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気になる!生産者のストーリー【地鶏&島豚 その2】

【ポークアンドチキン江田島編02】
その人の生き方が「イイモノ」を作る

生産者が重ねてきた経験と磨かれた心が紡ぐ物語は、絶対いいものに影響している! 美味しさの向こうにある生産者のコト、お伝えします!

前回に引き続き、江田島の自然の中、こだわりの飼料と天然水で地鶏と島豚を育てている「ポーク・アンド・チキン江田島」の下野元晴(しものもとはる)さん。そのかたわら、江田島乗馬クラブや地鶏キッチンなども運営しています。

育てたからには「食べてもらう」まででしょ

 これまでの経験は「江田島地鶏」というブランドに育ちました。名古屋コーチンも育てていて「江田島名古屋コーチン」として販売しています。その他にも「江田島一黒シャモ」「江田島もみじ」という地鶏を販売するまでになりました。どれも特徴的で、日本各地に出荷されている自慢の逸品。

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 下野さんは、それら自慢の地鶏を一般の人にも「やっぱり新鮮で、贅沢に食べてほしい」ということで、生産者直営の「地鶏キッチン」という飲食店を始めてしまうのです。あっという間に江田島市の人気スポットになりました。

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 養鶏の他に養豚も行っています。うまい鶏同様、飼料や水、環境にこだわった肉質の良い、脂の美味しい豚は、飲食店を中心に取引されていますが、もちろん地鶏キッチンでもいただけます! やはり食べてこそなんですよね、畜産業ですから。
 日本各地の飲食店から仕入れ担当者も買い求めにくるほど旨い地鶏を、新鮮に、贅沢に、そして、リーズナブルに味わえます。
 一方で「安心・安全のものを提供してお客さんにおいしく食べていただく」
「座って『いらっしゃい』という姿勢はダメ。こっちも汗をかいてお客さんに喜んでいただくサービスを提供する」という信念を持っている、根っからの商売人の下野さん。
 かといって、いやらしさは全く感じず、サービス業のプロとしておもてなしの信念を持たれています。特に鶏に関しては、その日の朝にしめた鮮度抜群のものを提供するように努められていて、実際に食べてみればわかる美味しいやつ!弾力がとてもすごくプリップリでとても美味しいんです!

人も鶏も包むお日さまのような人

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 江田島出身なので、ふるさと江田島の活性化にも自然と力が入ります。下野さんの歴史も生き方もそうですが、話の中身はとても刺激的。さまざまな苦労話もあります。でも、聞いている側が重苦しくなったり、否定的で後ろ向きな雰囲気にさせられることはありません。むしろ意気揚々とこれまでの歴史を話してくれます。
 そう、お日さまのようなのです。話を聞けば聞くほど、どんどん話に引き込まれて、いつの間にかファンになってしまう、そんな魅力に溢れた方です! 直接会うなら瞬きすら厳禁です、間違いなくハマります。実際私たちも1度お会いしただけでしっかり心掴まれてしまったのですがから。
 「あぁ、鶏だって、豚だって、それはこの人に育てられたら美味しくなるよね」、「下野さんの生き方がそのまま美味しさになっているんじゃない?」、そう思わずにはいられません。
 商売のために、そして地域のために。言葉と行動に裏付けられた妥協のない経営・行動が、あの美味しい肉を生み出す原動力なのかとも思います。

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いかがだったでしょうか。
ポークアンドチキン江田島のおいしさの秘密、おわかりになりましたか?
「江田島の畜産業」を牽引し、美味しい地鶏を育て、広め続ける男の熱いストーリー。
洗練された旨味あふれる「江田島の地鶏とポーク」を、この機会にぜひ一度お試しください!

(文責・いっしー)

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