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海の忘れもの〜忘れ潮〜

京都・奈良EU協会
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7月17日は「海の日」、国民の祝日。
私たちが子供の頃と比べると祝日や連休が増えました。
「海の日」とは「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う日」だそうです。


そんな「海の日」に因んで、大好きな言葉をご紹介します。
「忘れ潮」 

海の潮が引いたあと、砂浜や磯の岩場に置き去りにされていったような水たまりのことです。潮だまりとも言います。
この潮だまりを覗いてみると、小魚が泳いでいたり、カニやヒトデ、きれいな貝がいたり…思いがけない発見をします。
忘れ潮の中に取り残された生き物たちに会える場所なんですね。

私たち人間も、時代という流れの中で、色々なものを置き去りにしてきました。もしかしたら忘れられていくものの中に、大切な事、これから私たちが生きて行くための大切なヒントが隠されているかもしれませんね。

「海の日」には、この忘れ潮を覗き込むように、遠い記憶を呼び戻してみるのもいいかもわかりません。

今宵の音楽は「アンナ・マグダレーナのための音楽帳」から聴いて頂きました。
この音楽帳はまるでバッハ家の「忘れ潮」:家族の遠い記憶が詰まっています。

🎼 Notebooks for Anna Magdalena Bach (Bach, Johann Sebastian)
Rami Bar-Niv (piano)
Creative Commons Attribution-NonCommercial-NoDerivs 4.0
Partial selection (YouTube) https://youtu.be/breNjWRCaGY

📸 Huỳnh Tuấn Ngọc
https://pixabay.com/ja/users/htn1707-5913730/
https://bit.ly/3XRNDbM

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