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Spotifyまとめで振り返る個人的2023


はじめに

 お疲れ様です。2023年も残すところ後一か月なので、spotifyまとめを使いつつ今年を振り返ろうかと思います。

2023 Wrapped


トップアーティスト

 トップはsyrup16g。去年まではほぼ聴いてなかったので、今年になってすごい勢いで聴きました。全アルバムを網羅しましたし、ライブDVDまで購入するというハマりぶり。怖ろしい。初期の『Sonic Disorder』と最新アルバムの『うつして』があるのが面白いですね。最近では『Kranke』が好きです。
 

めでたく上位0.1%に

 the pillowsは以前から聴いてたんですけど、ライブに行くということでたくさん聴きましたね。
 スピッツは最新アルバムが出たのでまあまあ聴きましたが、去年まででほとんど聴いていたので、順位はあまり伸びず。あとライブ前は意識的に聴かないようにしてたのもあるかも。
 the beatlesはそんなに聴いてないと思ってましたが、聴いてたんですね。『now and then』も繰り返しは聴いてないし。
 アジカンは今更『ワールドワールドワールド』にハマって、狂ったように聴いてました。これと『サーフブンガクカマクラ』しかアジカンは聴いてないのに、ランキングに食い込んできてすごい。
 ミスチルがランキング外になったのは、最新アルバムがサブスク解禁遅くて、CDで聴いてたからでしょうか。それ以外のアルバムもそんなに聴き返してなかったけど。

My Top Song2023

『美しい鰭』は発売時にめちゃめちゃ聴いてましたね。最近はあんまり聴いてなかったけど。 基本的にアルバム単位で聴く人間なので、同じアルバムの曲が多いです。ジミヘン、クラプトンもちらほら。

よく聴いたアルバム

  • 『ひみつスタジオ』/スピッツ

 スピッツの最新作。『美しい鰭』がどうしても目立ちますが、相変わらず良い曲が多いです。同じくタイアップがついた『ときめきpart1』は目立たないですが、バンドサウンドとソロのバイオリンが巧い感じに調和した良曲。メンバー全員で歌った『オバケのロックバンド』、民謡の歌手をを取り入れたハードロックナンバー『未来未来』など、新しい試みもふんだんに見られる。
 お気に入りはライブで先行披露してた『Sandie』。ギターソロが力強くて良いです。コロナ禍を意識してたからか優しめ・明るめな曲が多いので、次はダークなスピッツも見てみたい。

  • 『copy』/syrup16g

 syrup16gの事実上の1st。代表曲『生活』が収録されている。徹頭徹尾内省的。暗いと言えば暗いのだけど、どうしようもなく人間の「リアル」を映し出している。心なんて一生不安だし、誰もが負け犬だし、楽したいだけだし、土曜日なんて来ないと歌い続けるけど、「他の誰にも代われない 君と僕の顔が」という一節に帰着するのが美しすぎる。『copy』を一通り聴いてきて、『土曜日』のラストの叫びとギターを聴くとそれだけで泣きそうになる。
 お気に入りは『君待ち』、『パッチワーク』、『土曜日』。

  • 『coup d'état』/syrup16g

 後に「クーデター失敗」と本人は語るが、間違いなく世界と自分自身に噛み跡を残した傑作。『神のカルマ』、『天才』、『coup d'état~空をなくす』などライブ定番曲も多いので、最初に聴くのもおすすめ。『copy』よりも荒々しく攻撃的で、とにかく叫びまくっている。カラオケで歌うと楽しい。4ピースバンド過激派だった私が3ピースバンドに屈する原因になったアルバムでもある。syrup16gはシングルをほぼ出さないので、アルバムの世界観が統一されているのが素晴らしい。そういう叫びまくり中にファルセットを駆使する『ハピネス』なんかが入ってると、その歌詞がよりしみ込んできてヤバい。
 お気に入りは定番だが『My Love's Sold』、『神のカルマ』、『天才』、『ソドシラソ』。

  • Les Misé Blue/syrup16g

 ここにきて一気に時代が飛んで最新アルバムです。syrup16gは一旦解散し、再結成してそれ以降『Hurt』、『Kranke』、『darc』、『delaidback』と精力的に音楽を発表してきましたが、解散前の楽曲の方が人気があると言わざるを得ない状況でした。私自身どれも好きなのですが、わりととっつきやすい『Hurt』以外の三作は、入門者には勧められないかな…。
 しかしこの『Les Misé Blue』、とても素晴らしい作品です。音やボーカルは洗練されていて、荒々しいのが好きな人は物足りないかもしれないけれど、程よくまとまっています。あとやたら韻を踏むのが巧くなってる。
 コロナ禍を経たからこその曲『うつして』は歌詞もギターも最高。他にも珠玉の名曲が揃っています。これといったリード曲はないですが、一曲一曲が聴きやすくなっています。
 お気に入りは『Everything With You』、『Alone in Lonely』、『診断書』、『モンタージュ』、『うつして』、『May be Understood』、『深緑のMorning glow』。

