見出し画像

【自称フードエッセイスト】実は苦手な食べ物があります……【ステーキ】

まずはこちらを御覧ください

やべえ肉

今年の初めに石垣島に行きました。
そして石垣牛のステーキを頂いたんです。
やばいでしょこの画像。
石垣牛のサーロイン、180gで9800円になります。
私が食べた料理の中でトップクラスにお高い料理なんじゃないかなと思います。

石垣牛の魅力としては

石垣牛は沖縄ということからも分かるように温暖な地域で育つ点が大きな特徴です。和牛は温暖な地域を好むことから、石垣牛は南国の風土でストレスを感じずに育っていいきます。その温暖な環境が肉質にも大きな影響を与え、その肉質は脂身が多過ぎないさっぱりとしたものとなり、それとともに甘味のある風味豊かな味わいを持っています。

http://ishigakibeef.jp/ishigakigyu/

とのことです。
我々の石垣島旅行の目的の一つに「石垣牛を堪能する」というものがあったので、結果的には大成功となったわけです。


しかしながら、こんなさっぱりとした甘みのある風味豊かな最高級の和牛を頂いたことによって、
(自称)フードエッセイストの私に苦手なことがあるということがわかりました。


それが「肉の脂身」です。
これが、本当にだめでした。
実はさきのサーロインステーキ、最後の方は無理やり押し込んでいました。
なぜなら脂がすごかったから。
もったいない。
本当にもったいない。

まさか「食べ物のエッセイ」というマガジンを作成している私が。
70本近く食べ物のこだわりを書いている私が。
苦手な食べ物:サーロインステーキ
だなんて思わないでしょう。
でもこれが事実だと発覚した時、本当にショックでした。

確かに。
確かにふざけて「いやあぼくももう年だからカルビが数枚しか食べられたくなったよ」なんて言っていました。
実は一枚で十分なんです。
本当に冷静に「あ、もういいので」となってしまいます。
お肉は好きなのに。
好きなのに気持ちが悪くなってしまうんです。

あの場ではあんまり言いませんでした。旅行だし。旅行にネガティブ発言はNGです。
でも私はステーキ屋さんで実は「サーロインじゃなくてテンダーロインにすべきだった」という事で頭がいっぱいだったのです。
せっかくの石垣島旅行からのぜいたく石垣牛。
言うのは無粋です。
でも私は後悔を残した、これは(自称)フードエッセイストとして最高の思い出です。
絶対にエッセイに書いてやろうと思いました。
そしてこれは一生忘れられない料理となったのです。

旅行から二ヶ月、やっと書ける心になりました。
かけて良かったです。
これでもう、私はステーキ屋さんで間違うことは無いでしょう。
どんなに美味しそうなステーキでも、
どんなに美味しそうな脂身でも、
「いやぼくは赤身のやつで」
これを言う勇気をもらったんです。

なのでここは一つ、感謝です。
ありがとう石垣牛。
ありがとうサーロインステーキ。

美味しく食べてやれなくてごめんな?(心優しい怪物の台詞)



新生(自称)フードエッセイストの門出ということで、このエッセイを締めさせていただきます。

それでは。





おまけ

ステーキ屋さんの近くにありお口直しのために飲んだこれ。
ゲンキシェイク。

口の中の脂を全て消し去って新鮮な牛乳の味がしっかり堪能できるシェイク。
この世で一番美味しいシェイクでした。
私はゲンキシェイクのフアンになれました。
これも全て、サーロインステーキのおかげです(ものすごい遠回りですね)


この記事が参加している募集

最近の学び

サポートという機能があるのに初めて気づきました。みなさんもそうだと思うのでぜひ私のエッセイで試してよいですよ。お願いします。