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8/6。

みなさんこんばんは。しんちゃんです。今日は広島生まれ広島育ちの僕にとっては特別な1日でした。


正直、昨日の夜、インターン先でオンライン飲み会をしているときには何も思いませんでした。夜中の2時になり、お酒も回っていたのですぐに寝ました。いつもならお酒が入っていると赤ちゃんくらい寝てしまうのに、今日は不思議と6時に目が覚めました。


何故だ?と思いつつ、時計を見ると8月6日の文字が。なるほど、起きないといけなかったのか、そう感じました。


8時15分。NHKから流れる鐘の音とともに1分間の黙祷。実にこれが22回目の黙祷です。毎年欠かさず黙祷を捧げています。


一年に一回くらいですが、真剣に平和のことを考えます。これが当たり前じゃないと再認識する時間です。そして今の僕たちがすべきこと、しなくちゃいけないことを考えます。僕は徐にslackのアプリを開き、インターン生全員に向けて以下の文章を綴りました。


【広島県民として】

8月6日。広島県民にとって、とても大切な1日です。幼き頃から原爆のこと、平和のことを考える機会がありました。それは夏休み中でもわざわざ登校日として学校に行き、みんなで黙祷をするほどです。


直接目の当たりにしたわけではありませんが、まるで経験したかのように、この日だけは悲惨な広島の姿を思い出します。


平和の押し付けをするつもりはありません。人それぞれ信じている正義は違うから。ただ、日本を復興させてくださった祖先の思いがあります。僕たちはそれを伝えていく義務があります。広島県民として、その義務は全うする所存です。


どうか、今日だけ、1分間だけ、黙祷の時間を取ってくれませんか。原爆で亡くなられた方、原爆からの復興に命を捧げてくださった方に、追悼の意を込めて。


すると、広島県民でないメンバーの方の何人もからいいねのスタンプをもらいました。それだけでなく「黙祷したよ」「忘れたくないよね、私も黙祷した」とみんなからメッセージが来ました。正直、こんなあったかい世界があることに涙を流しそうでした。


この涙は自分が辛かったとかの、涙ではないかなあと。恐らく昔の祖先の方達が待ち望んだ光景じゃないかと。それが今目の前に広がっていることに嬉しさを覚えました。「世界平和」に近づいていることを実感しました。


僕たちがすべきこと。
僕たちがしなくちゃいけないこと。


それは8月6日を風化させないこと。

そうですよね。

偽善でもいい。

この日だけでもいい。


言葉に移し、行動に移すことがとても大事です。

未来の日本は僕たちが作っていくんだから。


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