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富山の快速高校生投手一覧

今年の富山は例年に比べ、140km/h台を投げる投手が多いように思います。先日も不二越工の下司凱世投手を紹介しましたが、5月6日の試合(春季富山県大会準決勝・富山商戦)でも高岡第一の土肥洋介投手が145km/hを計時。前の準々決勝でも145km/hを計時したそうです。

5月6日の試合では2回を投げ、1安打1四球1失点という内容でした。肝心の球速については遅くても130km/h後半、常時140km/h前後が出ており、夏にはさらなる球速アップが期待できそうです。

氷見の青野拓海投手はセンバツに出ましたからよく知られた存在でしょうが、今回の春の県大会は腰の怪我のために登板は無し。夏の復活が待たれます。現在の最速は143km/hですが、センバツ前の練習の際にさらに速い球を投げたという話があります。

高岡商には左腕の横江壱吹投手と右腕の近藤泰星投手が141km/hが最速(報知高校野球5月号より)。

昨秋、富山県高野連がアルペンスタジアムに東海大相模を迎え、強化試合を行った時の動画です。サムネイルが東海大相模の選手ですが、両投手とも映っています。横江投手は1年生の時から期待された存在でしたが、この春のピッチングを観ていると、「もっとできるだろう」と勝手ながら思ってしまいます。夏に期待しましょう。

もう一つの伝統校・富山商ではエース右腕の上田海翔投手(3年)は最速141km/hとのこと。

5月6日の高岡第一戦では136km/hが最速でした。このほか、2年生の森亮太投手が昨秋の1年生大会で138km/hを計時したとの情報があり、すでに140km/h台に乗せている可能性は高そう(北日本新聞によれば、現在の最速は139km/hとの事)です。今年の富山商は総合力が高そうで、久しぶりの甲子園出場が期待できます。

他にも140km/h台に乗せている投手はいるかもしれませんが、自分が数字を把握しているのはこのあたり。魚津の須加和剛投手がいいという話も聴いていますし、最近だと桜井の小林斗輝選手が投打で活躍し、スポーツ紙の記事になりました。

これだけ球速の情報が出てくるのは、昨年から富山県内の高校野球の会場で球速表示を始めたというのは要因としてありそう(それまでは富山開催の北信越大会の時にだけ行っていた)ですが、いい投手が多くいることは確実でしょう。

今年の夏はどのカードを観に行こうかと目移りすること確実です。



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