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【世界一周どうやるの?】調べても分かりにくい!part1

新緑と青い空がまぶしい今日です。
寒すぎず暑すぎず、爽やかな風と散歩を楽しんでいるとらちゃんです。

さて、本日は世界一周航空券の取り方をご紹介します。
私も最初はこんな素晴らしいチケットがあることを知らず、そして調べても情報が断片的で、なかなか理解できませんでした。
その経験をもとに、具体的にシェアしますね。

以下の順でお話します。

・世界一周航空券とは?
・種類とルール
・値段やおすすめ
・燃油サーチャージ


【世界一周航空券とは?】


私自身、最初に世界一周をしたいと思った時「世界一周航空券」という存在すら知りませんでした。地道に行きたい国の航空券をsky scannerなどでコツコツ購入するのかな?と思っていました💦

実際、世界一周航空券の存在を知らなかった、かつ、あらかじめ行先や日時を決めずにその時の自分の気分や出会いで移動したいという友人は、その時その時で航空券を購入していました。

ただ、初めての世界一周の際は、気の赴くままにより、日本で行きたい国や日時を決めていくことをお勧めします。
なぜなら、数日前に航空券や他の交通機関のチケットを取ろうとすると値段が跳ね上がっているし、行きたい日時のチケットが取れる保証がないからです。

また、長期の旅行中は、ただでさえその場で調べて決めることが多々出てきます。そこに加えて現地で新たに行きたい場所や国のスケジューリングを始めると、想像以上に時間を取られます。せっかく海外にいるのに調べものばかりしていたら勿体ない!

例えば、「空港からホテルへの交通手段」「今日の食事どこに行こうか」「近くのスーパーを探したい」「ホテルから美術館までの交通手段」「コインロッカーの場所」など、その場その場でこまめに調べることはたくさん出てきます。

私はある程度調べて予定を組んで行った方だとは思いますが、それでも、特にヨーロッパ内の移動手段はどれが速いか、安いか、乗り継ぎなど比較していると平気で1-2日過ぎます。そして慣れない土地やサイトと格闘するので疲れます。

ですので、「決められるものはあらかじめ日本で決めてしまう」「決断体力は現地用に取っておく」が私のおすすめの鉄則です。

【種類とルール】
①そもそもの世界一周航空券を選ぶ時の基礎知識をお伝えします。

私は世界一周航空券の詳細は、https://www.sekai1.co.jp/rtw/で知りました。
スターアライアンス(ANA、タイエア、ルフトハンザ、ユナイテッドなど)、ワンワールド(JAL、ブリティッシュエア、フィンエアなど)など、各グループごとに提供されます。

例えばスターアライアンスの世界一周航空券を購入すれば、利用できるのはスターアライアンスに加盟している飛行機のみ、ワンワールドの世界一周航空券を購入すれば、利用できるのはワンワールド加盟の航空券のみです。

私は普段からANAマイルを貯めていたので、スターアライアンスを選択しました。

<スターアライアンスのメリット>
・26社が加盟しており、世界広くカバーしている。
・ルールが分かりやすい。(初心者には特におすすめ)
・ANAのサイトから自身で航路を組める。

<スターアライアンスのデメリット>
・ヨーロッパ(特にイギリス、フランス、スペイン、イタリアあたり)にはスターアライアンス加盟の航空会社がなく、別に格安航空券を手配したり陸路での移動が必要になる。

ワンワールドは何大陸行くか(アジア、オセアニア、ヨーロッパ、アフリカ、北アメリカ、南アメリカ)で決めるので、幅広く旅したい人はスターアライアンス、たくさんの大陸をまたぐより、アジアやヨーロッパなど狭く深くいきたい人はワンワールド、といったところでしょうか。
あとはマイルをどちらのグループで貯めたいかも重要ですね。

①ルール1:飛行機の搭乗は計2回以上16回以内まで。
→もちろん、14回の搭乗でも構いません。

②ルール2:必ず大西洋と太平洋をまたぐ
→日本から東に出て西から戻ってくるか、西に出て東に戻ってくるか)

③ルール3:発券時には16回分の搭乗日時を決めてから。
→旅行を始めてから航路や日時の変更もできますが、手数料がかかります。約2万円/回ほどです。

④ルール4:期限は最初の搭乗日から1年。
→1年以内に必ず日本に戻る必要があります。

【値段やおすすめ】
世界一周堂さんのHP(https://www.sekai1.co.jp/rtw/star/index.html)より引用させていただいた、スターアライアンスの価格表です。

