岳南鉄道に乗り，吉原の町に行ってつけナポリタンを食べる。途中でいい景色を眺めましょう。

　「岳南鉄道」は，静岡県の富士山のふもとを走る全長9.2kmのローカル線。工場群の間を走る夜景でちょっと有名です。

　新幹線の静岡駅または三島駅から東海道線に乗り換えて吉原まで。吉原で岳南鉄道に乗り換えます。ホームは少し離れています。一旦改札から出て線路沿いを歩くか，ホームを静岡駅方面に戻るかどちらかでしょう。

出発時刻が来ていましたが（乗り継ぎ時間4分）結構乗る人がいて，切符を買うのを待っていてくれました。ローカル線ならでは。

切符は硬券。終点の岳南江尾まで。岳南江尾では，記念にくれました。

終点の岳南江尾。ここから折畳み自転車で吉原市内へ戻ることにします。歩いてもいいですよ。

町中を歩いて（走って）いると，ふつうに富士山が見えます。このあたりの人にとっては富士山が見えるのがあたりまえの風景です。

浅間古墳に寄りましょう。静岡県内でも最大級の古墳ですが，未発掘だそうです。鳥居は比較的新しいですね。案内板がなければ普通の神社と思うでしょう。

浅間古墳は少し山の方にあがったところにあるので，振り向くと茶畑の向こうに駿河湾が見えます。この時期，新茶の緑が鮮やか。

湧水公園。富士山の伏流水であちこちに湧水があるのです。有名なのは柿田川や三島の湧水。きれいな水が湧いています。

その近くに竹採公園。竹取物語と縁があるらしいです。中には水琴窟がありました。

吉原商店街へ。意外なことに，シャッターがおりている店が多いです。
ここが，つけナポリタン発祥のアドニス。

つけナポリタンはこれ

左下のカードに，食べ方の流儀が書いてあります。
　その一　よくつけて食すべし
　その二　チーズをからめて食すべし
　その三　半分食べたらレモンを麺にかけるべし
つけ汁にはマッシュルームや卵が入っています。

徒歩でしたら吉原本町から岳南鉄道でＪＲ吉原に戻りましょう。
自転車ならちょっとがんばって富士川まで。タイトル写真のように鉄橋をわたるのぞみやひかりが撮れますよ。