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私の柏サポ札幌遠征記2023(その1・北の大地上陸編)

北の大地こと北海道。その広大さと雄大さは日本だけではなく世界中からの観光客を引き寄せます。

もちろんJリーグサポーターも例外ではなく、かつて柏レイソルサポーターになりたてだった頃の自分は「いつか北海道コンサドーレ札幌とのアウェイゲームが実現したら是が非でも札幌遠征に行きたい」と思いを馳せていたし、札幌さんと同カテゴリになってからは日程が出るたびに今年は札幌に行けないだろうかと検討している自分がいます。

というわけで(どういうわけで?)私の2023年アウェイ札幌遠征記です。よろしければ!

※なお試合終了から3ヶ月半が経過している点には目を瞑る方向でお願いします。


遠征0日目〜1日目(9/26(火)〜9/27(水))

東京(上野駅)〜青森駅

今回は試合日の9/30(土)に併せて自分の夏休みをぶつけたため、試合4日前の9/26(火)夜に遠征を開始しました。

せっかく時間がたくさんあるのだから新千歳空港以外から北の大地上陸を果たしたいなと思ったので、まずは上野駅から夜行バスに乗って10時間かけて青森市へと向かいます。

深夜バス車内。平日の弘前・青森行きということもあり乗客数は10名。
4列シートでも余裕でした。

東京都内から青森県方面へ向かうバスは本数・運行会社とも少ないため事前のチェックがおすすめです。

私は弘南交通のパンダ号の上野線を利用しました。理由としては青森駅への到着時間が早いからです(20:30上野発→06:50青森駅着)。

そして青森駅に到着。
「長尾中華そば 青森駅前店」で青森名物朝ラーメンをいただき

その後移動してフェリー乗り場から札幌遠征がスタートです。

上野を発って12時間、いよいよ札幌遠征が始まるかと思うと昇る気持ちが抑えられません。津軽海峡冬景色の替え歌(制作期間確か3か月くらい)なんかを投稿してしまうくらいの謎テンションです。

実は青森駅での朝食は本来マグロ丼を食べるつもりで駅前で朝5時台からやっている魚市場的な場所をチェックしていたのですが、あいにく休館日で食べられませんでした。なので駅徒歩圏内で一番早くに開くラーメン屋を選択。遠征でのトラブルはとっさのリカバリーも大事です。

※早朝の青森駅でノーメイクのまま真顔で必死になってスマホをいじってググりまくる姿を想像して欲しい。


青森駅〜青森港(フェリーターミナル)

青森駅から青森港のフェリーターミナルまではタクシーで移動しました。

津軽海峡冬景色の時代は国鉄のフェリーターミナルが青森駅前にありましたが、現在のフェリーのターミナルは青森駅からだいぶ離れた場所にあります。

青森港~西館港間を走るフェリーの運航会社は津軽海峡フェリーと青函フェリーの2社あるのですが、私は時間の都合がよかった青函フェリーの方を利用しました。青函フェリーだと青森駅~青森港フェリーターミナルまで定額タクシーが運行されているというのもあります。

※前述の弘南交通(バス会社)と津軽海峡フェリーはキャンペーンを組んでいるので、セット券を購入すると割安で海を渡ることができます。
https://www.tsugarukaikyo.co.jp/plan/tokyo-hakodate_ticket/


船内にて

フェリーの乗船時間は約4時間。
滞在中は普通に日焼け止めを塗ってメイクをしたりもしますが、当然「おふね」ならではの行動も取ります。

雑魚寝の2等室で仮眠を取るとか

2等船室
こういうのでいいんだよ、こういうので

青森駅のリンゴジュースしか売ってない自動販売機で買ったリンゴジュースをちびちびと飲みつつ風景を眺めながらお茶タイムを取るとか

レイくんかわいい

デッキに出て潮風を浴びながら風景を眺めつつすれ違ったフェリーに向かって手を振ってみるとか

乗客の姿が見えなくてもいいんだよ

窓がキャンバスのごとく切り取った風景を眺めるとか

いちいち位置情報を確認するとか

Twitter (現X) のTLを確認するとか(DoCoMoの電波が普通に入って驚いた。だからこそ船内から投稿できたわけですが)。

約4時間の船旅とは言えどもできることはたくさんあり、また陸地が近づいてきたら当然テンションも爆上がりするので意外と時間が経つのが早く感じます。

こうして無事定刻どおりに北の大地上に成功し、同時に数時間前に電車で函館上陸を果たしていた(!)柏レイソルサポーターさんとのエンカウントも果たしたのでした。

※なお試合日 9/30(土)の3日前であるこの日の時点で既に5名くらい(うろ覚え)の柏レイソルサポーターが北海道上陵を果たしており、函館だけではなく宗谷岬(日本の最北端)からの投稿も確認できています。


