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江田島鍋にやられてしまいました。カンパイです。

2021冬。この時点で目が舌が耳がこの品々を知っていることに感謝。
熱々になった鍋には、コレが入っていないなんて不幸だ!
口にして乾杯。味わって完敗。ほら、もう虜でしょ?

江田島市のイベント「えたじまものがたり博覧会」に登場する「エタジマン鍋」という鍋を作っています。江田島市の生産者さんを集めて、自慢の食材を提供してもらい、鍋にして購入者の方々と一緒に食べて親交を深めるというのが会の目標なのです。


エタジマン鍋 エピソード04
ふ、深まりがうま味・・・!

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 今回鍋で使用するのはポークアンドチキン江田島さんの「江田島一黒シャモ」と「江田島ポーク」のももしゃぶしゃぶ用。すでにカットされているので、解凍したらすぐに使えます。
 一黒シャモは静岡のブランド地鶏ですが、それを江田島で育てています。通常の4ヶ月程度で出荷するのを半年以上の時間をかけてじっくり育てる手の込みよう。運動といい餌によって歯ごたえのある弾力と、程よく油の乗った深みあるうま味を実現しました。
 豚肉も、たっぷりの日差しや地元産のいりこなどの海産物やカキ殻を混ぜた餌で育ち、きめ細やかな肉質と、良質の脂が堪能できます。
 それぞれの個性ある美味しさをどう活かすかが大きな課題でした。せっかくなので肉鍋として一つにできないか、そう考えて三段階の鍋にすることにしました。
 ベースとしては江田島一黒シャモから。量的に濃いダシではありませんが、良質のスープが味わえます。お野菜のうま味をプラスしてみてください。そして肉の弾力が心地よいです。煮過ぎは固くなりすぎるのでお早めにどうぞ。
 そして次のステージとして江田島ポークのしゃぶしゃぶ。ここで豚の脂でコクをアップデートです。薄切りなのであっという間に食べごろに。ここまで来ると野菜がクタッとしてとろけます。肉で巻いても口の中が楽しいですね。
 このあとはもう一つの肉のブランド江田島すっぽんを加えて、肉鍋を完成させましょう。鶏・豚・すっぽんの三重奏は、他ではちょっと楽しめない今回だけのスペシャルブレンドです。

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 こうなってくるとお楽しみはクライマックスへ向かいますね。そうです、シメです。オススメとしては江田島・迫製麺所さんの天日干しうどんです。残ったスープに卵を足してかきたまスープにしましょう。うどんは別茹でにして、かきたまスープをかけて、ダシの三重奏を堪能するシメがおすすめです。


 今回のイベント「えたじまものがたり博覧会」エタジマン鍋の肉鍋編では、いかに美味しく江田島の名産である「肉」を食べるかということで考えてみた鍋を皆さんと生産者さんとともに食べたいと思います。

興味ある方はこちらをクリック!

(文責・板長)

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