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「デザイン批評」を「デザイナー否定」にしないために

業務で制作をしていると、自分が制作したものに修正指示を受けたり、他人が制作したものに修正指示を出したりする機会が多い。(というかそれが仕事だ)

よく言われていることだが、自分のデザインを否定されると自分の人格を否定されているような気になって傷ついてしまうことがある。しかし、実際そんなことはないので傷つく必要はない。

傷つく必要はないのだが、分かっていてもやっぱり傷ついてしまうのだ。人間だもの。いくら論理的に批評されたとしても、そこに気付けなかった自分の落ち度に凹んでしまう。

この問題の解決は難しいのだが、ある程度軽減する方法はある。

ネガティブなフィードバックはテキストではなく口頭で伝える

ということだ。

チャットでもプロトタイピングツールのコメントでもそうだが、テキストで簡潔に分かりやすく伝えようとすると、どうしても冷たい言葉に感じてしまう。
そういうつもりではないと分かっていても、テキストを見るだけでダメージを受けてしまう。

口頭であれば、喋り方で細かいニュアンスを伝えられるし、相手の反応を見ながら話を進められる。誤解がないように伝わるまで何回も言い直すこともできる。

slackやzeplinは便利なツールだが、それにコミュニケーションを頼りすぎてデザイナーが傷つくのはダメだ。結果的にチームの空気が悪くなったり、建設的な意見が出せなくなったりしかねない。

仕事の大部分はコミュニケーションである。健全なコミュニケーションを心がけよう。

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