思ったより○○していないことがたくさんある JAMログ#2

No Borders さん主催の「自分の中にARTを持て」ワークショップ 2日目に参加してのセルフログです。ここまでの 2回で、いつもの「見る」がどれだけ曖昧だったかじわじわと感じました。


見たいものや必要なものしか見ていない

自分は周囲を観察しているタイプだと思っていました。いつも歩く道のあそこにポストがあるとか、この店にはこれが売ってる、この色とあの色は同じだとか、この車のフロントガラスはすごく角度ついてるな、あの人いつもとメイクが違うなとか。いろいろ。

自分のこともよく見ているつもりでした。毎日洗ったり、コンタクトを入れたり、メイクしたりしている顔。何をするにも必ず使う手。肌の色や爪の形。

それらを改めて見てると発見まみれ。目は思っていた形と違うし、皮膚のキメは細かいところと粗いところがある。眉毛の流れは左右で全然違っていて「毛流れをよく見て書き足す」っているアイブロウのTips は知っていたけど全然見ていなかったわ…と思ったり。


そういえば「聴く」も全然できていなかった

コーチングを学び始めた時に「今までどれだけ人の話を聴けていなかったんだ」と反省したことを思い出しました。

本気で聴くって超疲れる。次に自分がなんて発言しようかとかじゃなく、話を予測せず、ただその人が何を言いたいのか、外側の言葉と内側の思いはどんなバランスなのか、どんな顔で、声のトーンで、どんなことが頭に浮かんでいるんだろうかということに集中する。わかっていてもなかなか聴けないものだと未だに思いますが、まさか「見る」もこのありさまとは。


二度あることは三度ある

聴いてなかった、見てなかった、と来たら。多分私は、味わいきれていないし、香りきれていないし、触りきれてもいない。自分の五感を使い倒せる余地がまだめちゃくちゃある。もっと言えば第六感的なものもまだまだ冴えるんだろうなぁ。

サバイバルしたいわけではないし、野生的ななにかとはちょっと違うんだけど、せっかく持っているいろんな感覚をもっと使いたい気持ちです。

それで、その後どうしたいのかはよくわからないけど。


そしてデッサンを習いたくなった

JAM Day2 が終わって、ブルーピリオドを一気に見たくなって全部見て、また自分の手を見て、「この皮膚の感じとかシワとか骨の影になっている部分とか、まともに描こうとしたら真っ黒な絵になるんだよなぁ」って思って。

「写真も結局光を操ってるんですよ」って言われた話を思い出し、目が色を認識するのも光の反射によるっていうのを理科で習った気がしてきて。

それを白黒で表現しようとしてるデッサンすごすぎ。自分が見たものを書き込む技術を習ってみたいって思いました。

そしてそこからまたぐるぐる考えて、「楽器、歌、外国語、いろいろ習いたいと思っても本腰入れていない自分。ここでまたデッサンとか言ってるけどこれも気の迷いなのか〜〜どうなんだ」と自問自答。

うん、すごく楽しいしすごくカオス。

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