🍀2023年振り返りと、2024年展望🍀

今回は、2015年から毎年参加している”年越いのちの村”がカウントダウンに重ならないので、自宅でPCに向かって書いております。

11月末にすでに、この1年を振り返る機会がありまして、そこで気付いたのは、「初挑戦」満載だった1年だった、ということ。

画像にまとめてあるのですが、1月のカッコイイ大人吉祥寺支部スタートと元がん家族の虹の保健室スタートを皮切りに、毎月何かしらの初挑戦をしていました。

死ぬまでにやりたい100のこと、とか、バケットリストとかって言うような、生きているうちにやっておきたかったことがいくつも入っています。それを叶えさせてもらえたのは、友人達やBNIでご一緒していたメンバーさんたちや、助け合い事業のお仲間のおかげでした。

元がん家族の虹の保健室では、がんに罹患した方のご家族「がん家族」のサポートをしている一般社団法人Mon ami代表の酒井さんから「筒井さんでないと一緒にやれない」とまで言っていただき、グリーフカウンセラーとして、がんでお身内を見送られた方たちとともにする時間を、月1回持たせていただいています。

実母の看病を経験はしていたものの、私自身はがん家族ではありませんでしたので、私でいいのか？とずっと自問自答しながらではありましたが、12月の回を迎えた時に、やってきてよかったんだと、やっと、認めることができたきっかけがありました。

愛する人の命の力が失われていく姿を支えながら、否が応でも死を受け入れざるを得ないその過程でのがん家族へのサポートが薄い中、自分自身のグリーフを後回しにしながら見送ることが、その後のグリーフを深くするのだろうと思います。どうか、がんに限らず、看病や介護をする人達へのあたたかなサポートが増えていきますように。

2023年、初挑戦中で一番強烈だったのが、4月23日が投票日だった地方統一選挙にて、三鷹市議会議員選挙に無所属で初出馬することを決断した太田みつ子さんの選挙活動で、いわゆる選対本部長と言われるような立場で動いたこと。

選挙活動の応援は、子どもの頃に両親が地元の候補を応援していた時だとか、友人が以前別の自治体で挑戦した時など、ほんの少しだけ様子は垣間見ていたけれど、がっつりと、しかも指揮を執るような形で関わるのは、当然ながら初めてで。

何もわからないところから、たくさんの沢山の先輩方や三鷹市民の皆さまに支えられて、めでたく当選を果たさせていただいたのでした。

自分の判断が三鷹市民約19万人の生活、そして太田みつ子さんとご家族の人生に多大に影響するのだと思うと、1つの市の選挙の1票の重みは決して軽くないと改めて気を引き締め、本気でやらざるを得ず。その本気を教えてくれたのが、吉祥寺のソウルシンガー兼ボイストレーナーの西村知恵さんでした。

太田みつ子さんは5歳の時にお母様をがんで亡くし、その寂しさの行き場がなく泣き暮れる日々、ステップファミリーとなったのちに、中学生で脳梗塞後遺症による半身まひ、という困難の多い子ども時代を経験されていて、そんなみつ子さんから呼ばれたのは、亡くなったお母様から呼ばれたとしか思えず。

みつ子さんは障害者手帳のことを知らされないまま働き30代になって、お子さんを生む時になってやっと障害者手帳の恩恵を知り、また、出産子育てに関する情報の繋がりの無さに気付いて、自ら団体を立ち上げた人です。以来10年間、ボランティア活動ではなく、ビジネス活動として子育て中のお母さんたちのために全力を尽くしてやってきたそのバイタリティ、企画力、営業力、そして行動力は、誰にも真似できないものでした。

そんなみつ子さんが演説中に何度も涙をこらえきれなくなるところを、わたしは容赦なく「堂々と話してほしい」と斬りながら、最後は本当に堂々と、既に貫禄のある演説を見せて下さったそのご努力に、この当選は当然のものだった、と振り返らせていただきました。

