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ファンタジー

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もしかしたらこんな世界があるかも?と思わせる様なファンタジーな物語をまとめています。
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記事一覧

俺とクラゲとバス - 手のひらサイズの物語

 現代人は働き過ぎと常々思う。  俺は普通のサラリーマンだ。定時に帰れることばかりじゃな…

『 ぼくのこいびと 』 - 手のひらサイズの物語

 あなたはいつも、優しい笑顔を向けてくれる。  視界いっぱいに広がるその表情が慈愛に満ち…

絵とワードの物語 『深海バーテンダー』

 深海、深淵、うみのそこ。  そこにひろがるまちのはずれ、岩陰にひっそりと開かれたバーに…

絵とワードの物語 『暑気に浮かれて』

 うちわが起こすそよ風が、彼女の肌を撫でていく。  耐えきれない暑さに負けて空中を撫でた…

絵とワードの物語 『いっしょがいいな』

 ブランコを、漕いでいる  戯れる子供達に向けて、ゆらゆらと  うらやましそうに、手を伸ば…

絵とワードの物語 『そうして君に会えたなら』

年に一回会える日は、毎年ちょっと早起きで。 星の川辺に腰掛けて、その足音を探してる。 もう…

絵とワードの物語 『雨に唄う』

 ばらばらばらとビニールを叩く音。  くるくるまわる黄色のレインコートの端に合わせ口ずさみながら踊る姿をぼんやり眺めている自分がいることに、彼女は気付いているのだろうか。  ふわり、彼女が宙に浮く。  傘を掲げて、映画のワンシーンさながらに。  楽しそうに雨と唄う彼女を邪魔したくないから、そうっと息を潜めるけれど、力なく垂れていた口の端が自然と持ち上がり、笑みの形になることだけは止められない。  身体の中に溜まったいやな感情が、さあさあと流れ落ちて行くようだ。  ああ、ぼく

絵とワードの物語 『水底の夢』

 ボートの縁から覗き込んだその先に、彼の知らない世界が沈んでいる。  きらきらとひかる宝…

絵とワードの物語 『いっぱいしゃべるきみがすき』 

 その口は留まることを知らないみたいに、次から次へと言葉を降り積もらせていく。その話が続…

『 華下の誓い 』 - 1分で読める深く心に残る物語

「うわっ!」  大きな音にびっくりした僕の反応が可笑しかったのか、ぴかぴかと光る空を見上…

『 きみとぼくのうた 』 - 1分で読める深く心に残る物語

 うたが聞こえた。  夏休みに訪れた父の実家で、眠れない夜に部屋を抜け出し、海辺を散歩し…

ゆきだるまのおんがえし - 手のひらサイズの物語

私はひとり、家路を急ぐ。  いつの間にか降り出した雪の中、傘もささずに。手にはくしゃくし…