Kazuo.Yamamoto

2019年から民泊を運営してます。海外と国内から色んな人が来られますが、世の中面白い人…

Kazuo.Yamamoto

2019年から民泊を運営してます。海外と国内から色んな人が来られますが、世の中面白い人がいっぱいいますね。思いついた考えを発信していくと、意外に新しい思考が生まれたりします。いままで色んなネットビジネスやコンサル業というものを経験したりしたのですが、感じたことを綴ろうと思います。

最近の記事

風呂焚き体験はムズイ

体験型修学旅行の受け入れ先として ウチの宿を提供しております。 いくつもの学校が来られますが その体験の中の一つに 「風呂焚き体験」というのがあります。 おそらく薪でお風呂を焚くなんて 今の世帯では殆どないでしょうけど これがウチにはあるのです。 ウチの風呂は下から焚いて沸かすだけじゃなく ソーラーシステムで入れることもできるし、 灯油のボイラーでいれることもできるのですが、 せっかくなので風呂焚き体験もしてもらってるのです。 まず、風呂焚き体験なんて殆どの子がしたこ

    • 荷物につぶされたヤツ

      神奈川県から来た中学生の男子のことです。 本来10月に来る予定が、 大島大橋の貨物船衝突事故の影響で断水となり 2月の寒い時期にやってきました。 ありがたいことです。 本来なら中止となるところですが、 大島でなければ、とのことでラブコールを送ってくださり 本来観光シーズンでないにもかからわず、 やってきてくれたのですから。 入村式(民泊をする生徒と受け入れ家庭の挨拶)が ホテルの会場で行われ いざ民泊家庭に移動です。 さあ、乗り込んでいこう、としたとき 「は!はいらない

      • 車中の食バトル

        体験型修学旅行というのは 生徒たちの個性があらわになるものです。 色んな地方の子たちが 初めて民泊を体験するのですが、 慣れてないので最初は緊張して 自己紹介もカチコチでなかなかリラックスできません。 が、ウエルカムドリンクを飲んで一息つき それぞれの部活とか性格とか 自己紹介シートに書いてあることを話していくと 次第に打ち解けてきます。 ところで、うちの場合、食育ではないですが 食事を作る体験として広島風お好み焼きをしています。 まあ、これも日ごろお母さんたちが 苦

        • 町の企画に乗る

          ウチのゲストハウスは町の企画に乗っています。 何の企画か? それは 体験型民泊旅行 です。 これは全国いろんなところでやっていると思うのですが 要するに昔のような有名観光地を見て 土産物買って、なおかつ土地の名物を食べるだけ、の 修学旅行ではなく、 その土地の家庭にある農業体験、とか漁業体験とか 体験を主にする民泊事業です。 ウチの場合、広島の平和学習と セットになっている場合が多く、 広島の原爆資料館や原爆ドームを見学して それからウチの島に来るわけです。 ですから

        風呂焚き体験はムズイ

          自粛要請県からの人( ゚Д゚)

          まさに自粛要請県の人がやってきました。 いい意味で勇気あるし、ある意味素晴らしい人です。 まぁ、出張利用なんだろうな、という感ですが まさにそうでした。 でも弱小ゲストハウスとしては 来ていただくだけでもありがたいことですよね(^^ 颯爽と車で乗り付けたのですが バリバリのスーツでご登場。 やはり仕事終わりのご様子です。 さっそく、アルコール消毒をしてもらって マスク越しに会話してると どうも教育委員会に出張で来られたとのこと。 あ、そうか。家内が務めているところだ

          自粛要請県からの人( ゚Д゚)

          旅するライター

          非常事態宣言が解除されて少しほっとしている ころとなりました。 わがゲストハウスでも、のんびりとして のたりのたりしていたら・・・ 突然の予約が前日にはいりました! 「なんでこんな時期に?」と思ったのですが、 まぁ、そんなことは思っても仕方ないし そそくさと掃除と片付けに奔走したのです。 チェックインの時間を知らせてくることもなく 「なんと、のんびりした人だなぁ~」と思ってると 突然午後5時ころ颯爽とバイクで登場! 若い人で完全にライダーの格好。 すんばらしいです。

          旅するライター

          約100㎞の自転車旅

          新型コロナウイルスの流行ってた時期に 急に予約が。 一人旅で、いったいどこから来るのか 疑心暗鬼。 なんと車かと思ってたら自転車でした。 自転車? 自転車でどちらから? 聞いてみると自転車で県内からとのこと。 なるほど 「県をまたいで移動することは自粛してください」 とのことなので、そうなります。 いったいなぜ?こんな時期に来るのでしょう? いや、失礼な質問ですね。 観光ですか、お仕事ですか、ですよね(^^; その答えは、まさかの観光でした。 いや、観光といっても

          約100㎞の自転車旅

          庭があると・・・

          ウチの宿には庭があります。 どこにでもあるといえばあるような そうでもないような感じの庭です。 廊下から眺めることができる庭なんですが この庭は親父さんの手作りで 庭に巨石が組んであり、 あちこちに松やらツゲやらツツジやらが植えてあり あまりすっきりはしてない印象。 昔は親父さんが鯉を飼っていて(昔、鯉ブームがあった) そこをつぶして土を入れて そこにスペースができたのです。 で、そのスペースをどうしようかということで ダイカンドラ(丈が5㎝未満の植物で芝生の代わり)

