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音楽P(レコーディングイベント)参加レポート:後編

音楽P(レコーディングイベント)参加レポート:中編の続きです。

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収録を終えての質問コーナーと座談会

一通り予定されていた収録を終えた後、Pから松浦さんへ向けての質問コーナーが設けられました。
質問はないか振られた際、細江さんが真っ先に手を挙げられたため、そのまま様々な制作裏話が飛び交う座談会へと移行しました。
その後は、他のPの方々は歌詞の意味を質問されたり、感想を伝えたりされていて、先輩デューサーさんたちは流石だなぁと思いました。
自分も、せめて感謝の気持ちで胸がいっぱいですということだけでも伝えたかったのですが、如何せん語彙力のない自分では↓こうすることしか出来ませんでした。

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曲の想いは伝わったことが伝わったようなのでよかったです。

座談会では、松浦さんが平山さんのことを、歌が上手いというありきたりな表現を飛び越えたものをお持ちの方だと仰られていたことが、自分が褒められた以上に嬉しかったです。
その後も、松浦さんから曲のテーマや歌詞についてのお話や、1stアルバムPIRAMIRiSEを聴いて、平山さんという楽器の美味しいところを余すとこなく活かしたいと思った話などなど、貴重なお話盛り沢山の座談会となりました。

収録音源の視聴

そして、座談会のわずかな時間の中で、大山さんが今日の収録音源をミックスして下さり、いよいよ、皆で通して聴くことになりました。


・・・


ーーはい。案の定涙腺が決壊しました。
ここまでの主メロやハモリ・コーラスだけでも、平山さん成分の過剰摂取で感情のコップ並々だったのに、仮とはいえミックスされたそれは、その上からバケツをぶっかけられた感じでしたので、あふれるのは当然ですよね。松浦さんや渡邊さんも泣かれていましたし。
優しいけれど力強い波にさらわれたような、どんなときでも心を満たしてくれる、そんな風に感じました。(ちなみに水や波で表現しましたが、これは自分の説明が下手なだけで曲の季節とは何ら関係ありません)

あまりにも素晴らしい出来映えでしたが、これはまだ仮のミックスでしかありません。これから更にバランス調整やオケ(伴奏)の収録などが加わり、まだまだ良くなるということを聞いて、期待は高まるばかりでした。

一体どうなってしまうんだと思いつつ、これで収録も終わりかなと思いきや、ここで細江さんから更なる彩りを加える修正のご提案が。
これが世に聞くめがてん細江マジックですか…。

休憩タイムのご褒美

その後、最後の彩り収録も終え、個別対談タイム前の休憩時間に、なんと松浦さんご本人の仮歌を聴かせていただきました。
これまで通して聴かせていただいた平山さんバージョンと比べると、より優しい雰囲気を感じました。
松浦さんご本人の歌声だと、松浦さんが声優:堀江由衣さんに提供された曲と近い印象を受けました。

平山さんの歌唱力の魅力について

仮ミックスの視聴後に制作陣の方々が、「多くのアーティストがハモやコーラスは別の方にお願いすることもある中、全てを自身の歌声だけでこなしてしまう平山さんの歌唱力はやっぱり凄い」というお話をされていて、ふと、平山さんが参加されていた拡張少女トライナリーという作品を思い出しました。

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平山さんの歌声の魅力について書こうとしたら、イベントレポート本線から大分脱線してしまったので、この話は別の記事に。

平山さんとの対談

平山さんは今回の収録について心残りがあったと仰られていたのが印象的でした。今回新たな扉を開こうと、これまでにない歌唱スタイルに挑戦されていたそうなんです。それが出来ずいつもの平山さんの歌唱スタイルになってしまったのが心残りだと。
こちらはいつもの平山さんの歌声が聴けるだけでも有り難いというのに、それ以上を届けようとしてくださっていて、あらためて平山さんの底知れない凄さを感じました。

イベント最後に

最後の〆の掛け声は、前日に引き続き「ぴらみーらいず!」にしようとなりましたが、翌日平山さんが親知らずを抜かれるということで、何故か「おやしーらいず!」&「ぴらみーらいず!」で〆ることに。
イベント終了後は、ご一緒したPの方にお誘いいただき、リモート感想戦で盛り上がりました。思えば、イベントでもずっとぼっちで居続けた自分にとって、はじめて平山さんについて語り合えた瞬間でした。最高でしたね。

イベントを終えてみて

始まる前は、レコーディングだけは現地スタジオで生の音を聴きたいと思っていましたが、リモートだからこそ全編通して参加出来たことを考えれば、今の情勢ではこれが最善だったと思います。
現地参加の場合、収録スタジオのコントロールルームはそこまで広くはないことから、一人か二人ずつに分かれて順番にプロデュースするという予定だったため、収録に部分的にしか参加出来なかった可能性があったので。
厳しい情勢の中、このような貴重な機会をいただけて、
本当に、本当にありがとうございました。
2ndアルバムの完成、楽しみにしています。

あらためて平山笑美2ndアルバムについて

クラウドファンディングの支援受付はもう終了していますが、幸い2ndアルバムの一般販売は既に決定しています。
発売日はまだ未定ですが、現在鋭意制作中のため、プロジェクト公式Twitterのフォローや、Twitterハッシュタグ #平山笑美2ndアルバムなどをチェックして続報をお待ちください。