人間は相手の顔から能力や性格を判断している。

ただ、顔は変えることができないので、体型を変えることに集中したい。

アメリカの大学の研究では、様々な体型の男女の画像140枚を76人の学生たちに見せ、そこに写っている人の性格を判断する実験を行っている。

具体的には、「支配的、怖そう、強そう、物静かそう、内向的っぽい、外向的っぽい」といった人間の性格を表す言葉の中から、写真の人物がどんな性格と思うかを当てはめてもらった。

つまり、写真を見て、どういう印象を受けるかを答えてもらったのである。

その結果、性格は体型の影響を受けていることがわかった。

普通に考えて、表情などから印象を読み取っていれば、同じような体型でも受ける印象はそれぞれ変わるはず。

例えば、同じように痩せている人でも、表情などから明るそうと思われる人もいれば、暗そうと思われる人もいる。

ところが、実際には、体型によって性格の判断にかなり偏りがあった。

まず、ほとんどの人が太っているに対して、「怠惰、怠け者、おっちょこちょい」とネガティブな特性を当てはめた。

逆に痩せている人に対しては、「自信がある、情熱的」というポジティブな特性を当てはめる傾向が大きかった。

ちなみに、運動をすると人間関係が変わるとか、人生が変わると言われている。

太っている人が体型を変えるだけで、印象がガラッと変わり、自信があるとか、情熱的な人だと見られるようになるので、運動して体重を落とした方がいいだろう。

また、筋肉のついた男性的な体型の男性、またはいわゆる女性的な体型の女性は、どちらも「外向的、活動的、行動力がある」と判断されやすい。

もう少し外向的に見られたいとか、色々な人と仲良く話したいと思うのなら、外向的でよく話しそうな人だと思われる体型になれば、相手から話しかけられるようになる。