人生を振り返ると定期的にやってきていた、もやもやする時期。今また、やってきました。人間関係や仕事がうまくいかなくて、生きている意味がわからなくなると、もやもやするようです。脳みそにベールがかかっているような感覚と言えばいいのかな。表現は難しいけれど。自分であって自分でないような感覚。いろいろ悩んで考えるのに、ちっともまとまらなくて、毎日ぐるぐるもやもや。そして、なにもかもをやり直したくなってしまう。プロフィール欄をまた書き直しちゃった。

今、コロナ禍の影響でイベントの仕事がなくなってしまったことは事実ですが、そもそも、仕事は減ってきていましたし、「いつまで、この仕事をしていられるのだろう」。それは常に頭にありました。

どうして、前向きな気持ちでいられないのかな。もうずっと悩んでいる、「自分軸がない。他人軸で生きている」こと、「自信がないくせに、わがまま」なことが原因なのかな。

初めての就職先で、うまくいかなくて辞めたくなったとき。違う部署の人でしたが、課長という立場の人に相談したことがありました。

「何か、やりたいことがあって辞めるなら応援する。でも、ただ辞めたいだけなんだったら、どこに行っても一緒だし、辞める癖がつくから、応援できないな」

そう言われて、やりたいことを考えたことがありました。

その時、偶然見かけた「クレヨンしんちゃんショー」。私は、「ショーのお姉さん」になりたい、イベントの仕事がしたいと思って、会社を辞め、イベント業界への道に進むことにしました。

いろいろあって、遠回りしましたが、遊園地で新しくできたエンターテイメントグループという部署に入ることができて、その頃は自分軸で生きていたような気がします。

遊園地を卒業したあと、ご縁がありましてパフォーマーになりました。そして、その関係から、あの頃憧れた「キャラクターショーのお姉さん」という仕事も、何度かさせていただきました。夢は強く望んでいたら、叶うんだなーと感動と感謝でいっぱいでした。

とても充実していました。普通にしていたら経験できない仕事をいただいたり、所属パフォーマーさんが集まる会に参加させてもらったり。

でも、他人軸。自分で営業をしてきていないので、仕事が少ない時期は何もない。。。待っているしかできない・・。そして、与えてもらっているにもかかわらず、わがままを言ってしまうこともありました。今思うと本当に申し訳ない・・。

我が家は、子どもがいません。我が家の歴史マニアさんと二人暮らしです。歴史マニアさんは、シフト制の仕事なので、「定休」がなく、突然、連休になることもあります。そんな相方さんに合わせたいので、「基本的には家にいて、依頼が来た週末だけ働く」というスタイルに満足していました。家にいる時間が長いから、仕事で使う衣装や道具をハンドメイドできるのも楽しんでいました。

私は、誰かの笑顔のきっかけになりたくて、誰かの笑顔に出会いたくてパフォーマンスをしています。ただ、自分に自信がなさすぎて、不安を抱えながら仕事をすることが多いのですが、終わると「楽しかった！パフォーマンスの仕事ができて幸せ！」と思える日々。そんな中、スタチューパフォーマンスに挑戦。運良く大きなフェスティバルに出場させていただける機会が何度かありました。

でも、何か特技があるわけでもない。見よう見まねで始めたので、「そんなのスタチューじゃない」と言われることもある。「スタチューの本質をわかってやってる？」と言われて、答えられなかった。約６年やってきましたが、スタチューは仕事につながらないどころか、大道芸の現場でもあまり受け入れてもらえないこともあって。もっと私に実力があれば違ったんだと思うのだけど。

ステイホーム期間中に、いくらでも勉強する機会はあったはずなのに、そういう努力は何もしないまま過ぎてしまいました。その時は、毎週、紙芝居を作って読むことが楽しくて・・・。今は配信があるのかどうか、よくわからない状態になってしまったのだけど、それも他人軸。自分で配信をしていたわけじゃないから、連絡をいただけたらやるけど、なければ無い状態。

ここから、もやもや期、スタート。

私は、何をやりたいの？どうしたいの？

無理してまでやることじゃないのかも。

雇われて働くスタイルの方が合っているような気がする

もう、諦める時期だよ

資格が取れるパンフレットを眺めてみたり。近所でアルバイトをしている自分を想像したり。あまりの暑さに、エアコンの効いた部屋にいる自分に「おうち最高～」って思ったり。

かと思ったら、風船フラワーを毎月作って、ラジオ局に飾ってもらおうと考えたり、来年１０月に延期になったイベントに向けて、衣装を新しく買ってみたり。

わがままで気まぐれな私のことだから、何かをキッカケに、急にモチベーションが上がるかもしれない。ただ、いちばん大切なのは、家族と過ごす、平凡な何気ない時間だと思えるようになってきました。そして、ただただここに長々と書いただけで、ちょっとスッキリしてきました♪

自分でもよくわからない自分の未来。今は焦らず、ゆっくり進んでいこう。