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日記 【ジム・ロジャースのインタビュー】

こんにちは。本日YouTubeで2週間前のジム・ロジャースのインタビューを見て、これは早めに共有しておいた方が良いと思ったのでこちらでご紹介する。

ジムは、アメリカが紙幣を刷りまくって世界1番の借金国になってしまった事についてとこれからの世界について彼の意見を述べている。(ちなみに、対GDPだと日本が借金国1位だ。詳しくは以下の世界の今の借金が見れるウェブサイトで確認して欲しい。)

ジムはインタビューで、1。近い将来アメリカの市場に過去最悪の酷い暴落が必ず起きる、2。膨大な借金を抱えることになる若いアメリカ人は不況を生き抜くためのスキルを身に付けて準備するべき、3。数えきれない程の失敗をしたが、一番最初の投資の失敗で学んだのは投資におけるタイミング、余剰資金、情報ギャップについてだった、と語っている。

最初に説明するとジム・ロジャースはまだ日本がバブルだった頃世界の3人の偉大な投資家として、ジョージ・ソロス、ウォーレン・バフェットと名前を並べた人だ。しかし、その後は投資の予想は外れる事が多く、今は偉大な投資家のリストには入っていないし稼いでいるという話も聞かない。

しかし、このインタビューは私の彼に対する余り良くなかった印象を変えた。ジョージ・ソロスはサイコパスなのでジムもそういった類の人かと思ったが、このビデオで彼は見栄を張らず投資が下手だと思っている人だと知った。おまけに率直に自分の過去の間違いを認めていてそこから学んでいる事も。

1番目のアメリカ市場の大暴落については、2年以内だとは思うが自分は投資タイミングが最悪なのでわからないと言っていた。同じタイミングの悪い人間としてそれだけで親近感を感じた。彼は暴落に備えて金と銀を多く所有しているそうだ。又安くなったら買い足したいと言っていた。

2番目の不況を生き抜く為のスキルについては、農業、シリコンバレーで需要が高い様なIT技術、語学等から好きな事又は得意なことを選ぶのを勧めていた。ちなみに彼は自身の娘2人に幼少から中国語を学ばせた。それ以外にも、お金は貯めて投資する物で使う物では無いと教え込んだ。

3番目の人生の失敗については彼は1番の失敗は最初の奥さんとの結婚だそうだ。笑 市場への投資に関しての失敗ならば数限りなくあるが1番最初の投資での大損の話をした。結局投資は売り買いのタイミング、市場が一時的に自分の思っていた方向と反対に向かってもその時期を乗り越えられる余剰資金が十分にある事、そして自分が見つけた素晴らしい投資情報を他の人が知らない場合もあり自分が正しくても考えていた時間枠で投資に勝てない事があると学んだ。

彼は今78歳で市場の浮き沈みを何度も経験してきているので、このインタビューは参考になった。

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