          庭があると・・・

          「時間ですよ~」

          こう言われて、ピンとくるのは 相当古い人です。 堺正章や天地真理、森光子や浅田美代子などが 出ていたテレビドラマです。 懐かしいですね。舞台はお風呂屋さんでした。 さて、そのお風呂ですが 必要以上に気を使います。 なんせお客さんが、いつ頃お風呂に入るのか 聞かない限りわかりませんからね。 ウチのお風呂は皆さんのお家のように 設定温度にしたら、その温度に 自動的に調節してくれるという 便利な機能はついていません。 それで、大体沸かす時間が決まっているのですが 午後4時く

          「時間ですよ~」

          茶室がトイレに

          実をいうと、今新しくなったトイレは 以前は茶室だったのです。 茶室? そう、茶室です。 亡くなった親父が大きな砥部石や砂を敷き詰め、 天井には、杉の皮を葺いて屋根をしつらえ 調度品に古いランプや釜などの品々を いくつか置いていました。 で、トイレを新設するに際し、 場所はどうするのか色々と考えたのですが ああでもなく、こうでもなく、 4畳ほどの、お客さんの居室に一番近い 茶室になったのです。 だが、それはいいのですが 茶室に鎮座する巨大な砥部石はどうするのか? という

          茶室がトイレに

          眠っていたステレオ

          今回ゲストハウスを開業するにあたって 色々とコンセプトを絞る必要がありました。 周辺の宿とは違うコンセプトにしなければ すぐに飽きられるし、 差別化も何も無いと思ったからです。 価格競争だけで勝負というのは なんとしてでも避けたかったのです。 そこで考えたのが今の古い建物を リノベーションするにあたり、 昭和の雰囲気を徹底的に残そうということでした。 そんななか、ふと部屋の片隅に 古いステレオセットがあることを思い出したのです。 サンスイのステレオで、 昔のものは非常

          眠っていたステレオ

          トイレの使い勝手

          どんなお客様もトイレは必ず使いますし、 トイレの評価というものは ゲストハウスを運営するうえで かなり大きな部分を占めているでしょう。 ウチのトイレはゲストハウスをするにあたって 新調しました。 ウォシュレットです。 何やら新しい機種なのか、 わけのわからないスイッチがやたらあって つかわない機能が続出(^^; まぁ、基本的なものが使えれば それでいいのですが。 それで、ウチのゲストハウスの オープン前に使い勝手を確かめるために 親戚のおばさんたちが3人泊まりに来まし

          トイレの使い勝手

          布団を気持ちよく保つ

          宿にとって布団を気持ちよく保つということは 基本であり重要なことです。 形は違いますがベッドと布団、 どちらも清潔でふかふかならば かなり宿の満足度にも影響してきます。 ウチの場合、この点で努力していることがあります。 それは、 チェックアウトして、すぐに布団乾燥機にかける ということです。 な~んだ、当たり前じゃん  と思われましたか。 実はこれ、なかなかできないのです。 一つの布団に60分をかけて熱風を送るのですが これが4つも5つもあると それだけで半日が経っ

          布団を気持ちよく保つ

          鴨居と人と

          ウチの家の鴨居(かもい)は約174㎝です。 174㎝? そう、174㎝しかないのです。 ずっとこの歳になるまで 180㎝ないしは181㎝かと思ってました。 みんな頭を下げて行き来するので 「なんて、みんな背が高いんだろう」 と思ってましたが、 174㎝しかなかったので当然です。 (自分が頭をぶつけてないので  自分も背は高くないのかも(^^;) だから昔の人は総じて背が低かったのだろうと 想像できますが 想像以上に背が低かったのです。 いや、低かったと思うのは正しく

          鴨居と人と

          釣りの好きな人は・・・

          岡山県から来たご夫婦は 2018年の豪雨水害(西日本水害)の経験者でした。 真備地区の住人で、自分の住んでいたところは それほどでもなかったけど それでも床上浸水でしばらくは住めなかったそうです。 災害からの苦労話を伺ったところで、 今回の目的は釣りです。 まぁ、ウチの島はいたるところに釣り場があり 釣り人にとってはよりどりみどりなんです。 そんな人たちは、すべてを釣りのために準備します。 トランクには所狭しと釣り道具があり、 それを取り出し、一応「自慢」します(^^

          釣りの好きな人は・・・

          ウワッ!ってなった

          アメリカからのお客さん。 大体がお風呂にどっぷりつかる習慣がありません。 (習慣ということで、皆が皆そうではない) お父さんがシャワーを先に浴びたいということで、 その間に、このお客さんの家族とウチの他の部屋を 案内し、いろいろと説明して回ってました。 あれこれと部屋の間取りとか、珍しい家具とか 色々と説明しておりました。 そうしている時に、 「あの、お湯が温かくならないんですが・・・」 と、寝間着を簡単に羽織って私たちのもとへ。 あ!やっちまった、 温水のスイッチ

          ウワッ!ってなった