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022« 2016年 サンペドロデアタカマで待ち合わせ

3月。

2週間くらいの日程で、南米チリのアタカマ砂漠からボリビアのウユニ塩湖へ向かう。
友人と2人旅。
仕事の休みを自分のほうが多く取れたので、友人より先にチリへ出発した。
チリの首都サンティアゴからサンペドロデアタカマまで行き数日滞在し、友人と合流する日となった。
友人と合流する前の記録はコチラ。


002« 2016年 サンティアゴ〜サンペドロデアタカマ https://note.com/esistleer/n/nbec52e65e20f

018« 2016年 チリ、サンペドロデアタカマで数日 https://note.com/esistleer/n/nadc7a73f1f6a

いままでの人生で、友人と会うためにどこかで待ち合わせするのに、この時以上にドキドキしたことはあったか?いや、ないはず。
とはいっても、自分は宿で待っていれば良いだけであり、ドキドキするべきは自分ではなく、友人のほうだ。そして、お互いにWi-Fiなくても連絡できるツールを持っていなく、それが緊張へさらに輪をかける形となった。緊張その1。

友人はチリのサンティアゴに到着してから、アタカマ砂漠の最寄り空港であるカラマという街への国内線航空券を買う段取りになっていた。
日本からの国際線の遅延対策はこうするしかない。
サンティアゴに何時に到着するか、定刻なのか遅延なのか。そのときになってみないと分からない。緊張その2。

そもそも、こういった心配事を回避するのに一番良かったのは、友人と一緒に最初からスタートすることだった。
しかし、アタカマ砂漠を色々調べていて、ここもこれも見たい。。と思うものが意外に多かった。
またもう一度来られるかは分からない、友人に相談し先に出発することにした。


合流の日、友人からサンティアゴ空港に到着し空港Wi-Fiが拾えないから(無いから?)空港内のスタバに入ったと連絡が来た。
飛び上がるほど安堵した。カラマ行き国内線の航空券も無事に買えたとのこと。
友人はこの後、国内線に乗りカラマ空港から今度はバスに乗ってアタカマ村に向かう。
そのバスというのが、情報がいまいちヒットせず、実際に乗ったことのある人のブログがひとつ出てきた。
バスはアタカマ村の複数箇所の宿に寄るそうなのだけど、はたして我々が予約している宿にも寄るのだろうか。
こういう時って、高級だったり大きめな宿にしか寄らないのではないだろうか。安さで選んだ庶民派こじんまりなこの宿はどうだろうか。緊張その3。

あとは待つのみになった。
カラマ空港に到着する時間、空港からアタカマ村までの所要時間、もろもろ計算して、そろそろ着くかな、、という頃。
宿の部屋の外は中庭のようになっていて、テーブルと椅子もあるので、そこでソワソワしていた。
宿の玄関に何度か人の出入りがあった後、コロコロのついたバッグを2つ引き、さらにリュックを背負った友人がついに現れた。なぜそんなに大荷物なのか。
それは良いとして、心の中でジャンピングスタンディングオベーションをし、先輩面で宿の説明をし、ツアーショップで複数いろいろと申し込み、明日からこれじゃあ睡眠時間ほとんど無いじゃん?という怒涛の観光スケジュールとなった。
よし、じゃあ長旅で疲れたでしょ?ゆっくり夕飯でも食べよう!ということには全くならず、近くの売店でカップ麺のマルチャンを発見。
それをお互いに買って部屋でズゾーとすすって、翌朝高所にある間欠泉に行くべく約3時間後に起床。

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