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エストニアで運転免許を取った話。

海外で運転免許を所得したことがある人いますか?

駐在の人も含めたくさんの人が海外に滞在していますが、車を運転する必要がなかったり、日本に毎年帰国するので、国際免許証でやりくりする。というヒトが多いかと思います。

エストニアは他のヨーロッパ諸国と同じく、

右側車線・左ハンドル

です。

日本の免許証をもっている場合は、エストニア滞在期間が2年未満の場合は、教習所に通う必要はなく、免許センターでテストを受け、合格すればエストニア(そしてEU内で有効)の免許証が取得できます。

ただ、ボクは動き出したのが遅く、教習所に通う必要がありました。

今ではタリンには多くの教習所があり、英語で教習所に通うことも簡単になりました。でも当時はまだ英語で対応しているところもそんなに多くなかったので、たまたま同じ時期に英語での免許コースに参加していた友人に紹介してもらいました。

学科の方はオンラインで行う学校が多く、ボクもそうしました。

実技は1レッスン45分ですが、インストラクターと話して2レッスン続けて行うことも可能でした。

いきなり一般道路から

海外と日本の教習所の一番の違いは、海外は最初のレッスンから一般道路にでて行うということ。日本ではそれなりの時間を教習所内のコースで練習し、運転や標識などに慣れてから初めて一般道路にでます。

でも海外では、

「ハイ。じゃあ運転してー」

といきなりビュンビュン他の車が通る中、ぎこちない運転をしながら道路にでなければいけません。

これって結構なプレッシャーですよね?

ボクも運転経験はあったのですが、実質ペーパードライバー状態だったので、やはり緊張しました。右側車線だし、道路の白線も途切れている所が多いので、始めの方はほんとにソワソワしてました。w

ただ、エストニアでは教習所に通っている人・教習所を卒業した人は、5年以上の免許保有した人と共であれば、免許を取得する前でも運転することが許されています。

パーソナル・インストラクターとなる人は当局に申請し、小額の登録費を支払うだけで特別なステッカーをもらえるので、それを車に貼れば晴れて、子どもや友達のお手伝いができるようになるわけです。

実際にこうやって運転する経験を積む人はとても多いです。

ただ、ボクはそういった友人(時間の会う人など)がいなかったので、全てイントラクターとの練習のみでした。

実技の練習は、一般道路で行われるので、待ち合わせ場所に決められた時間にいく、現地集合スタイル。定番なのは大きめのガソリンスタンド。

ボクのインストラクターはロシア系のエストニア人、その名もSlava(スラヴァ・仮名)。フレンドリーで初対面からいろいろ話をするような人でした。(ロシア語アクセント強し)

そうして始まった。最初のレッスン。。

運転して10分・・・・・


Gas Gas Gas Gas Gas!!!!! ペダル踏め踏め踏め踏め!!!

What are you doing!?! なにやってんだ!?

oh, you failed now!   あー、今のテストでやったら失格だよ!

Too slow!! Too slow!!  遅すぎ!!遅すぎ!!

No no no stop stop!!! 止まって止まって!!

oh, you failed again!!!  あーまた失格なった!!


・・・・・・・・・・・


わざわざ英語を「喋れる」インストラクターにした意味あんのか、これ??


基本インストラクターは

真っ直ぐ行って、
次を右ね。

ロータリーの2番出口から出て、

道路標識の決まりに沿って運転ね。

と、簡単なことしか言わない。。

いや、それくらいならエストニア語でもできますがな。。


そしてそれ以外は上記のような説教ばかり・・・・

でましたエストニア暮らしあるある・・・・www

先生・店員・サービス提供者に怒られる。w



初回のレッスンから大変不安に感じだスタートだった。。。


次回に続く。。。




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