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夏休み明けは特にリモートワークの良さを感じる

今週は一週間、会社の夏季休暇をいただき、3年ぶりに飛行機で3泊4日の家族旅行に行き、宮古島の海や自然の中、家族と楽しく過ごす時間と、非日常の美しい景色を満喫してきました。健康で幸せに過ごせた休暇に感謝です。

リモートワークの良さ

リモートワークのメリデメは語り尽くされた感はありますが、今回久しぶりに旅行をして改めて気づいたのは、リモートワークで働いていると、長期休暇明けの勤務初日のハードル(しんどさ)が下がる、ということです。コロナ前の、通勤して出社する働き方が中心だったときは、長期休暇後の初日やその前日は、旅行を楽しんだあとの、若干旅疲れも残っている状態での出勤に、だるさや憂鬱感を感じていました。ただ、それは仕事そのものが嫌いだったわけではなく、「朝早く起きて、短い時間で朝食や洗面、服選びと着替えをして、PCやカバンを持って暑い中外に出て電車に乗り、会社まで歩いて出社する」ことがメインの嫌なこと、原因だったのだと、今回仕事始めがあまり苦にならなかったことから、改めて気づかされました。自宅で仕事を開始できると、通勤準備と通勤が一切ないので、仕事そのもの、タスクに集中できるし、人に会わなくてよく、働いている姿が常に周囲の目にさらされないことは、とても楽に感じます。

出社する良さ

私の20年近くの社会人期間のうち、リモートワークをしているのは、この3年間程度で、新卒時代から中堅になるまでの大半の期間は出社して働いていました。毎日先輩や上司、同僚と席を並べてコロケーション状態で働くことの良さは2つあると思っており、1つ目は、職場の人達との人間関係やつながりの濃さ、深さが生まれる点です。職場の人とは、何かあればすぐに声をかけて質問や相談でき、ランチも一緒に食べながら仕事以外の話もたくさんした思い出があります。仕事の悩みも同僚や先輩とのランチなどで、タイムリーに話ができ、それがガス抜きになっていたのは精神的に良かったと思います。

逆に、この3年間の間に同じプロジェクトで働いたメンバーとは、対面で会う機会がある人でも月1回あるかないか、あるいは全くない人がほとんどで、半年同じ目標に向けて同じチームで働いた人でも、町ですれ違っても顔を知らないから気づけないという、希薄な関係性にはなっています。

出社するもう1つのメリットは、1日30分程度は強制的に歩くという運動機会が得られて、体力づくりには良いという点です。リモートワークでも、朝やお昼に近所を散歩してウォーキングすることは可能だし、やればよいのは頭で理解しつつも、やはり外出するための顔や服装の身支度準備のハードルを越えられず、平日は外出しない日が多いです。その結果、健康寿命は短くなるリスクはあるため、週末だけは、ジムやホットヨガに行くという軽い運動習慣は続けています。

まとめ

出社もリモートワークも、どちらもメリットデメリットはあるので、理想的には月に1、2回程度はプロジェクトメンバーでコロケーションで働く機会も作り、お互い生身の人間としての存在を感じつつ、通常は全員リモートで各自のタスクに集中し、リモート会議やチャット、メールでのコミュニケーションはマメに取りながら、(1日1回は日報でもいいので何らかの連絡はする)、仕事をするのが今の最適解ではないでしょうか。
(一部のメンバーが基本出社で、一部が基本リモートになると、情報格差が生まれてリモートワークの人が置いてけぼりになるので、それは避けるべき)

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