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スギナ茶に思うこと

こんにちは

庭のスギナでお茶を作りました。
スギナはシダ植物トクサ科。ツクシが胞子を放出した後スギナになります。

庭のスギナ


摘んで天日干ししただけです。
乾いたスギナは、ほのかに、新しい畳のような芳ばし香でこれだけでも嬉しい。
玄関にあると、開けたときにフッと香っています。

乾いたスギナをハサミで切ったもの。


3日くらい(天候にもよります)でカラカラに乾いたので、細かく切って、熱湯で1分くらい煮て火を止めて5分くらいして出来上がり。時間や分量はお好みで。

300mlの水に3gくらい。鍋にも色が付いて取れにくいので重曹で擦り洗いしました。


キレイな黄色。さっぱりしたお味で飲みやすいです。

薄い色のわりにしっかりしたお味です。300mlなら2gでも良いかも。



炒ってから使うレシピもあります。こちらの方が定番で、しっかりしたお味になるようです。
今回は、せっかくの採れたてのスギナなので先ずは煎らずに頂きました。


スギナにはケイ素が含まれ、お肌、爪、髪にも嬉しい。
夏のスギナを乾燥させたものはモンケイと呼ばれる生薬で煎じ薬として使われています。
有名化粧品会社もスギナを研究しているとか。お手持ちのスキンケア用品にもスギナ成分が含まれているかもしれません。

もちろん、効果も嬉しいですが、身近なものを手軽に美味しくいただけるということが一番嬉しいです。


身体に良いと言われるものでも、一種類だけを長期間、または大量にとることは身体に負担になるので、緑茶と合わせたりアレンジしながら続けるとベターかと思います。
スギナだけなら、一日に一杯、、200mlくらいがちょうど良いかと思います。


ドクダミ、ヨモギ、ビワ、スギナ、、必要なものは、もうすでに手の届くところに用意されているのでしょう。
今一度、足元を見つめ直す時かもしれません。


人間には厄介なだけな野草たちも、全体には大切な存在。そして、私たち人間は厄介だといっている存在も含めた全体に支えられています。
ワサワサ育つ野草たちにも、おおらかな、あたたかい眼差しを向けられるようになれば。抜くにしても一声かけてから、、と思います。


庭にスギナがあるって、スゴいです!!


ではまた

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