新幹線開業に向けて越美北線沿線を考える会

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新幹線開業に向けて越美北線沿線を考える会

新幹線開業に向けて越美北線を考える会の公式アカウントです。有志メンバーが、越美北線と沿線地域の魅力を中心に発信していきます。

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【web記事まとめ】越美北線沿線地区ガイドブック「越美マニア」

福井市を中心に配布している無料ガイドブック「越美マニア」。 越美北線沿線地区の魅力を紹介しているガイドブックです。 ですが、紙面では紹介しきれない魅力がまだまだある……ということで、web上でも魅力を紹介していきます! 地区に分けて記事をまとめましたので、このページでは各地区への案内をさせていただきます。 こちらのnoteアカウントでご紹介しているのは「新幹線開業に向けて越美北線を考える会」のメンバーと、魅力発見隊関係者の記事です。 「自分も沿線地区の魅力を知っている

    • 【大野市】矢ばなの里

      書き手:伊藤ゆか 矢ばなの里は、大野市の矢地区にある、住民の方によって整備された里山です。環境整備協力金を納めて入場します。 2023年3月19日から4月16日まで「第15回 かたくりまつり」が開かれていました。 敷地には大きな矢のオブジェがあります。 傍に解説看板がありました。 今は遊歩道なども整備され人の手が入っているこのエリアですが、20年前は全く違う様子だったそうです。もともと人の手が入った、生活と密接に関わる里山でした。しかし、燃料を山で採ることもなくなり、

      • 【酒生】左近長者

        書き手:伊藤ゆか 縄文時代から人が住んでいたと考えられている酒生地区。奈良時代には、生江氏の一族が足羽郡の一帯を治め力をもっていました。天神山の古墳群や、篠尾の寺(現存しない。当時としては最大級の五重塔の礎石が残る)などは、生江氏がいたために造られたものではないかと推察されています。(古墳についてはさらに前の豪族のものという可能性もあります。) 篠尾の寺は法隆寺にもひけをとらない規模だった可能性があるそうです。生江氏は東大寺との繋がりが深かったようですので、都と人や技術の

        • 【美山】雪の結晶観察

          書き手:伊藤ゆか 2023年2月15日、JR美山駅の駅舎で「ローカル線の駅舎で雪の結晶観察」が開かれました。 このイベントはふくい科学学園さんと、新幹線開業に向けて越美北線を考える会が協力して開催したものです。 ふくい科学学園さんから、雪の結晶観察に関して様々なことを教えていただきました。 そもそも観察会の場所に美山地区が選ばれたのは、気温が低いからです。 上空の気温が低くて雪が降ってきたとしても、地表に近い場所の気温が高いと、私たちが容器で受けとめる時には溶けかけの状態

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        【web記事まとめ】越美北線沿線地区ガイドブック「越美マニア」

          【美山】市波の、昔の街並

          書き手:伊藤ゆか ガイドブックでも触れていますが、市波は本向寺の門前町として栄えました。商店が多く並んでいた昭和の頃の様子を、地元の方々が記憶をたよりに書き起こしたのが下の図です。 本向寺を目印にスマートフォンの地図アプリなどを参照すると、おおよその位置は把握できると思います。 市波にまちあるきに来た際には、昔の姿に思いをはせながら、今でも残る商店街の名残を探してみてはいたがでしょうか。

          【一乗】糸桜・一乗谷朝倉氏遺跡復原町並エリア

          書き手:伊藤ゆか 毎年、春になると朝倉氏遺跡保存協会さん主催の「糸桜まつり」が開催されます。(2023年は4月8日でした) 2023年の糸桜まつりに行ってみると、今年は暖かく早めに花が咲いたため少し満開を通り過ぎてしまっていました……ですが、それでも美しく、参加者の目を楽しませていました。 まつりの会場は一乗谷朝倉氏遺跡復原町並エリアです。 この「復原」という表記、「復元」ではないのかと思われる方も多いようですが、間違いではありません。 このエリアは発掘資料をもとに正確

          【一乗】糸桜・一乗谷朝倉氏遺跡復原町並エリア

          【東郷】霊泉寺

          書き手:伊藤ゆか 曹洞宗の禅寺で山号は「曹渓山」。地元では「上寺」と呼ばれています。 以下は伝えられている話です。 開いたのは朝倉敏景の息子である九郎右衛門景儀。景儀は禅学の他、武芸の奥を極めた人物で「雷澤大和尚」という僧名をもっています。 元々は一乗谷の成願寺の辺りにあり、寺号は景儀の法名「霊泉殿竹浦昌瑞大居士」に由来します。 越前朝倉氏の滅亡後、1584年に長谷川秀一が第4代の全積和尚に帰依し敷地米を寄進し、御堂を現在地へ移しました。 境内には長谷川秀一の墓があり

          【東郷】永昌寺

          書き手:伊藤ゆか 曹洞宗の禅寺で山号は「東松山」。地元では「下寺」と呼ばれています。 以下は伝えられている話です。 1479年、朝倉敏景(孝景)によって創建され、ご本尊は釈迦如来像。敏景の妻・桂室永昌大姉が息子・以千宗勝を弔うために音頭里橋の近くに建立し、当初は寺号が「永正寺」でした。 同じく永昌の息子・宗滴の菩提寺です。永昌の死後、その法名(桂室永昌)により「永昌寺」に改称しています。永昌と宗勝、宗滴の位牌があります。 越前朝倉氏の滅亡後、長谷川秀一が寺領を寄進して

          【上文殊】豪族・諏訪神九郎

          書き手:伊藤ゆか ※地元に伝わる話を紹介しています。歴史的事実とは異なる可能性があります。 地元で多くの話が残る諏訪神九郎の祖先は神武天皇とされています。神武天皇の第二皇子の末裔である衛門少領徳光が延暦2年(783年)に北山に居住し、50町歩を領有していました。その後、現在の上文殊地区や文殊地区の多くの土地を安堵され治めます。 衛門少領徳光から続く諏訪の一族は約800年間北山に住んでいました。その間、田の開墾に尽力し、徳光用水を最初に開くなど、地域の発展に大きく貢献して

          【文殊】てんしゃば商店街MAP

          書き手:伊藤ゆか こちらは大土呂駅周辺のかつての様子を描いたMAPです。地元では「てんしゃば(停車場)」と呼ばれていました。 地元の澤田通泰さんと山腰喜勇さんが制作されたものを許可を得て掲載しています。 (大土呂駅は北陸本線の駅ですが、文殊地区にとっては重要な駅なのでweb版で記事にしています。) 1896年、大土呂駅ができると駅前には次々と家が建ち、商店や工場もできました。1961年まで貨物の引き込み線があり、線路近くには国鉄なのどの倉庫があったそうです。荷物を積んだり

          【六条】「菓心所 菓子の木」 アートも見られるお菓子屋さん

          書き手:伊藤ゆか JR六条駅から歩いてすぐの場所にある「菓心所 菓子の木」さんは、地元の方を中心に人気のお菓子屋さんです。豊富なラインナップにどれを選ぶか迷ってしまうかもしれません。 2022年の夏にまちあるきで訪問した際は、お米ソフトクリームを注文する人が多かったです。暑い日は魅力的ですよね。 人気商品をいくつか紹介しましょう。 まずは「かすたあけーき」! ふわふわのスポンジ生地の中に、クリームが入っています。こちらは冷凍状態で購入でき、まだ冷たいうちに食べると、アイ

          【六条】「菓心所 菓子の木」 アートも見られるお菓子屋さん

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