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わたしと乃木坂46


はじめに

以下の文章は、乃木坂46デビュー12周年を記念して、2024年2月に書き起こしたものです。内容があまりにも自分語りになってしまって恥ずかしくなり、公開はしないでおこうと思っていたのですが、もうずいぶん日が経ちましたし、そもそも私のnoteを読む人なんてそういないだろう、と思い、しれっと公開してみることにしました。

何度も保険をかけますけど、超超自己満noteなので、本当に時間のある方か、私のことすきすきだよ〜!という方だけ読んでいただければ、わたしはそれで満足でございます。

それでは、参ります。

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乃木坂46のみなさん、デビュー12周年おめでとうございます!

記念すべき本日は、わたしが乃木坂46と共に歩んだ数年間(というよりは、わたしが勝手に後ろを着いて歩いていたと言う方が正解のような気がしますが)のうち、主に出逢いに焦点を当てて書き連ねていきたいと思います。

最近記憶力の低下が激しいので、いろいろと忘れないうちに、文字に起こして記録しておこうと思った次第です。

すべてを綴るととんでもない文章量になってしまいそうなので、とりあえず、わたしのなかで印象的な出来事をまとめてみました。

こう考えると、わたしが乃木坂を知ってから、ずいぶんと時間が経ってしまったんだなあ。

乃木坂46との出逢い

小学4年生の頃の私は、ももいろクローバーZが好きでした。もちろん他のアイドルグループを見る機会もあり、乃木坂46はそのときによく見るグループのうちのひとつでした。

2014年のある日。何気ない瞬間に、バレッタを鼻歌で歌っている自分がいました。あまりにも無自覚な鼻歌だったので、「...あれ、なんか歌ってた。この曲って乃木坂だよね?どんなんだっけ?」とすぐさまYouTubeで検索。これが私の乃木坂ヲタク人生の始まりでした。

皆さんご存知の通り、バレッタのMVは、割としっかりとしたストーリーが付いており、ただ曲を聴くだけでなく、メンバーの顔や演技を堪能できる素晴らしい代物なのですが、それが当時の私には(控えめに言って)ぶっ刺さりまして。元々アイドルという概念が好きだったので、白石麻衣さんや生駒里奈さんあたりは知っていたものの、ここまで美人しかいないなんて、どういうこと...?おかしいおかしい。と半ば混乱しながら、YouTube上にあるありとあらゆる乃木坂関連動画を見漁り始め...。

気づいた時には、乃木坂ちゃん達の沼にどっぷり。手遅れでした。



推しメンとの出逢い

乃木坂にハマり始めた私は、当時の私にしてはちょっと夜ふかしをして乃木坂工事中を見始めることになります。確か、初めてリアタイをした回では、樋口日奈さんが足掛け前回りをしていました。......確か、というか絶対にそうでした。だってあんな衝撃的光景、忘れられるわけないですからね。

そんなこんなで、毎週乃木坂工事中を見ていくうちに、何人か、気になるなあ、というメンバーが出来始めました。全員をしっかりとは覚えていませんが、確かなのは、橋本奈々未さん、伊藤万理華さん、齋藤飛鳥さん、深川麻衣さん、星野みなみさんの5人でした。(多い)

特に深川麻衣さんは、そのクシャッとした笑顔がとにかく可愛くて、チャーミングなほくろも、やさしい性格も、やわらかな声も、ほぼ憧れに近い形で、全てが好きで、仕方ありませんでした。

私の最初の「推しメン」は深川麻衣さんでした。


しかし、私が彼女を好きになってから割とすぐ、深川麻衣さんは2016年1月7日に卒業発表をしてしまいます。

多分、割と早めの段階で、発表ブログを読んだ私は、2階の自室から、1階のリビングにいる母に向かって叫び、泣き、走り、「大好きな人が卒業してしまうんだ」と必死になって訴えたことを今でも覚えています。(母、すごく驚いてた。ごめんね。)

当時中学生で北関東に住んでいた私には、あんなド平日に静岡への遠征なんて出来るわけもなく、いつも通り学校へ行き、ただ、確実にいつもとは違う二日間を過ごしていました。(ちなみに、後の私は乃木坂46SHOW!での卒コン密着映像を見て、号泣します。擦り切れるほど、リピート再生します。)(川後さんセンターのハルジオンも同じ形で、号泣します。擦り切れるほど、リピート再生します。)


左胸の勇気との出逢い

ここからは、今までと比べてもさらにさらに私事ですので、皆さまに読んでいただくには忍びないのですが、個人的にはとても大事なターニングポイントであったと感じているので、少し詳しく書き残しておきます。

中高一貫の私立校に通い始めた私は、学力ごとのクラス分けでなんとか最上位のクラスに入りました。一見喜ばしいことのように思えますが、これがわたしにとって終わりの始まりでした。中学生に、どころか、どんな大人に課してもクリアするのが難しいほどの課題の量。毎日8限まで授業をこなす日々。あまりの過酷さに、先生は日々ストレスを溜めヒステリックになり、友達は身体中に蕁麻疹を作り、胃腸炎になり.....。(うそのような本当のお話。こわい。)

そんなクラスの中で、私は見事に自律神経をおかしくしてしまいまして。なんとか成績面では食らいついているものの、生活態度は壊滅的でした。自分でもコントロール出来ない自分にショックを受け、もう飛び降りようか、とすら、思いました。


