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アコーディオン弾きの青年

公園にひとり、青年がいた。
アコーディオンを弾いている。

カメラを軽く構えて、こちらに気づくのを待つ。一瞬目が合うと同時にカメラを指差して、「撮ってもいいか」とジェスチャーする。
青年は、一瞬戸惑いながらも、頷くわけでもなく、「いいよ」という空気を出してくる。
数枚、シャッターを切る。
軽く挨拶すると、青年も、今度は頷いて挨拶してくれた。

いい写真だ、と勝手ながらに思う。いいやりとりだった、と。


………
この前のエントリーを書いているときに、この写真を見つけて、それについてのブログ記事を読んでいたら、このやりとりをしたことを思い出しました。そのままの転載です。こんなのがいい。とてもいい瞬間でした。写真やって良かった、と感じるときの一つです。

ちょうど100本目の記事らしいので、これを挙げておきたいと思います。

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