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「再会」: FF7 REBIRTH

初めに言う。

最高のゲームだった。
これまでプレイしたゲームの中では間違いなく、そしてこれからプレイするゲームを加味しても1番と言えるかもしれない。

クリア後、かなり気になることが増えたのでFF7オリジナルと、FF7Rも再度プレイしてみて、幾つか気になる点ができたので列挙する。



ネタバレを大いに含みますので、未プレイ、未クリアの方はブラウザバック
されますよう。



・前提(確定事項)

・本作のFF7Rは複数世界線によって構築されている

・その複数世界線の創造・移動には虹色の光が象徴的に描かれる

・世界線の区別は"忠犬スタンプ"の犬種と星の数で区別できる

・セフィロスの目的

まずこの考察をする上で、私の大前提の考えとして、
FF7Rの世界線(五つ星の忠犬スタンプ)はFFVIIオリジナルの世界線とは別である。
ということと、
世界線が違うと時間軸もズレている
ということ、
ジェノバ細胞による能力で別の世界線を見ることがある
ということ。

FF7Rでは、クラウドが度々ジェノバ細胞による(と考えられる)ノイズが走った後に未来予知をすることがありました。
これにより、リバース発売まではクラウド2周目説等が囁かれていたわけですが、リバースにて複数世界線であることが説明されました。

そして、全ての世界線が同じ時間軸では進んでいないことは"四つ星の忠犬スタンプ"世界線で明らかです。
この世界線では、ザックスが魔晄中毒状態のクラウドを連れてミッドガルに戻ると、既に魔晄炉爆破、7番プレート崩壊 が起こっている世界。
普通であればザックス達が着くミッドガルは魔晄炉爆破前のはずですが、どうも時間軸がズレています。

となれば、クラウドが度々していたあの未来予知は、ジェノバ細胞がライフストリームから別の世界線の記憶を読み取った結果見ることができた映像なのではないでしょうか。
オリジナルの時間軸は既にDC以降まで、或いはあの500年後まで進んでいて、ライフストリームはその記憶を持っている。そして、五つ星の忠犬スタンプの世界線のクラウドがジェノバ細胞でライフストリームから記憶を読み取る。
これであの未来予知のようなものが起こっていたのではないでしょうか?

※これであれば、FF7原作の世界線ではきちんとFF7ACに繋がるので、「FF7ACに繋がる」という発言も嘘ではないですし、DCでのジェネシス復活の伏線を回収することも可能になりそうです。

この仮説があると、疑問だったセフィロスの行動に辻褄がついてくるんです。

リバースチャプター14で、セフィロスをみやぶると「運命の番人を従え、再誕した。」と書かれていました。
セフィロスは運命の番人を従えています。
そのフィーラーを使ってエアリスの白マテリアから記憶を抜いて透明なマテリアに変えさせてるんです。

これオリジナル世界線のホーリーの事知ってますよね?オリジナル世界線での失敗を払拭するために、早い段階でホーリーを止めに来てるんですよ。

セフィロスもジェノバ細胞の能力でオリジナル世界線の結末を見てるとしか思えない。

※エアリスはそのセフィロスの目的を掻い潜り、別の世界線から白マテリアをクラウドに持ってきてもらい、ホーリーを発動させる準備を整えました。更に白フィーラーを従えたような描写まで。
そりゃあ、「お前をみくびっていた」なんてセフィロスに言われるわけですよ。

そして、五つ星の忠犬スタンプ世界線がオリジナル世界線では無いと思える根拠がもう1つあって。
この世界線がオリジナル世界線と同じであるなら、セフィロスはこの世界線に全ての世界線がリユニオンする事を望まないと思うんです。
自分自身の目論見が失敗しているから。
なので五つ星の忠犬スタンプの世界線はオリジナル世界線ではない。

これらを纏めて考えてみると、
セフィロスの目的は、全ての世界線がリユニオンするこの世界線において自身の目的を達成させること。
若しくは、
自身の目的が達成できた世界線に世界をリユニオンさせること

だと思います。

・四つ星の忠犬スタンプの世界線

この世界線についてもかなり考察の余地が残されました。
この世界線はかなり誤解しやすいと思うんですよ。
リバース初っ端から瀕死状態の主人公一行が映し出された時、
「ザックスが生存し、クラウドがアバランチとして行動しなかった世界線ではこうなるんだ。」
って思いませんでした?
私もそう思ってたんですが、「アバランチメンバーの、元ソルジャーでバスターソードを所持した男が行方不明」という連絡が新羅の間で行われてるんですよね。
これ明らかにクラウドの事で、アバランチメンバーと共に行動してたことが伺えるんですよ。

ザックス&魔晄中毒クラウドがこの世界線に誕生した事で、元々この世界線にいたクラウドが消えた。

と考える方が自然。

そしてビックス&マリンですよ。
この2人明らかに五つ星の忠犬スタンプ世界線の記憶持ってね?世界線移動してきてんじゃね?と思いましたよね。
でもこの2人がこの世界線に移動してきた根拠とか理由が見当たらないんですよ。
となると元々この世界線にいた、と考えるのが自然かなと。

つまり、7番プレート崩壊付近までは四つ星、五つ星の忠犬スタンプ世界線は全く同じ運命を辿っていた。 しかしザックス&魔晄中毒クラウドが現れ、元々のクラウドが消えたことであの惨状になった。これが四つ星の忠犬スタンプ世界線の正体ではないでしょうか。
で、この世界線はクラウドもエアリスもザックスも生きている世界線なんですよね…。
夢、見ちゃいますよね。


・世界線の移動条件

エアリスとクラウドが五番街デートをした最後、クラウドだけが世界線を移動する際に再会の花が消える演出がずっっと気になってたんです。
"この世界線のエアリスとは二度と再会できない"的な象徴なの?寂しすぎない?って。

そこで思いついたのが、再会の花が世界線移動の力を持っていて、世界線を繋げ、役目を終了させたから消えたのではないか?
ということです。
クラウドが落ちていったのは元々花が咲いていた場所ですし、ザックスが世界線を移動して、クラウドと共闘する場面の前でもザックスは再会の花を手にしています。

再会の花を手に受けるザックス

そして最大の謎だった
"ゴールドソーサーの舞台裏のお菓子、四つ星の忠犬スタンプ"問題も…
LOVELESSでクラウドが再会の花を手にしていた後なので説明が付く…(のか…?)

チャプター12 舞台裏の忠犬スタンプ菓子
LOVELESSにて、再会の花を手に受けるクラウド

ちなみに、クラウドがこの花を受けたのはエアリス歌唱中なんですよ。
「エアリスが書いた歌詞が叶うような世界、それが四つ星の忠犬スタンプの世界線だよ。」という示唆なのかもしれません。

やはり四つ星世界線…期待せずにいられない…

と、以上で締めたいと思います。
中々に妄想多めな考察でしたし、帰りの電車で一気に書いたので、推敲も何もなく、お見苦しい日本語が多々あるかと思いますが多めに見てやってください。


本当に最高のゲームでした。
何よりザックスという男に私は何回も泣かされてしまう。
ビックスと、クラウドのどちらかを助ける選択をする時に、クラウドを選択した時の理由ときたら、もう。ザックスに流した涙で砂漠にオアシス1つは作れてしまいそうです。
どうか、幸せになって…。

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