見出し画像

高尾山 花を探して

2022年4月9日。
タカオスミレは今が見頃…見たいな〜と高尾山へと向かいました。
タカオスミレが咲くのは沢沿いの湿り気のある半日陰。という事で日影沢から出発という計画です。
JR高尾駅発8:02の小仏行きバスに乗ろうかとバス停に向かうと

長蛇の列。えっ?何これ?
「8時12分発は3台のバスになります!」とのアナウンス。
乗れる?ん?…と思っていたら、すぐ後ろの男性がスマホで話す声が聞こえて来ました。
「〇〇(会社)の〇〇(名前)です。予定のバスで向かおうとしてるのですが、登山の人が多くて、乗れないかも知れません。」って。
お仕事かな?先に乗せてあげたい。
でも、3台のバスは無情にも出発して行きます。
次のバスは2台。
乗れました。

そんな訳で20分遅れで日影バス停から出発しました。
今回のカメラはSONY a7ⅢにMicro-NIKKOR 55mm f3.5。
山の花もマクロでチャレンジです。

スタート地点では

ツツジ

バイモの仲間
アミガサユリかな?
と花がお出迎え。
歩き出しても

ニリンソウ。

ナガバノスミレサイシン

マルバスミレ

サクランボじゃないけど…可愛い!
ヤブコウジ
なんて、撮り始めて…全然先に進みません。

これは???

エイザンスミレ
高尾山はスミレの宝庫と言われていて、多くのスミレが咲いているそうです。

ニリンソウ。本当に可愛らしい花。

これも何でしょう?
キケマン…というのの何かかな?

本当に前にもなかなか進まないうえに、下ばかり見ているので、当初の計画ルートの分岐をしっかり見落として、歩いてました。
…もちろん、かなり先まで気付かず。

ミヤマハコベ

セントウソウ

朝の光はやっぱり気持ち良い。芽吹きを照らし、春の山を感じる事ができます。

ミヤマカタバミ

沢に沿って、ユルユルとした上り道の林道

ミミガタテンナンショウ
小さいと少しは可愛げがあるかな。
この辺りまで来て、ようやく分岐をスルーした事に気付きます。

矢印が本来行こうと思ってた東尾根ルート。
〇が気付いた地点。
もう戻りません。
だって、まだ本来見たかったタカオスミレにあってない!
と思って沢沿いを少し進むと

ご対面!タカオスミレです。
花の咲いている時期に葉っぱが紫っぽくなるのが特徴なんだそうです。
ルートの見落としは、タカオスミレが「こっちだよ〜!」と呼んでいたからかも。
きっと、そうだよ。

ミヤマカタバミ

たまに車も来る林道です。
でも、足元には小さな花や春の芽吹きがいっぱいです。

タチツボスミレ

ヤマルリソウ

沢の向こう側に白い花がいっぱい
もちろん

渡ります。

ニリンソウの群生です。可愛い〜!
林道に戻って

ヨゴレネコノメ。ネーミングがちょっと可哀想。
脇の木の株から何やら音が…

姿は見えませんが、ニホンアマガエルかな?
家族でいるのか賑やかでした。

花もだんだん少なくなりだしたので、周りを見渡すと

水場発見!
コップは使わず手ですくって一口。
美味しい〜!
水が豊富なのですね。
そういえば、林道も

かなり濡れてる所が多かったです。
そんな林道で

UberEATS?
配達中?それともバッグを見せたいの?つ

林道歩きも飽きて来たので…って思っていたら、少し前を歩く人が左折。
付いてっちゃえ!

木の橋を渡り、登山道っぽくなりました。

そんなにキツくはないけれど、ずっと登り。
この登山道でも

タチツボスミレ

ノジスミレ

ミミガタテンナンショウ
なんかが咲いています。

こんな道を登る事、30分位だったでしょうか…辿り着いたのは見知った場所。
冬に霜柱を見に来たもみじ台の北側の迂回路。

霜柱が咲いていた所にもヒカゲスミレ。

ちなみに…当初の予定ルート

実際は

かなりのショートカットでした。
ここにいるなら、もちろん「もみじ台」へ。

富士山はうっすらと見えました。
あっ、この日の初富士山!

そして、もちろん

細田屋さんの「なめこ汁」。
やっぱり美味しいな〜!
そして、頭上には

かなり散ってはいるけれど桜。

さて、帰りますか!(まだ、10時50分)
高尾山頂には行かずに5号路から6号路へ。
階段登って来る人いっぱい〜!

6号路、列になる程の人の波。
少し途切れてもまたって感じで

各種スミレ、シャガ、山吹なんかが咲いてたのですが、写真を撮るなんてお邪魔行為は出来ない感じ。

少し空いた所でニリンソウ。こちらの方が暖かいのかな?みんな開いていました。

琵琶滝まで一気に下山。
ここまで来たら、次の目的地へと急ぎます。

お地蔵さんの横を通り過ぎ

ムラサキハナナ

アメリカスミレ

八重桜

ケーブル乗り場の前の桜はそろそろお終い。

シャクヤクも咲いてました。
さてと、目的地はここ。
12時前に到着です。

ひとっぷろ浴びて

いただきまーす。
さらに

いただきまーす!

窓の外は駅。
あまり遅くならないうちに…引き上げます。
京王線に揺られ、揺られ…ウトウトしながら、着いた所は新宿駅(当たり前)。

あれ?
そして、何故だか

増えた?
撮った?
何だかイレギュラーばかりの1日でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?