ある日の深夜、YouTubeでいつものように乃木坂46の関連動画を見ていると、とある動画を発見しました。それは、(立派な違法転載なので大きな声では言えませんが)1stバスラにて披露された『左胸の勇気』のパフォーマンス映像でした。


夕陽が沈む そのスピードに
なぜか 自分だけ 取り残された気になって
地面に延びる 木立の影に
一人 しゃがみ込んで 怯えてても

そんなに弱くない 弱くない ホントの君を
知っている 知っている 君ならできる
もう一度 立ち上がってみようよ

出典:Uta-Net


人はだれもみな 心臓が 中心にあるんだよ
情熱は いつだって ここから生まれる

ここに手を置けば分かるだろう
筋肉が叫んでいる

もう後に引けない 勇気は左の胸に

出典:Uta-Net


もちろん知っている歌詞ではありましたが、その時の私には、妙に、この歌詞が刺さって刺さって、仕方ありませんでした。

全力で踊るアンダーメンバーのみんながいて、それに対し声援を送るファンがいて。そこにいる全員が生み出すあまりの熱量に、「もう少し頑張って、ただ生きてさえいれば、それだけでもいいのかもしれない。」と思わされてしまいました。つまるところ、『左胸の勇気』という楽曲は、いとも簡単に、その直球過ぎる歌詞によって、当時のどうしようもない私のことを掬いあげてくれたのです。

(余談。特に、永島聖羅さんの踊る姿はまさにシャカリキ、で、見ているだけで元気が湧いてくるものでした。ぜひ、お手持ちの円盤やのぎ動画で確認してみてください。私の命の恩人とも言える永島聖羅さんには、感謝してもし切れません。)


毎日、この動画を見てから学校へ行きました。帰ってきて、どうしようもなくダメな一日だったとき、この動画を見ました。

あの時間違いなく私の人生を救ったこの曲は、今後生きていく上でも絶対に私の支えになってくれることでしょう。この映像に出逢った瞬間から、乃木坂46というグループが、私の中で半ば神的な、絶対的なものとして、ずっと在り続けているのです。


阪口珠美さんとの出逢い

それから何度か握手会に足を運んでいた私ですが、深川麻衣さんは既にご卒業されていたため、なんとなく気になる子のレーンへ並ぶ、というスタイルで、ゆるいオタ活を続けておりました。18枚目シングルの全国握手会では、友達に誘われ、久保史緒里さんのいるレーンに並びましたが、いやあ。本当に真っ白で、笑顔がかわいらしい方でした。

ところで、全国握手会って、結構時間調整難しくなかったです?私、当時も変わらず北関東に住んでいましたし、なによりまだ高校1年生(多分)でしたから、早く帰宅しなければならなくて。もう一度超人気メンバーの列に並ぶには時間がない...!わあ、でも券は一枚余っているし、とりあえずどこか空いているレーンの中で、気になるところに並んでみよう!.......ええい!ここだァ!!!


私「つ、釣ってください!」
?「ひょい!(魚釣りのポーズ)」


........か、可愛いいいいいいい!!!!

見事に私を釣り上げた漁師こそ、当時高校2年生(のはず)の阪口珠美さんでした。

こうして次なる推しメンを運命的に見つけた私は、また精力的に、オタ活を始めました。もちろんバイトもできず充分なお金を持たない学生ですから、細々とではありましたが、阪口珠美さんのここまでの喜怒哀楽には、ひと通り、立ち会ってこれたのかな、と思っております。

時に、あまりの悲しさに推すことを辞めてしまおうかと思った瞬間も無くはなかったのですが、それでも、私はどうしても阪口珠美さんが好きでした。

それに、松尾美佑さんという新たな逸材も見つけました。他にも、まだ名前を挙げてないあの子やあの子だって、私にとっては人生の糧である乃木坂46の立派な一員で、愛すべき、大切な存在なのです。



すっかり、人生のほとんどを、乃木坂46というアイドルと共に過ごしてきてしまいました。まるで自分の一部かのように、乃木坂46に起こる出来事に一喜一憂する日々。おまけに自分の人生のテーマソングまで持ち合わせているときたら、私が乃木坂46から離れられる未来が全く見えないですよね。困ったものです。

乃木坂46は本当に素敵なグループです。時にはあれやこれや不満に感じることもありますけれども、とにかく、あの時バレッタを口ずさんでくれた私へ、本当にありがとう。おかげで私は13年目の乃木坂46を、ファンとして追いかけていられるのですからね。



なんだか上手くまとまらなくなってきましたが、最後に、乃木坂46の楽曲の中から、わたしが最近好きだなと思っている一節を載せておきます。

誰も夢から覚めるけど
せめてその続きを見ようって 寝返り打つよね
目をそっとまた瞑り 楽しかった物語を
一生懸命思い出すんだ

ああ 夢は一度じゃないよ
ベットの中で二度寝するようにまた見てみればいい
きっとあの頃のように いつの間にかワクワクして
叶えるために 夢を見られる

出典:Uta-Net『人は夢を二度見る』


今やわたしの青春そのものとも言える乃木坂46が、この先どんな夢を見せてくれるのか。時にはうまくいかない、夢から覚めそうになる瞬間もあるだろうけど、もう一度、もう一度、って、素敵な夢をたくさん見せてくれるんだろうな。

乃木坂46の未来が楽しみで仕方ありません。

椎名

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