目安では、アジア・ヨーロッパ・北アメリカ大陸を通る場合は、star2、アフリカや南アフリカにも行きたい場合はstar3と言ったところでしょうか。
このほかに、燃油サーチャージや空港利用料は別にかかってきます。ねにゅサーチャージはその時によりますが、自分の経験や他の方の記事を参考にすると、10-20万です。

私が最初star2のビジネスクラスを購入しようとしたところ、98万と提示されたので、追加の空港使用料と燃油サーチャージは16万というわけです。

はい、ビジネスクラスを使いました。世界一周をするなら、声を大にしてビジネスクラスをおすすめします。

だって16回ビジネスクラスに乗れて、100万円でおつりが来るんですよ。
一般的に、フランスへ往復ビジネスクラス乗ったら50-80万円ですよ。

そして世界一周は長旅です。飛行機好きの私でさえ16回飛行機に乗るのはだんだん飽きてだるくなってきました。そして日本からヨーロッパ、ヨーロッパからアメリカ大陸、アメリカ大陸から日本など、10時間越えのフライトを複数回やるんです。エコノミーではやっていられません。

10-20歳代前半の方はエコノミーでも体力的に大丈夫だと思います。ただ私のようにアラサーはエコノミーで2ケタ時間以上はもうきついです。。

そしてビジネスクラスの利用者だからこその恩恵もたくさん享受できます。
★出発前にラウンジを利用できる
→くつろぐ、ご飯を食べる、シャワーを浴びる、PC作業 
をラグジュアリーな雰囲気でできます。

トビリシ空港(ジョージア)の出発前ラウンジ。ラグジュアリー


リスボン空港(ポルトガル)のラウンジの食事



私はケチなので、なるべく空港でお金を使いたくなくて、ラウンジで好きなだけ飲み食いして飲食代を浮かせていました。海外の飲食代は高いので、ラウンジを最大限に利用すること、意外と大事ですよ。
搭乗前にシャワーを浴びることで、機内でも自分の髪や顔のべたつきに嫌気がさすこともありません。

★預入荷物 check in luggageには「PRIORITY」タグ。
→luggage claimで荷物を回収するときも優先的に流れてくるし、何よりロストバゲージの心配なし。だってPRIORITYだから!笑 
仮にロストバゲージなどあったら、ビジネスクラスの搭乗券をちらつかせながら強気で糾弾できることでしょう。

レッドがクールなPRIORITYタグ。

★丁寧な接客を受けられる笑
→特に海外では、どのクラスかによるグラドスタッフCAの態度はロコツに違います。エコノミーはその他大勢としてぞんざいにしか扱われません(悲しいかな、本当です)。
ビジネス以上の利用者は丁重に、エコノミークラスよりも優先的に扱われます。

★フラットシート
眠るときは180度のフラットに座席を倒してベッドにして眠れます。エコノミーのように30度のリクライニングでネックピローをして眠る必要がありません(笑)。当然ビジネスクラスでは寝返りも打てます。

★食事
エコノミーでは1プレートというか、お弁当のように1つの容器にメイン、サラダ、サイドが盛り込んでありますが、ビジネスは違います。フランス料理のコースのように、まずテーブルにはナプキンが敷かれ、前菜→メイン→デザートとそれぞれお皿に盛りつけて順番に出てきます。待遇が違いすぎる(爆笑)


前菜(ターキッシュエア)



メイン(ターキッシュエア)

というわけで、世界一周航空券自体が破格なので、せっかく行くなら頑張って100万貯金してビジネス利用をお勧めします。
エコノミーは50-60万円程度ですが、これだけ優遇や優先権を搭乗のたびに16回受けられて、プラス40-50万はなかなかお値打ちだと思います。

とはいえ、私もいざ100万円決済のときはやっぱり緊張しました~~笑
けれど、憧れって意外とお金を払えばすぐ叶うんだなと今は思います。
学生時代に憧れていたビジネスクラス。意外と手が届いちゃったという感じです。

では、次回は実際にスターアライアンスのページから、自分で航路を作る説明をしますね。
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お読みいただきありがとうございます。
一緒に良い旅を作っていきましょう!

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