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「おとぎばなし」の深〜いお話

京都・奈良EU協会
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おとぎばなし(御伽噺)が、子供に読んで聞かせたりする絵本やお話のことを意味するようになったのは明治時代以降のこと。それ以前は全然意味合いが違いました。

そもそも御伽とは、夜、身分の高い人の寝床に入ってお相手をすることだとか。お相手と言っても、お話のお相手の他にもいろいろなお相手がありますが…。
どうやら「伽」という漢字には、一晩中そばにいる、という意味があるようです。

それをきいて、私は、王様に夜な夜なお話を語り聞かせて生き延びたシェエラザードという女性のことを思い出しました。そう、「シンドバッドの冒険」や「アラジンの魔法のランプ」など『千夜一夜物語』の語り部さんです。

今回はこんなお話に、バッハが眠れない伯爵のために作曲した「ゴルトベルク変奏曲」を添えてお届けします。

🎼 Goldberg-Variationen, BWV 988 (Bach, Johann Sebastian)
Aria, Variations 1-16
Variations 17-30, Aria da capo
Glenn Gould (piano)
Columbia Masterworks, 1956. ML 5060.
Public Domain - Non-PD US
Source: Internet Archive
https://archive.org/details/gould-glen-1956-goldberg-variations-by-bach-side-b-archive

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