チャレンジすることの大切さ6

 チャレンジすることというタイトルですが、その意味はいくつかの側面があると捉えています。そのうちの一つが、少し苦手なことに挑戦してみるという意味です。

 自分はさほどお酒が強い方ではないため、職場の飲み会とかに参加する以外にはそれほど飲みに行くタイプではありません。したがって、一人で居酒屋とかバーに飲みに行くなんて一度も経験したことがありませんでした。想像つくんですよね、お店で一人で手持ちぶさたになってスマホつついているだけの自分が。なので、一度も行ったことがありませんでした。ほんの数ヶ月前まで。

 ですが、これまたなんでそう思ったのかはよく分かりませんが、「苦手なことにも少し挑戦してみよう。バーに一人で飲みに行ったらどんな感じになるかな!?」とふと思いました。そこで、インスタグラムで検索して、初心者でも大丈夫そうなお店を探して行ってみることになりました。が、心の壁はそれほど低くなく、お店の近くまで行くものの、なかなかドアを開けるまでには至りませんでした。そんなことを3回くらい繰り返し、ようやく”えいや!”の気持ちでドアを開ける日が訪れます。カウンターに一人で座りました。店員さんとなんとか会話しながらビールでも飲もうと思ったのですが、そんなに簡単ではありません。。。お店の方は明らかに”いちげんさんがやってきたな...”っていう雰囲気が出ています。なので、なかなか声もかけにくい雰囲気です。長かったですね、最初の1時間が。何回思ったことか…「なんでこんなことしてるんだろう」って。ただ、それでもせっかく来たのだからと思い、なんとか他の常連さんと店員さんとの会話にうまく潜り込もうとしました。そしたらその常連さんがきさくな方だったので、一言二言返してくれたりするわけです。そこからなんとか会話を展開しようと少しづつ話をしていきました。

 とすると、展開がある時ガラッと変わりました。その方は香水屋さんを営んでいる方でしたので、自分が昔使っていた香水のブランド名を伝えてみました。「実は以前、ペンハリガンのサルトリアルを使用していたことがあったんですよ!」と。そしたらビックリビックリ!「本当ですか?実は以前僕はそのペンハリガンで働いていたんですよ!サルトリアルは重めですよね!なかなかなやつを選びましたね☺」と。都会とはほどとおい街で住んでるので、ペンハリガンという単語自体を日常会話で使うこと自体がなかった自分としては、会話でペンハリガンを口にする機会に巡り合っただけでもビックリなのに、なんとペンハリガンで働いている方とお話させていただく機会に巡り合えたことにビックリです!その後は、他の香水の話からUKミュージックの話、スーツの話など色んな話に展開していき、メチャメチャ楽しい時間になりました。あの最初の1時間はなんだったんだというほどに。

 こうしてチャレンジしてみると思わぬ展開が起きるものだなと本当にビックリしました。もちろんいつもこういくとは限らないとは思うのですが、でもこんなことも起きるのもまた事実です。

 なんだかとても不思議なんですよね、思いつきで始めた腕立て伏せから、思いつきでバーに一人で飲みに行くことで、こんな面白いことが起きるなんて!

  (ということで、本日はこの辺で。)

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