見出し画像

エトと鳥(大晦日の日記)

大晦日の日記ですが、大晦日の夜に読むには少し長いかもしれません。
お時間ある時にお読みいただけたら幸いです。



エトと鳥

雨上がりの今朝、散歩に行ってきた。
どの家の駐車場にも車があって、さすがは田舎の大晦日。
真新しいしめ縄が飾られている玄関もある。

鳥の群れが飛び立った。
なんていう鳥だろう?
身近にいる鳥の名前を知っておきたいんだけどな。
彼らはまじまじ観察させてくれないよね。

小さな工場は、今日も稼働している。
お疲れさまです。
磨りガラスの窓ごしに、鏡餅の白い影が浮かんでいて、ほっこり。

桜の木と庚申堂があった場所へ。
まだ整地はされていなくて、桜の切り株が濡れそぼっていた。

帰り道、小鳥が近くに来てくれた。
ハクセキレイのような姿形だけど、色はスズメのような…
あっ首もとに黒い月の模様がある!
飛び立って行った時の、羽の裏は白かった。
やっぱりハクセキレイだったのかも。

帰宅すると、手袋の中の手がじんわりと温まっていた。


お昼は天ぷら蕎麦を食べた。
我が家ではそんなに夜更かしをしないから、大晦日の昼に年越し蕎麦を食べるのが定番になってきている。

ほどなくおやつにエシレのクッキーを食べたら、胃にずっしり来て、もう一度散歩へ。
今度は池の方へ向かった。
この前、母がその池でカワセミを見たと言う。
青い鳥をこの目で見てみたい。

池にはカモらしき水鳥が浮かんでいる。
アオサギもいる。白いのもサギかな。

大学の時ボート部で、毎朝のように川に通っていて、微動だにしないアオサギを(オブジェみたい…)と思って、「オブジェック」と名付けた。
それを部の友達に話したら、「エトって天才だよね」と呆れ気味に言われたな~

…なんて思い出していたら、2羽のアオサギがケンカしだした。
かなり激しくて、おろおろしながら見ていたら、今度はタカ(?)のような猛禽類が現れて、アオサギ達に向かってきた。

こんないかつい鳥がこんな人里にいるんだ。
アオサギ達は逃げて行った。
タカはケンカの隙を見てアオサギを狙ったんだろうけど、私にはケンカを収めたように見えた。

結局カワセミには出会えなかったけど、ドラマチックだった。
それにタカなんて、新年を前に縁起が良い。


部屋で一人、note下書きノートに向かっている。
テレビは見ない。
夕飯はご馳走で、少しビールを飲んだから、少しだけ酔っている。

クリスマス頃までにしなきゃいけないことがいくつかあって、それらは無事できたけど、その後のことを何も考えていなかった。
私はそういう短絡的なところがある。

やりそびれたことが色々ある気がする。
まだ明日に、来年に行きたくない気分だけど、否応なしに時は進む。
年の区切りにこだわる必要ないか。

今年は春から生活の変化があって、最初はだいぶ揺れたけど、徐々に慣れてきた。

私は相変わらずながらも、充実感が残っている。


今年最後の記事までお付き合いいただきありがとうございました!
みなさんはどんな大晦日を過ごされているでしょうか。

よいお年をお迎えください。
来年もどうぞよろしくお願いします。



この記事が参加している募集

散歩日記

ここまで読んでくださってありがとうございます。スキ・コメント・サポートなどの反応をいただけると、とても嬉しくて励みになります♪