。

きれいに盛り付けられていますね。

 また、配膳した後は刻み海苔をのせ、お好みに応じて「わさび」を添えることも可能です。なかなか学校給食でこのような細やかな対応ができるところは少ないんじゃないかなと思います。ありがたいことです。

 給食は当然、安全で、学年に応じて昼食に必要な栄養素を与えることが大切なことです。しかし、今回のように地元の郷土料理、伝統食を献立に加え食と地域・生活を結ぶこともとっても大切なことですね。

 実は昨日は「プリカセ デ ポーヨ」というキューバ料理がでました。バラエティー豊かでおいしくて、学びの多い給食に感謝感謝です。

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