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⚽⚽⚽身近なところで選手への誹謗中傷が問題となったのでnoteを書きました

こんにちは。普段は「麻雀note書きおじさん(笑)」と名乗り、面白可笑しく麻雀についてのnoteを書いている者です。名前(ペンネーム?)がふざけていることから、何となく察してください。ちなみに、「越佐」は「越後」と「佐渡」を合わせた言葉(「越佐海峡」など)です。「えっさっさ」のほうには、特に意味などありません(笑)。

そんな私ですが、たまに真面目なことも書きます。つまり、何でも書くってことですね。何でも書いちゃうので、たまにはサッカーのnoteを書くこともあるんです。今回は、タイトルにもある「身近なところで選手への誹謗中傷が問題となった」ことについて、私なりの意見を述べてみたいと思います。




そりゃあ私だって驚きましたよ

それは春分の日の翌日、つまり祝日明けのことでした。2024明治安田J1リーグは4節まで終了し、我がアルビレックス新潟は2勝1分け1敗の7位。今年の目標である「てっぺん」(=優勝)を目指すには、まずまずのスタートだったと思います。

「ついにJ1でもタイトルが狙えそうだな」と、素人ながらも好感触を得ていた私。ところが、そんな私に朝から冷水を浴びせるような知らせが届いたのです。

「マジで!!????」と、私は思わず声に出してしまいました。とはいえ、広島側の事情を知れば、オファーを出してきたことに少しは理解できましたが。

このnoteにこっそり書きましたけど、私はサンフレッチェ広島が今年のJ1リーグを制すると予想しています。優勝を狙えるチームでかつ資金力があるならば、GK以外守備的なポジションを一通りできる新井選手にオファーを出すのも不思議ではありません。「いいところを狙ってきたな」とは思いました。

私が不意を突かれたのは、そのタイミングでした。「えっ?今から移籍って可能なの?

私はJリーグのシーズン開始後は移籍マーケットが閉じると思い込んでいましたが、どうやら今年は3月27日まで移籍可能だったんですね。そういえば、ヨーロッパって7月下旬くらいからシーズンが徐々に始まるけど、8月末から9月上旬まで移籍マーケットが開いているものでした。今ならば、そういったこともすぐに思い出せるのですが。

朝からモヤッとするニュースを聞き、私は気が気じゃない感じのまま午前を過ごしました。そして、午後になり、

新井直人選手の完全移籍が正式に発表されたのです。私の頭の中は、

このタイミングでそうなるとは
しかもレンタルじゃなくて完全移籍なのか
今年は副将に指名されたのに
アルビサポをやっている限りは選手の流出に慣れているつもりだけどさすがに今回のはキツいなぁ…

といったことでいっぱいになりました。シーズン中盤までは同じメンバーで戦うものだと思い込んでいたので、不意打ちを食らったようなものだったんですね。移籍への心構えが出来ていなかったんです。

その日の夜に北中米W杯アジア2次予選の日本vs北朝鮮が国立競技場で行われましたが、突然の移籍報道でそれどころではありませんでした。ただただ私は悲しかったです。

ところが、この移籍報道があった後に、良くない動きが多く見られることになりました。

悲しい出来事があったとはいえ、さすがに誹謗中傷は容認できません。アルビレックス新潟が新井選手やサンフレッチェ広島に謝罪し、誹謗中傷に対して適切な対処を取るのは当然です。もしも誹謗中傷する投稿を行ったのがアルビレックス新潟のサポーターだったなら、アルビレックス新潟の運営本体にそのような対処をさせたことに対して申し訳なく思うべきでしょう。

移籍報道を耳にして、己の感情を怒りに変えた人が多かった背景は、何となく想像つきます。

上は2024年1月にアルビレックス新潟と契約更新した際の記事。下はサンフレッチェ広島に完全移籍した際のものです。

確かに、「そんなことを言っていたのにどうして移籍しちゃうんだ!?」って思った人がいたのは、ほんの僅かですけど理解できます。新井選手の優れている点を最も理解しているのは、アルビサポだと言っても過言ではありませんから。それでも、誹謗中傷は以ての外なのです。絶対にやってはいけません。

