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登園したくないときにやってみたこと

まだHanaが4歳くらいのこと。
園の駐車場で、園に行きたくなくて泣き出してしまうことが2〜3回ありました。「行きたくないーーー!!」って感じで。

そんなときどうしますか?
僕が選んだのは、登園する前になんで嫌なのかじっくり話を聞くことでした。どうして嫌なんだろう。

話を聞いてみると…

いつもは軽快に園の門まで行ってくれるHanaが泣き出すなんて。それで話を聞いてみると、どうも家族と離れたくない。そんな気持ちが渦巻いていたようです。

その気持ちを尊重しながら、駐車場で20分くらい話を聞いていました。最初は泣くのに必死で言葉が出てこなかったHanaでしたが、やがて気持ちは落ち着いてきて、自分の足で自ら園へと向かって行きました。

泣いている子どもがいると、門まで強引に連れて行き先生に引き渡してから、親は早く出て行くように促されるものです。でもなんとかポジティブな気持ちで園に行って欲しい。そんな僕の考えもあって、ゆっくり話を聞くに徹したら、うまいことHanaは乗り気になってきたのです。

子どもも大人

よく思うのですが、子どもにも意思があり、泣いたりショックを受けた裏には大人とおなじ感情があります。

「なぜだろう?」
ちょっとだけ子どもの視点に立ってみませんか?

「ウチの子なに考えているかわからない」
そんなときこそ冷静に分析してみたり、外部の相談員さんに相談してみるのもいいと思います。感情の起伏が激しいとき、必ず理由があるのですから。

Hanaはありがたいことに、2~3回登園するのにぐずっただけでした。小学校もなにも嫌がらず進んで登校してくれています。
しっかりと嫌なことに向き合った土台があるからこそ、小学校にもうまく順応できているのだと思います。

やはり子どもの話をよく聞くことは大切なことですね。
子どもだからといって、ないがしろにしていては、反抗期がやってきたらとてもじゃないけど対処できないでしょう。有無も言わせないほど抑圧したら反抗期になにもなかったかのようになるでしょうが、それでは子どもにとって重大なトラウマを生むことになってしまいます。

育児は楽しいこともあればむずかしいこともあるものです。
親としては常に愛情を持って接してあげたいですね。

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