RWC 2019 後のラグビー視聴歴: 2020年

RWC 2019 が大成功に終わり、この年から日本のラグビー界は大きく変わると思っていました。2月の終わりまでは・・・

2019年に南アフリカ戦チケット獲得のために登録した日本ラグビー協会の会員特典として、日本協会の招待券3枚がありました。そんなわけで熊谷ラグビー場で1月12日(日)にトップリーグを観ました。(ワイルドナイツ対スピアーズ)結構な人が集まっていた気がします。このシーズンでの引退を表明していた福岡選手が凄い走りをしていたのをよく覚えています。
さらにテレ朝チャンネルでフランス TOP 14 の中継が1月26日(日)深夜に始まりました。また1月28日(火)サンゴリアスFBの松島幸太郎が TOP 14 クレルモン入りを発表します。
私自身はサンウルブズ最後のシーズンをいつスタジアム観戦しようか考えていました。

WOWOW の Six Nations ですが、3月に開催予定である第4節のイタリア対アイルランドから中止になりました。あれ?と思う間に世界はコロナ禍に突入していきます。当然テレ朝チャンネルの Top 14 も J Sports のトップリーグ中継もみんな中止になりました。サンウルブズ最後のシーズンとなるスーパーラグビーももちろん中断です。結局ラストシーズンのスタジアム観戦はできなかったのが心残りです。
DAZN は中継するコンテンツがなくなったからか、「キャプテン翼」を流し始めました。そんなわけで解約しました。

私は本業が公立高校の英語の先生でして、この年の2月末に突然臨時休業が発表され、転勤が決まっていたのに歓送迎会も中止になり、新しい勤務先でさらに1か月(結局5月末まで)臨時休業延長という前代未聞の事態にただ戸惑うばかりで、ラグビー観戦という気分にはなれませんでした。
しかし、南半球は割合抑え込みが早く、6月13日(土)「スーパーラグビー2020 アオテアロア」、7 月 3 日 (金)「スーパーラグビー2020 オーストラリア」が再開され、テレビ観戦で鬱々とした気分を晴らしました。さらに10月には南アフリカでも「SUPER RUGBY UNLOCKED(ロック解除)」が開幕しました。ただし、どの大会もコロナ前の迫力はなかったような気がします。

もうこの年はテストマッチは無いな、と思っていたのですがニュージーランドで北島対南島が9月に、10月末から12月にかけて The Rugby Championship がオーストラリア国内で南アフリカを除く3か国対抗(New Zealand, Australia, Argentina)で開催され、J Sports で放送されたのは幸いでした。しかも 11月14日には Nicolás Sánchez による全得点(1T, 1GK, 6PG)で初めてアルゼンチンがニュージーランドに勝利するという大事件がありました。

ヨーロッパでも3月に中断していた Six Nations を10月に再開しました。そして秋のテストマッチがこの年は少し遅れて8か国対抗で開催(Autumn Nations Cup)というになりました。YouTube動画を見れば分かりますが、この年のトレンドは「無観客試合の会場に合成した観客の音声」というヤツです。この大会はWOWOW で放送されまして、この年から1年の半分くらいを契約しては解約という忙しい視聴スケジュールになりました。

この年に強豪と言われる国でテストマッチができなかったのは、ともにコロナ禍に苦しむ南アフリカと日本だけ、という状態でした。

12月からは J Sports がハイネケン・チャンピオンズカップ~ラグビー欧州クラブ王者決定戦~を放送したので、まあなんだかんだ放送されたコンテンツは楽しんだ1年でした。

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