状況はさらに酷くなりました。

選手やチームだけでなく、無関係であるはずの家族にまでどうこう言うのはダメです。ましてや、誹謗中傷なんて完全にアウト。そのおかげで、「私はアルビレックス新潟のサポーターです」と胸を張って言えない状況になっています。

もちろん、大多数のサポーターが「誹謗中傷はダメ」だと知っているはずです。しかし、一部のサポーター(と名乗っている人)が狼藉を働いているため、アルビサポやアルビレックス新潟のイメージを損なうことになっています。マジで誹謗中傷はダメ。そんなの誰のためにもならない。


麻雀界隈でも誹謗中傷が問題となっています

どうして中途半端なアルビサポの「麻雀note書きおじさん(笑)」である私がこのようなnoteを書いているのかというと、「麻雀界隈でも誹謗中傷が酷い」からです。サッカー界に限った話じゃないんですね。たとえば、

モデルやタレントとしても活躍している岡田紗佳さん。2017年からは、麻雀プロの「岡田紗佳プロ」でもあります。最高峰のプロ麻雀リーグであるMリーグ(わかりやすくいえば「ABEMAで配信しているやつ」)に参戦し、個人でも女流プロ麻雀日本シリーズ2022で優勝するなど、紛れもないトッププロの1人ですね。

そんな「おかぴー」「岡田様」でも、誹謗中傷が絶えないんです。麻雀界隈に身を置くものとしては、本当に恥ずかしいことですよ。「批判と誹謗中傷の違いがわからない」という意見が出るほど、レベルは決して高くない界隈なんですね。あぁ恥ずかしい。

他にも、

こういう記事が配信されたりしています。インタビューに答えているのは、多井隆晴プロと瑞原明奈プロ。「麻雀のことはよく知らん」というサッカーファンの方には、カタールW杯でちょっと流行っていた「多井なら止めてた」の元ネタが多井プロだと紹介しておきます。

上に挙げたのは「ABEMA Times」の記事ですけど、Mリーグを配信しているABEMAがMリーグのトップ選手(2人ともMVP経験者)に誹謗中傷のことで話をさせるほど、ABEMAのコメント欄は酷い有り様だったのです。

さすがにABEMAもマズいと思ったらしく、

2023年になり、やっとコメント欄の誹謗中傷に対して厳正な対処を取る方針になったんですね。率直な意見を拾い上げたかったみたいですが、麻雀ファンはずっとコメント欄の危うさについて警鐘を鳴らしていました。私もその1人でした。

noteでも、

「麻雀_誹謗中傷」でnoteを検索した結果

といったように、麻雀における誹謗中傷について扱ったものをいくらでも読めます。恥ずかしながら、私のnoteも何本かありますので、お暇があれば読んでみてください。

運に大きく左右されてしまう、麻雀という競技の特殊な事情もありますが、とにかく麻雀プロや麻雀を配信している方(Vtuberなど)への誹謗中傷が止まらないのです。麻雀とサッカーの両方を愛する私にとっては、どちらでも誹謗中傷が問題となることに黙ってはいられませんでした。

言いたいことは山ほどありますが、私からは「誹謗中傷によって命を失った人は少なくない」とだけ申しておきます。


アルビサポがやるべきことって…

サッカーや野球などには独特のサポーター文化があることを、私は理解しているつもりです。「俺らが本物の〇〇」とか「飛はないヤツは〇〇」といった類のものは、これまで何度も耳にしてきました。サポーターがライバルチームに並々ならぬ闘志を燃やすのって、よくあることじゃないですか。

だけど、それって相手へのリスペクトがあってこそ成り立つものでしょう?「お前らやるじゃねえか、でも俺らも負けねえよ」って気持ちがあるから、チャントに嫌味がなくなるわけで。ただ相手に「ク〇ったれ」と言っても、そんなのはただの悪口に過ぎません。

こちらがライバルだと思っているチームに、主力選手を抜かれてしまった。それはとても悔しくて悲しいことです。私だってそう。

ですが、怒りに任せて他人を攻撃しても、何も生まれません。自分はストレス発散になるかもしれませんが、その分誰かを傷付けることになるのです。そんなのダメでしょ?