太田みつ子さんは公約の中からすでに３つ実現をさせているとのことで、言ったことをやれる人が当選すべき、と、心から思います。

そんなこんなで、三鷹市のことを色々を知ることになった春を過ぎ、まずやったのが、自分の一般社団法人を立ち上げること。子ども若者の居場所づくりをしたいと言いながら実行に移せていなかったのは、個人でかつ1人で動き回っていたからでもあって、本腰入れるならまず法人を作ろう、と、6月15日を設立日にするべく各所のご協力を得て、めでたく登記完了。

私が子ども食堂をやらせてもらっていた場所の真下にオープンしたコワーキングスペースMusashino Valleyとも出逢い、その場所を法人の住所にすることに。上連雀１丁目は私にとって、特別な場所です。Musashino Valleyから日本国内そして世界に影響を与えるビジネスが生まれること間違いなしなので、皆さま、要チェックですぞ。

法人の目的にグリーフサポートという言葉を入れなかったのが良かったのか良くなかったのか、今でもまだ迷っている部分がありますが、その時の直感で書き上げたものをそのままにしました。

法人立ち上げをお祝いかつ応援してくださる方々も多く、周知のためにもイベントに出たらどうかと、お誘いをいただきまして、何百個と餃子を作ることに。一人で仕込んで作るのは200個が限界だと、身をもって知った経験となりました。

いただいた応援で他にも、5月のバースデードネーション、3月の児童養護施設の小学生が卒業式で袴姿になるためのご支援もあり、有志の方たちから頂戴しました。心から感謝申し上げます。

貝出汁しゃぶしゃぶの”おだしのだしお”さんとは様々な形で絡ませていただいて、思った通りに実現してめちゃくちゃありがたかったのが、コミュニティ餃子スナックの実現。吉祥寺のおむすびスナック吉祥寺さんでほぼ毎月1日ママをやらせていただいていたのを、おむすびスナックが業態変更をされるタイミングでちょうど、三鷹でスナックをやり始められることに。餃子をネタに、色んな人とその場で再会できて、本当にありがたいことでした。

三鷹のアツい人達と沢山出逢わせてもらえたのも、だしおさんのおかげでした。ぶらり途中下車の旅にご出演されてから連日満席、大盛況で、ふらっと行けるお店ではなくなってしまいましたが、オーナーアスカさんの心意気がこれからも様々な形で世間に知れていくことを心から願っております。

11月くらいになって、この1年私のスピリチュアル面でサポートしてもらっている笹原みささんから「もう拠点になる場所借りちゃいなよ」と後押しをもらって、早速物件探しをスタート。良いなと思っても先に別から申し込みが入ってしまうなど、運と縁とタイミングがピッタリ合うかどうかで出逢いが決まるというのを改めて感じる次第でございます。

2024年の始めには、場所を借り始められると信じていますが、運営方法は借りてから考える、という、完全に勢いで動いている次第。

どうしていくかを一緒に考えてくれる人たちが周りに居るのは、本当に心強いことです。

何をするにも、一緒に走ってくれる仲間を巻き込むことが、2024年に絶対必要なこと。自分の器を大きくしていくことが、この1年にかかっています。

年始からそのために研鑽する流れを実現する繋がりが夏ごろからできていて、ありがたいご縁に繋がる運の良さをひしと感じています。

そこで学んだことを、自分がスピーカーになって話すこと、その場を共にする人達とともに考えていくことで、世の中みんなが助かる仕組みを創り上げる力にしていこうと思います。

2024年の1文字は、何にしようかなぁ。とここで考えてみると、落ち着く、決着をつける、帰着する、着工する、の、「着」にしようかな、と決めました。

誰にでも「おかえり」と言える場所を、2024年には作ります。

2024年、皆さまの日々に、しあわせを。どうかよいお年をお迎えください。

また来年も、どうぞよろしくお願いいたします。