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挑戦し易くなった時代とはいえ、何でも試行錯誤は必要「時計修理用の治具製作」

 置時計のオーバーホールをいざ始めてみると、部品の大きさとしては腕時計より大きいので、やりやすいのですが、思わぬ落とし穴に。。

時計を分解していくと、以下のような動力となる ゼンマイ(時針用とアラーム用)が格納されています。

それの何が問題かというと、時計を組んでいく時に、ゼンマイが解けた状態だと組めないのです。。

そこで、力業でゼンマイを巻いた状態をキープしながら、インシュロックで固定しようとするも、全巻きの状態にできてないので、何度やってもうまく組めませんでした

 うーむ、腕時計には専用工具が数多く出回っているが、このサイズの時計用のゼンマイ巻く治具が流通していない模様だ(-_-;)

そこで見つけたのが、👇 のYoutubeチャンネルで扱っている治具

この治具は販売しているようだが、しかし、、これはちょいとサイズが大きい

ということで、この治具の構造をパクって、自作するしかないかという流れになりました。

fusion360という無料で使えるCAD(商用利用は有料)で、さっそく図面を作ってみました

このCADの参考書的なものは、ネットでもかなり出回っているので、これからモノづくりを始めようという方にも大変便利なアイテムです。

いやぁ、こんなのが無料で使えるなんて、いい時代になりました☺

安く済ませようと板金のレーザーカットで作ろうとしましたが、形状的にちょっと難しそうなので、試行錯誤中です。

 次にどこで作るかですが、できれば地元のモノづくりのコーディネーター的な人がいないかと探してたところ、noteにも記事を出されている「モノヅクさん」というところを見つけました。

モノヅク事務局|note

図面を送ったところ、一度オンラインで打ち合わせさせて欲しいということで、どういう使い方をするかなど説明をしました。

しかし、モノヅクさん自体も活動を始めて間もないことや、業者との直接のやり取りでないため、形にするのに時間が掛かってしまいそう。。

発注の際の手数料は取らないという良心的な対応や、クリエーターの作るをサポートして売り出すという考え方には共感できました。

自分でも業者に直接アプローチすべきかもしれないので、検討中

自分で何か新しく物事を始めるというのは、時代的にはやり易くなったとはいえ、やはり試行錯誤する気持ちがないと前に進んでいかないですね!

こういったプロセスも含めて、コツコツ楽しんで進めていきたい


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