アルビレックス新潟のサポーターができることってチームや選手を応援することのみです。そして、サンフレッチェ広島には試合で勝ちましょう!

サンフレッチェ広島は、尊敬に値するチームです。リーグ優勝3回の名門で、近年はユース出身者を重用しながら補強も積極的に行い、優勝争いの常連となっています。今年開業した本拠地のエディオンピースウイング広島も、とても魅力的なスタジアムですよね。でも、

去年を思い出しましょう

我々は昨年、広島相手にシーズンダブルを決めたんです。試合でしっかり勝って、アルビレックス新潟の存在感を見せつければいいだけ。誹謗中傷など、1つも要りません。

それに、アルビレックス新潟は選手の入れ替わりが宿命づけられたようなチームです。最近で言えば、本間至恩選手・伊藤涼太郎選手・三戸舜介選手と、2年間で3名の選手をベルギーやオランダのクラブに送り出しました。

思えば、

アルビレックス新潟は、次々と主将が引き抜かれるクラブでもあったんです。2000年のシーズンオフには、全体の8割ほどの選手に対して契約満了が言い渡されたこともありましたね。簡単に言えば、アルビは選手の移籍など日常茶飯事のようなクラブです。

しかし、今回の移籍はさまざまな要因が重なった結果、多くのアルビサポが悲しむことになりました。不意打ちみたいなものでしたからね。それに、みんな新井選手に期待していたんだから。

とはいえ、サッカー選手は現役でいられる期間が長くはないので、できるだけ選手が望む形でプレーできるようになるべきです。「お前は副将だからクラブに残れ」という外野の意見は、外野のエゴに過ぎません。プレーするクラブを選ぶのは選手の権利だし、他クラブからも求められているうちが華。

ましてや、誹謗中傷など絶対ダメ。選手の移籍を批判するのはお門違いだし、それが誹謗中傷にまで発展するのは最悪です。

サッカーにはエモーショナルなエッセンスも大事だけど、感情に任せて誹謗中傷するのはもってのほか。SNSはどうしても不特定多数の人の目に入るものですから、常にそれを意識して書き込まないと。それが出来なければ、SNSを扱うのを控えたほうが良いですよ。現実に、こうして大きな問題になっているのだから。

サッカーがルールを守ってプレーされている以上は、サッカーのサポーターもルールを守らなければなりません。だから、私達はルールに則って戦うべきなのです。正しいやり方でアルビを応援して、正々堂々とサンフレッチェ広島をやっつけるだけですよ。


おしまいに

松橋力蔵監督をはじめとして、アルビレックス新潟サポーターを「日本一のサポーター」だと仰ってくれる方は少なくありません。私はにわかアルビサポに近い立場ですが、それでも日本一だと言ってもらえることに誇りを持っています。

しかし、今回の件で「日本一」を名乗るのは控えるべきでしょう。ごく一部の人によるものだったとはいえ、誹謗中傷は絶対にやってはいけないことです。感情が先走ったとしても、多くの人を悲しませてしまうことをしてはいけません。

「日本一のサポーター」だと胸を張って言えるようになるには、今回のようなことを二度と起こさぬよう、常に自戒すべきでしょう。SNSは便利なツールですが、慎重に扱うべきです。「これを読んでイヤな気持ちになる人はいないか?」ってことを確かめてから、書き込みを公開してみてはいかがでしょうか。

どこもかしこも誹謗中傷で埋め尽くされるのはノーサンキュー


追記:新井直人選手が、サンフレッチェ広島に移籍してから初めての試合で、いきなり大仕事をカマしてくれたようです。

私達からすれば、「知ってた」なんですけどね。つまり、アルビサポの評価もサンフレッチェ広島の見立ても、間違っていなかったことになります。どうせなら、新井選手は広島でレギュラーポジションを奪い、日本代表に選出されるまでに成り上がってほしいですね。

広島サポの方々も、新井選手の加入に納得してくれたようです。

けれども、「あんなサポーターがいるチームから離れられて良かった」などど、〇フコメに書かれているんですよね。とても不本意だけど、一部の人が誹謗中傷すれば、アルビレックス新潟全体がそういう目で見られるってことです。そういう意味でも、誹謗中傷は絶対ダメ

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