見出し画像

どうせなら燃費良く生きたい■□下田コラム□■vol.27

ハイブリッドカーが増えてきていますね。
燃費がどんどん向上しています。

「脱炭素」が叫ばれ、もうそれを考えることなしにビジネスは成り立たなくなっています。

少ないエネルギーで効率よく走る。

自動車だけではなく、人間もそうありたいものです。

人間が燃費良く生きるとはどういうことでしょうか。

僕が思うには、胸に秘めた静かな闘志を燃やし続けながら生きることです。
燃え上がる太い炎ではないけれど、小さな炎がずっと燃え続けている感じです。
遠赤外線で一定の温度でずっと周囲を温めているような感覚です。
風が吹いても雨が降っても変わらず、ずっと燃え続けています。

どうやったらそんな炎を胸の内に燃やし続けられるのでしょうか。

その答えが「内発的動機付け」です。

「内発的動機付け」とは、外からの刺激に触発されるのではなく、自分の内から湧き上がってくる感覚に触発されるものです。

外からの刺激とは、「これを達成すれば年収が上がる」といったものだけではありません。
「人からよく見られたい」「人を見返したい」といったものも外からの刺激への反応です。

これらをエネルギーにすると、一瞬はとても大きな炎になりますが、長続きしません。
なぜなら、常に自分の外に燃やすための材料を必要とするからです。
燃料を焚べて、なくなったらまた焚べてとやっているような感じです。

それに対して、内発的な動機の場合は、内から泉のようにどんどん燃料が湧き上がってくるような感じです。
つまり、自分の外に燃やす材料を必要としないのです。

だから、燃料探しに無駄なエネルギーを使う必要がありません。

内発的動機ってどのようにして作り出していくといいのでしょうか?

個人にも企業にも言える 内発的動機、僕はそれこそが、今世間で言葉があふれているパーパスだと思います。
パーパスとは、「企業の存在意義」「企業の目的」を明らかにしたような言葉です。

つまり、「うちの会社は何のために存在するのか?」「うちの会社の存在が世の中にとってどんなプラスの意味があるのか?」を明確にしたものです。

その内容は、当然世間に受け入れられるものだし、働く社員にとっても、誇らしく思えるものです。

下田コラムvol.27-insert

そうしてパーパスが明らかになっていくことで、内発的動機を作り出していきます。

ただ、僕はこれだけでは足りないとも思っています。
さらに、次のような作文が作れると、もっと強い内発的動機を作り出していきます。

それは、
「〜という存在意義を持っている私たちが」
「〜という価値観を大切にしながら」
「〜という使命を持って」
「〜を実現させていく」

です。

この構造で、世間から存在を強く肯定され、働く人が誇らしく感じるものになるように、何度も文書を研いでいきます。

研ぎ澄まされた文章は、人の心を揺さぶり続けながら、静かに燃え続ける炎となっていきます。
それが、泉の如く、働く人の内発的動機を作り出していきます。

そして、この作文自体が、上から順に、「パーパス」「バリュー」「ミッション」「ビジョン」です。
「バリュー」だの「ミッション」だのいろいろ言われるが、これらの関連性がわからないという声もよく聞きます。

作文がうまく作れると、これらの横文字をうまく整理することもできます。

=======================

エスパシオでは目的・目標設定をし、成果を出すことについて学べるセミナーを3月に開催いたします!ぜひご参加ください♪

●『成果の出し方』マスター講座●

〜一生つかえる技術を2日で習得する!〜

日時:2022年3月8日(火)・22日(火)10:30〜17:00 2日連続開催

詳細・お申し込み:https://peatix.com/event/3064108

成果を出すには、自分にとって価値のある未来を見つけ出し、そこに向かう計画を立て、それを実行することが大事なのです。
この講座では、多くの方が実践し結果を出してきた心理学やメンタルトレーニングなどの科学的手法から編み出した原田メソッドを体系的に学ぶことができます。
多くの一流アスリートや経営者も学んだ技術を身につけて、「価値ある成果」を獲得しましょう。

画像1

画像2

組織文化設計の学校 Facebookページ>
https://www.facebook.com/組織文化設計の学校-105229505168076/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?