五島軒本店 レストラン雪河亭

函館に到着したのがお昼時だったので、ホテルに荷物を預けたあとすぐにお昼ご飯を食べに出かけました。「五島軒本店 レストラン雪河亭」です。

今回はロシア料理のプレートを頂きました。

函館はペリー来航翌年の1854年に締結された日米和親条約で開港した街で、それに伴い早くから西洋文化が流入した街でもあるので今でも洋食屋さんがたくさんあります。なので函館に来たからには洋食にチャレンジしたかったのでした。

サワークリームが入ったボルシチなんてものはめったに食べないごちそうで、西洋料理ともまた違う料理に舌鼓を打ったのでした。


八幡坂

お腹もいっぱいになって満足したところで街歩き開始です。まずは八幡坂へと向かいました。TVCMやドラマのロケ地としても有名な素敵スポットです。


坂の上から海が見える街って素敵やん…

ちょうどこの日は海外からのクルーズ船が停泊中とのことで、華やかな風景の中に大きなおふねも収めることができました。ラッキー!

そしてたくさんの下船中の外国人観光客も記念撮影に励んでいました。


電動式原付

函館市内で街巡りをするのに電動原付バイクのレンタルサービスを利用しました。八幡坂からもほど近い場所のお店で借りられます。最初にちょっとした乗り方の案内と練習もあるので安心です。


いざ乗って出発進行してみると…

時速 30 キロ(本当に時速 30 キロくらいまでしか出なかった(意味深))でもなかなかの臨場感と疾走感!全身で風を浴びながらグイグイ進む感じは得難いものがあります。

はじめはのんびりと函館中心部で坂の上にある観光スポットを巡ってみようかと思っていたのに、あまりの爽快感にワクワクが止まらなくなり少し離れたところにある漁港や函館どっくの方まで巡ってみました。

9月下旬という気候に恵まれた時期だったのもありますが、急坂の多い街・函館でひとりでサクッと市内中心部を巡るならスクーターが最適解では!?

正直、レンタル時間を1時間だけにしたことを後悔すらしました。元中型ライダーとして宗谷押までソロツーリングしたときの楽しかった思い出がりました。


函館市内巡り

レンタルバイクを返却した後は徒歩で函館市内巡りを続けます。

金森赤レンガ倉庫群を見てかっての函館港の繁栄を感じつつ函館名物を見学し、

ハセガワストアとラッキーピエロという函館を代表する名店が並ぶ、ある意味函館を象徴する風景をじっくり味わい、

函館山で夕暮れの夜景を堪能です。ここでは前述の柏レイソルサポーターさんと個然にして本日2度目の遺遇を果たしました。考えることはみんな一緒!


夕食(能凰 大門横丁店)

夕食は函館名物をサクッと食べたいと考えたので、函館ラーメンを食べました。はこだてひかりの屋台「大門横丁」にある「龍風大門 横丁店」です。函館駅から徒歩5分くらいです。

朝食の青森ラーメンに続き、本日2度目のラーメン。遊征中だからこんな食生活でも自分で自分を許せてしまいます。

あっさりした塩ラーメンは見た目も味も優しくて。食べたら一日の疲れもどこかへ消えてしまいそうな心地よさ。

こうしてアウェイ札幌遠征1日目(と言っていいのかどうかもはやわからない何か)が無事に終わったのでした。


遠征2日目(9/28(木))

朝食「朝市の味処 茶夢ちゃむ」

函館 2日目はあいにくの雨模様。でもそんなことも気にせず朝から元気よくスタートさせます。だってアウェイ遠征だもの。

まずは朝食から。函館朝市の「朝市の味処 茶夢ちゃむ」で頂きました。

函館に来たからにはイカ刺しは食しておきたい。なのでイカ刺し定食を注文。

柔らかくて美味しい!新鮮なイカの甘みがたまらない!朝から新鮮なイカを満腹になるまで食べたので幸せいっぱいです。しかもイカは白いからカロリー実質ゼロだし()

アウェイ遠征の一日を楽しむための活力が湧いてきました。


五稜郭

朝食後に向かったのは函館五稜郭。西館を代表する観光スポットです。

まずは五稜郭タワーの展望室から俯瞰してみます。

よくぞ江戸時代にこんな形の建築物が作れたなと感心しきりです。

展望室には五種郭の歴史を開設したボードも設置してあり、建設当時の苦労や明治維新前後の動乱期の社会情勢なども学べます。

続けて五校郭の中へ。

これが五稜郭への入り口(のうちのひとつ)

五種郭ってお城にあたると理解していたのですが、高い建物がなく壁も目立たないのでなんだか不思議な空間に迷い込んだようにに感じました。

函館奉行所


函館駅

五校郭を満喫したあとは函館駅に戻ってきました。ここで時間が少し余ったこともあり函館を代表するケーキ屋さん「プティ・メルヴィーユ」で小休憩を挟みます。

他にも函館名物のお昼ご飯を調達したりして24時間にわたる函館を満喫の末、いよいよ札幌に向けて出発です!


次の記事

今回の記事はここまで。
次回は函館本線北上編です。
俺達の冒険はこれからだ!


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