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17. to と for の考え方

変に難しく覚える人が多いので、
シンプルに説明します。


問題 ①

百道のテレビ局前のバス停にて

白塗り部分に入る単語は何でしょうか。
制限時間は3秒。

はい、終了。


答え

for

です。

・to ~:~は 目的地
・for ~:~は 方向

を表します。つまり、

to Tenjin は 天神が目的地 なので、
天神に着きます。

for Tenjin は 天神方向に向かう なので、
天神に着くかもしれないし、着かないかもしれない。
どっちか、わかりません。

こういう違いです。

これは場所だけでなく、
 にも当てはまります。

例えば、

I gave a book to him.
彼に本をプレゼントした。

I bought a book for him.
彼に本を買った。

よく give型 / buy型 と言われますけど、

その行動が相手を必要とするかどうか

が、ポイントなんです。

give は 与える なので、絶対に相手が必要です。
目的地がイメージできます。だから to です。

buy は 買う なので、
相手がいようが、いまいが関係ありません。
だから for です。


問題 ②

I read a book ( to / for ) him yesterday.
彼に本を読んだ

は、to / for のどっちでしょうか。
制限時間は3秒。

はい、終了。


答え

to

が正解です。

これは 読み聞かせる なので、
絶対に相手が必要だからです。

for ~:~のために

という日本語訳で判断して、
for を言いませんでしたか?ダメですよ。


以上です。

覚え方は人それぞれですけど、
日本語訳だけでなく、イメージで覚えると、
無駄な暗記をしなくて済みます。

参考にしてください。

ではでは ✋

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