  • RUNNERS HIGH/the pillows

 今年はライブに行くので後半pillowsは色んな曲を聴いていたのですが、前半聴きまくってたこのアルバムの曲が多数ランクイン。
 『RUNNERS HIGH』はpillowsの中でもパンク色、やけくそ感が強い。が、それだけに尽きるわけではなく、pillows節「アウイエ」を過去最大に使用しているのになぜか感動的な『NO SELF CONTROL』、サウンドが面白く単なるロックバラードに留まらない『Bran-new Lovesong』、そしてラストを締めくくり、力強く導いてくれる『確かめに行こう』など緩急があるのがとてもグッドです。
 ポップすぎないpillowsを求める人にはお勧め。
 お気に入りは『NO SELF CONTROL』、『Wake Up,Frenzy!』、『Midnight Down』、『確かめに行こう』

  • ワールドワールドワールド/ASIAN KUNG-FU GENERATION

 全然アジカンには触れてこなかったので、今更。今年友人におすすめされて聴きました。
 『ワールドワールドワールド』は結構コンセプチュアルというか、ビートルズの『Sgt…』を意識して作られたらしく、曲間のつなぎとか最初と最後に似た名前の曲が配置されているところとか似ています。
 私はプログレやコンセプトアルバムが大好きということで、これにもすっかり合いました。ラストナンバー『新しい世界』はロックシンガーや彼らを取り巻くファン、もしくは世間の人々揶揄したような歌詞が特徴的で、「音楽」をテーマにした曲ってやっぱ良いよなあってなります。
 お気に入りは『トラベログ』、『ナイトダイビング』、『新しい世界』。

  • Layla And Other Assorted Love Songs/Derek&The Dominos

 クラプトンのライブに行くにあたって、彼のキャリアを追いましたが、これを一番聴きましたね。クリーム時代の『White Room』『Sunshine Of Your Love』、ソロ時代の『Wonderful Tonight』『Tears in Heaven』などの有名曲こそ収録してないものの、『Layla』が入ってることを抜きにしても大名盤です。
 サウンドこそ昔っぽいものの、飾ってない感じがしてとても良いです。
 一番のお気に入りは『Bell Bottom Blues』。最初聴いたときは衝撃でした。切ないギターとボーカルが最高。

  • The Rise and Fall of Ziggy Stardust and Spiders from Mars/David Bowie

 こちらも今更ながら。やっぱりコンセプトアルバム好きだなあってなります。歌詞こそすべて分からないものの、タイトルとかからも厨二心を刺激されます。
 コンセプトアルバムとか関係なく、一曲一曲の出来が凄い。ギターもとてもかっこいい。意外と色々な趣の曲があって飽きずに満足でき、40分以内に収まっているのが驚きである。
 お気に入りは『Soul Love』、『Ziggy Stardust』、『Rock'n'Roll Suicide』。

聴いた時間

 去年が40000分代だったので、結構減りました。原因は就活の勉強があったり、付き合いが増えたりですかね。去年がこもりすぎた。

トップジャンル

 見てもらえば分かる通り、洋楽の割合がだいぶ減りました。プログレ系とoasisが軒並みいなくなりました。
 pink floydもoasisも去年漁りすぎたんでしょうね。というかsyrup16gにハマりすぎたのが全ての原因。

参加ライブ歴

  • 4/15 ERIC CLAPTON LIVE AT BUDOKAN 2023

  • 6/21 SPITZ HIMITSU STUDIO JAMBOREE TOUR '23-'24 仙台サンプラザホール

  • 7/17 SPITZ HIMITSU STUDIO JAMBOREE TOUR '23-'24 やまぎん県民ホール

  • 9/21 SPITZ, the Kebabs, go! go! Vanillas, フラワーカンパニーズ ロックのほそ道 仙台GIGS

  • 11/10 the pillows LOSTMAN GO TO CITY 2023-24 仙台Rensa

 過去一ライブ行った年でした。とはいえ五本ですけど。
 一番感動したのはクラプトンですかね、やはり。ジョンもフレディもカートも亡くなった後に生まれた私にとっては、クラプトンなんて生きる伝説ですよ。ギターの一音で泣きそうになりました。ほぼMCなしでずっとギター弾きながら歌ってるのやばいですよあの人。素晴らしい経験でした。チケット高かったけど。
 ロックのほそ道も含めればスピッツは三回参加。欲を言えばアリーナツアーにも行きたかったけど、ホールはホールで近いのでOK。山形なんて前から二列目でしたし。とても緊張しました。初日分の感想についてはこちら
 ケバブスはめちゃめちゃ楽しかったし、バニラズはエネルギーを感じたし、フラカンは見るの二回目だったけど、最初の2曲が前の2バンドと方向性違いすぎて大丈夫か、ってなったけどライブを精力的に行うバンドとしての格を見せてくれました。
 pillowsも念願の初参加。詳しくは別記事で。
 ミスチルはまーチケット取れないです。来年の仙台に期待かな。

まとめ

 今年は邦楽いっぱい聴いたので、来年は洋楽いっぱい聴きたいですね。最近気になってるのはRadioheadとか、Ramonesとか。
 今年もお疲れさまでした。来年も良い音楽に出会えることを祈っています。
 

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