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音楽家の旅行記 金沢編 -Part8 2日目 午後 -21世紀現代美術館~武家屋敷-


21世紀現代美術館

21世紀現代美術館周辺に到着したものの入口がどこにあるかわからずうろつく。やっとこさ見つかり入館したものの特別展示がある他は能登地震の影響で常設展が開いておらず、結局館内を歩き回る程度で観覧を終わらせてしまったが、意外とそれでも楽しいものだ。あれが有名な例のプールかな、や何だこのエレベーターは透明でしかもワイヤーがないぞとか、他にはお土産売り場を覗いたり、外のモニュメントを眺めたりと刺激になった。美術館前の広場では出店もあったり非日常感を味わうには充分だった。

武家屋敷

美術館のあとはデパートでお土産を買う。加賀棒茶をまとめ買い。そして武家屋敷に向かう。

武家屋敷の小径

武家屋敷の印象は京都のものと構造が非常に近しいように感じた。色彩は京都とは違い石川特有の明るい透明感が強めの印象があり、少なくても京都のような枯れた感覚はない。舞妓さんもいるという話を聞いたが残念ながら出くわすことはなかった。それにしても無料でお庭を開放していて見られるようになっている、おそらく個人邸が多いように思った。昔のお屋敷というか、庭園があり芝があり池か或いは水の流れがあるようなスペースがあり、ある意味典型的なお金を持っているおうちの昔ながらのお家があちこちにあるのはやはり城下町が故なのだろうか。

カフェ

そんなこんなで武家屋敷周辺を歩き回り、疲れたところでカフェに入る。和菓子村上の本店内にあるスペースで一休み。友人はいちごミルクシェイクを注文していたが私は金沢のアルコールに惹かれてしまい地ビールをチョイス。

味の傾向はスイス在住時にたまに飲んでいたスイス地ビールを思い出すぐらいに似た傾向だったがそれ以上に美味しい。ビールの本場であるドイツで様々な美味しいビールを飲んだがこのビールは明らかに日本らしくありながら大手会社のビールともまた違う。スッキリしていながら味が濃く散歩でほてり疲れた体にしみ渡り、なお落ち着いてじっくり味わうにはちょうどよかった。疲労をアルコールで労いグダグダ。心地よいたまらない時間である。暫くしてまた武家屋敷を周り、一通り巡った後にバスで金沢駅まで戻る。まだ時間があるということで前田利家が祀られている尾山神社へ。

尾山神社

尾山神社

この神社が非常にユニークであり本堂の前には象徴的な神門が。しかもここにステンドグラスまである。どうも和、中、洋と三種のテイストが混ぜられた日本でも珍しい代物のようだ。

ギヤマン!
前田利家公

神社の中を歩き回る。庭園とオブジェを楽しんだ。

蓮の葉のオブジェ。カエルが妙にリアル
ゲロゲロ

再び駅に戻り、友人とお別れ。石川の酒が飲みたいと言ったら香林坊・片町に飲屋街があると言われ石川の飲み屋街とはどんな感じなのだろうとふらふらと向かってみることに。

次回に続く。


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