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ストロベリー・ノスタルジック

京都・奈良EU協会
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2023年の1月が終わろうとしています。
寒いですね。日本列島ブルブルふるえてます。
でもこの時期はいちごの美味しい季節でもあるんです。いちごは11月から5月ごろまで店頭に並ぶのだそうですが、その間に味が変わっていきます。

イチゴ、イチゴ‥イチゴときたら映画『いちご白書』が頭に浮かんでしまいました。「なんでやねん!」のツッコミはおいといて〜笑、そんなこんなで映画を観たり、音楽を聴いたりして、スタッフのみんなと1960年代から70年代という懐かしい時代へタイムスリップしています。

〈学生運動に思いを馳せ‥〉
スタッフの島本眞紀さんの学生時代の思い出はまるで映画の中のワンシーンのようです。
懐かしいバンバンの歌。
この1960年代から70年代、アメリカは他にどんな映画があって、どんな曲が流行ったのかについても中村象さんが語ります。

1967年「俺たちに明日はない」(Bonnie &Clyde)そして1969年「イージーライダー」Easy Riderについて‥。
60年代初頭から70年代のアメリカはどんなだったんでしょうか。「いちご白書」の時代背景の説明:誰にでも青春はあったし、なにかに一生懸命になっていた時代の普遍性、いつくしむ過去は誰にでもあると思うから。
それを優しく懐かしく補ってくれるのが、音楽であり映画、文学、そばにいた大切な人たちや思い出の品だったのではないでしょうか?

青春時代の思い出はその頃聞いていた曲と記憶の中でセットになっています。
1969年に発表された中川五郎というフォークシンガーの「うた」という曲がとても印象的でした。
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今はもう長すぎるコンチェルトなど
聴いている時ではない
駆けていって抱きあげなければならない
怪我人で世界は埋まっている
今はもう誰かのキャンバスの景色など
見続けている時ではない
走りよって最後の言葉を聞かねばならない
疲れた人で世界は埋まっている
今はもう眠っている間に作られる罠を
知らないふりしている時ではない
血の吹き出る声で知らせなければならない
陰謀で世界は埋まっている
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当時の若者の多くははクラシック音楽とかのんびり聴いたり絵画を鑑賞している暇があったら「行動」しなくては、何とか世界を変えなきゃという「焦り」のようなものを感じていたのです。
それには「手を取り合って」道を共に探らなければいけないという共有感覚があったのですが(現在は)そういったものは個人的な利益や関心に取って代わったという感じがします。

🎼RUNNING WATERS by Jason Shaw is licensed under a Attribution 3.0 United States License.
https://freemusicarchive.org/music/Jason_Shaw/Audionautix_Acoustic/RUNNING_WATERS______________2-46/
🎼SOLO ACOUSTIC GUITAR by Jason Shaw is licensed under a Attribution 3.0 United States License.
https://freemusicarchive.org/music/Jason_Shaw/Audionautix_Acoustic/SOLO_ACOUSTIC_GUITAR_3-11/
🎼A Stranger's Map of Texas by Michael Chapman & The Woodpiles is licensed under a Attribution-NonCommercial 3.0 International License.
https://freemusicarchive.org/music/Michael_Chapman__The_Woodpiles/NATCH_7/03_A_Strangers_Map_of_Texas/
🎼The Spirit of Russian Love by Zinaida Trokai is licensed under a Attribution-NonCommercial-NoDerivatives 4.0 International License.
https://freemusicarchive.org/music/Zinaida_Trokai/Soul_Sand/Zinaida_Trokai_-_The_Spirit_of_Russian_Love/

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